HDDをより小さいSSDにクローンする方法【Windows 11対応】

この記事では、クローンソフトウェアAOMEI Backupperを使用して容量の大きいHDDを容量のより小さいHDDまたはSSDにクローンする方法を紹介します。興味がある方、ぜひご覧ください。

Akira

By Akira 最終更新日: 2024年09月14日

共有: instagram reddit

実例:HDDをより小さいSSDにクローンできます?

 

 

私は250 GBのHDDを150 GBのHDDにクローンする必要があります。250 GBのHDDは95 GBの容量だけを使用してしまったので問題がないと思います。それを容量の小さなHDDにクローンできるプログラムがありますか?試したすべてのツールは同じまたはより多い容量を要求します。ドライブはすぐに壊れそうです。そのため、損失が発生する前に解決策を見つけないといけません。

- あるユーザーからの質問

大容量HDDから小容量SSDへクローン

なぜ、容量の大きいHDDから容量の小さいHDD/SSDへクローン?

上述のような同じ理由で古いHDDを新しくて小さなドライブに置き換える必要があったことがありますか?HDD障害やハードウェアのアップグレードにより、今大きいドライブを小さいドライブにクローンするのは珍しくありません。特にSSDはコンピューターユーザーの中で益々普及している時、容量の大きいHDDを容量の小さいSSDドライブにクローン(コピー)するのは少なくないかもしれません。

SSDのプロパティを考えると、ブートドライブだけをSSDにクローン、そしてHDDを補助記憶装置として使用するのは賢明な動きとみなされます。とにかく、容量の大きなHDDを容量の小さなHDDにコピーするのに適切な方法を見つける必要があります。

HDDをより小さいSSDにクローンするツール

Windowsドライブを容量の小さなドライブにクローンするためのソフトウェアを選択する時、そのソフトは必要なオプションを全部持つことを確認します。クローンはWindowsの標準ツールがない機能です。ですから、サードパーティ製のソフトウェアを探したほうがいいです。ウェブサイトでクローンソフトウェアを検索する時、一部は有料ソフトウェアであり、一部は同じまたはより大きい容量のHDDだけにクローンすることをサポートするのを見つけます。

容量の大きいディスクを容量の小さいディスクにクローンするために、専門クローンソフトウェアAOMEI Backupper Professionalを使用したいかもしれません。AOMEI BackupperはWindows 11/10/8/8.1/7、Windows XP/VistaなどほとんどのWindows OSをサポートします。以下はクローンに関する主な機能です:

ディスククローン:Windows、アプリケーション、設定、ユーザーファイルなどを含むすべてのデータを1つのHDDから別のディスクにクローンします。
パーティションクローン:特定のパーティションから別のパーティションにデータをクローンできます。NTFSドライブ、FAT32ドライブなどのクローンを作成するために使用できます。
インテリジェントクローン:プログラムはデフォルトでこのオプションを使用して、ソースディスク/パーティションの使用済み部分のみをクローンします。これにより、大容量HDDを小容量SSDにクローンできます。クローン作成の進行中に、パーティションは小容量SSDに合うように自動的に調整されます。唯一の前提条件は、小容量方のドライブが大容量方のドライブ上のすべてのデータを保持するのに十分な大きさである必要があるということです。   
SSD 4Kアライメント:SSDのパフォーマンス(読み取りと書き込みの速度)を向上させ、その寿命を延ばすのに役立ちます(このオプションは最終確認ページに表示されます)。
複数のディスクブランドに対応:Crucial HDDからSSDへのクローン、HDDからSamsung SSDへのクローンなどを実行できます。
Proの無料体験版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

それで、今すぐ安心してこのソフトウェアをダウンロードして容量の大きいHDDを容量の小さいHDD/SSDにクローンしましょう。

ステップバイステップガイド:HDDをより小さいSSDにクローン

ここでは、セキュアブートでより大きなHDDをより小さなSSDにクローンするための2つのガイドを紹介します。ビデオではクローン作成プロセスをより直感的に説明し、グラフィックチュートリアルではこの操作の詳細を説明します。まずビデオチュートリアルを確認して、それからグラフィックチュートリアルで詳細を確認することをお勧めします。

