NVMe SSDをより大きなNVMe SSDにクローン/コピーする方法

NVMe SSDがデータに対して小さすぎる場合は、Windowsを再インストールせずに、NVMe SSDを別のより大きなSSDドライブにクローン/コピーできます。

Machi

By Machi 最終更新日 2023年08月24日

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NVMe SSDに換装

NVMeは、Non-volatile Memory Expressの略で、市場で最も短いデータレイテンシを備えた最速のSSDであり、コンピュータの高速化に役立ちます。ただし、長期間使用すると、コンピュータの速度が低下し、ディスク容量が不足する場合があります。これは、コンピュータに多くの新しいアプリやゲームをインストールするためです。

しかし、NVMe SSDのパフォーマンスを体験したなら、おそらく他の種類のSSDに切り替えたくないでしょう。したがって、パソコンのパフォーマンスを向上させるために、一部のユーザーは今のNVMe SSDをより大きなNVMe SSDに換装したいと考えています。

この場合に、NVMe SSDのクローンを作成することをお勧めします。クローンを作成すると、Windows 11/10/8/7および以前にインストールしたアプリを再インストールする必要がなく、古いSSDにあるすべてのデータを新しいSSDに移行することができます。非常に便利で、時間と手間をたくさん節約できます。

ssd

NVMe SSDにクローンするための最高のツール

Windowsにはクローン機能を搭載していないので、Windows 11/10/8/7を再インストールせずにすべてのデータを新しいSSDに移行するには、サードパーティー製のSSDクローンソフトウェアが必要です。

ここでは、1億人を超えるユーザーに愛用されている専門的なディスククローンソフト-AOMEI Backupper Professionalを使用することをお勧めします。このソフトを使用して、いくつかのクリックだけで、古いSSD全体またはSSDにあるOSのみを新しいNVMe SSDにクローンすることができます。直感的でわかりやすいインターフェースを採用しているので、初心者でも気軽に使えます。

また、機能性と互換性の面から次のようなメリットがあります:

ディスククローン:異なる種類、サイズ、メーカー製のディスクを簡単にクローンでき、クローンした後、クローンしたディスクからコンピュータを正常に起動することができます。
インテリジェントクローン:デフォルトで、使用されているセクターだけをクローンするので、大容量HDDを小容量SSDにクローンすることが可能です。また、この機能は、クローン時にソースディスクにある不良セクターをスキップするので、不良セクターによるクローン失敗を避けることができます。
パーティションを編集:ターゲットドライブがソースディスクより大きい場合に、この機能を使用してターゲットドライブのパーティションを手動か自動で調整することができます。こうすれば、クローン完了後、ターゲットドライブに使えない未割り当て領域が作成されないことを確保できます。
SSD 4Kアライメント:この機能により、クローン完了後、NVMe SSDの読み書きと読み込み速度を一層向上させることができます。
バックグラウンドで実行:クローンはバックグラウンドで実行されるので、クローン作業中、パソコンを通常通り使用することができます。
全Windows PCに対応:Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。Windows Serverのユーザーの場合、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。

PCでNVMe SSDをより大きなドライブにクローンする方法

このセクションでは、古いSSDをより大きいNVMe SSDにクローンする方法をご案内します。開始する前に、まず次の準備作業を行う必要があります。

  • クローンした後、クローン先のディスクにあるすべてのデータが上書きされるので、クローン先としてのNVMe SSDに重要なファイルがある場合に、事前に他の場所にバックアップしてください。新品SSDである場合、フォーマットせずに、クローンを直接行えます。
  • デスクトップパソコンを使用しており、使用可能な空きスロットがある場合、NVMe SSDを直接パソコンに取り付けます。「参考記事:M.2 SSDの取り付け

取り付け

  • ノートパソコンを使用する場合または空きスロットがない場合、NVMe SSDをNVMe SSDの外付けケースに入れて、USBケーブルを介してパソコンに接続します。NVMe SSDの外付けケースを持っていない場合、方法2をご利用ください。

外付けケース

  • 下のボタンをクリックし、AOMEI Backupper Professionalをダウンロードしてインストールします。
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準備作業が完了したら、次の手順に従ってクローンを行いましょう。ここでは、2つの方法をご紹介します。自分の状況に応じていずれかの方法を選ぶことができます。

方法1. クローン機能を使用する

手順 1. AOMEI Backupper Professionalを開きます。メイン画面で「クローン」をクリックし、「ディスククローン」を選択します。システムのみを移行したい場合は、「システムクローン」をご利用ください。

ディスククローン

手順 2. 元のNVMe SSDをクリックしてソースディスクとして選択します。

ディスクを選択

手順 3. 新しいSSDドライブをクローン先ディスクとして選択します。

ターゲットディスク

手順 4. 「操作概要」画面で、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れ、「開始」をクリックしてNVMe SSDのクローンを開始します。

開始

✎ノート:
 より大きなSSDへクローンする場合、「パーティションを編集」機能の使用を検討します。これは、未割り当て領域を残さずにクローン先ディスクのパーティションサイズを調整するのに役立ちます。
 古いSSDの1:1複製を作成したい場合、「セクター単位のクローン」にチェックを入れてください。この機能によって暗号化されているディスクを解除せずに直接クローンすることができます。しかし、ソースディスクにある空白セクターや不良セクターもクローンされるので、ご注意ください。

これで、新しいNVMe SSDからPCを起動することができます。BIOSで起動順位を変更して、正常に起動するかどうかを確認しましょう。

方法2. バックアップと復元機能を使用する

パソコンにNVMeドライブ用のスロットがだけ1つあっており、外付けケースを持っていない場合は、データを別のNVMe SSDに移行するためもう1つの方法があります。それは、古いSSDを外付けHDDまたはNASにバックアップしてから、新しいSSDに復元することです。

手順 1. AOMEI Backupperを開きます。「バックアップ」→「ディスクバックアップ」をクリックして、NVMe SSDのイメージを作成します。

ディスクバックアップ

手順 2. バックアップが完了したら、「ツール」→「ブータブルディスクの作成」をクリックして、コンピュータを起動するためのブータブルメディアを作成します(作成した後、PCから取り外しないでください)。

ユーティリティ

手順 3. 古いSSDを新しいNVMe SSDと交換します。交