どのチュートリアルを確認しても、小さいドライブにクローンを作成する前に、いくつかの準備が必要です。

  • 小さいSSDディスクをコンピュータにインストールし、検出できることを確認してください。初期化されていない場合、まずディスクの管理で初期化してください。

  • お使いのコンピュータがノートパソコンの場合、SATA-USBケーブルまたはアダプタを準備する必要があります。

  • 2つのディスクスペースを確認し、大きい方のドライブを掃除して小さい方のSSDを装着します。

  • 大きい方のドライブと小さい方のドライブのディスク・パーティション・スタイル(MBRまたはGPT)を確認します。両方ともMBRまたはGPTを使用している場合、パーティションスタイルを変換することなく、ハードドライブを直接クローンすることができます。そうでない場合、変換してください。一番簡単な方法はこのソフトのパーティション編集機能を使うことです。

ディスクパーティションスタイルのチェック:

  • 「スタート」ボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。クローン先のディスクとクローン元のディスクを右クリックし、「プロパティ」→「ボリューム」タブをクリックし、「パーティションのスタイル」でディスクのパーティションスタイルを確認します。

パーティションスタイルの確認

  • 大容量ファイルを転送して容量を確保したり、システムバックアップやディスクバックアップを作成して、人為的ミスによるデータ損失やシステムクラッシュを防ぐ必要があるかもしれません。

ビデオチュートリアル(英語):

グラフィック・ステップバイステップ・チュートリアル:

ステップ 1. PCに小さな容量のドライブを接続します。AOMEI Backupperをインストールして起動します。「クローン」をクリックして「ディスククローン」を選択します。

ディスククローン

ステップ 2. 大きなドライブをソースディスクとして選択します。

ソースディスク

ステップ 3. 小さなドライブをターゲットディスクとして選択します。

ターゲットディスク

ステップ 4. この操作はデフォルトでインテリジェントクローンを使用するので、何も変更する必要がありません。「開始」をクリックするのは十分です。

開始

ヒント:
「セクター単位のクローン」をチェックしないでください。このオプションは大きいドライブ上のすべてのスペースをクローンします。そうすれば、大きいドライブを小さいドライブにクローンするのに失敗します。
ターゲットドライブからOSを起動することを確保するために、大きなドライブを取り外すか、BIOSでブートの設定を変更する必要があります。
「パーティションを編集」をクリックして、「パーティションのサイズを変更せずコピー」、「各パーティションに未使用領域を追加」(推薦)、「パーティションのサイズを手動で変更」を選択できます。
もし小さなドライブはSSDである場合、「SSD 4Kアライメント」をチェックするのは非常に推薦されます。この機能はSSDのサービス寿命を延ばすだけでなく、その読み込みと書き込み速度を向上させます。

パーティーションを編集

ステップ 5. (オプション) より大きなドライブをより小さなSSDと交換し、そこからブートしてみます。クローン化したドライブから自動的に起動しない場合は、BIOSで起動の優先順位を変更して再試行する必要があります。

Bios

ヒント:
① クローンSSDディスクの最高の性能を得るために、NVMe SSDにWindows 10をクローンすることをお勧めします。なぜなら、NVMe SSDが一番速いからです。
②Windowsを起動しないで、より大きいHDDをより小さいSSDにクローンするために、このソフトウェアで起動可能なメディアを作成し、そこから起動し、ディスククローンを実行することができます。

クローンしたドライブが起動しない場合の対処法

オペレーティングシステムの破損、ブート関連パーティションの紛失、操作ミス、ブート順序の間違いなど、様々な原因でクローンハードディスクドライブが期待通りに起動しないことがあります。

このような状況に直面しても慌てないでください。クローン作成は複製を作成するだけなので、元のハードドライブに害を与えないことを理解してください。それから、この記事に従って、クローンSSDが起動しないのを修正する方法を詳しく説明します。

まとめ

5つの手順だけで、HDDをより小さいSSDにクローンできます。クローンの他にAOMEI Backupperは他の有用な機能を沢山持っています。例えば、壊れたHDDからデータをバックアップできるし、Windowsを起動せずにHDDをバックアップできるし、小さいSSDにOSを移行できるし、ブータブルメディアを作成できるし、異なるハードウェアまで復元できます。

Akira
Akira · この記事を書いた人
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。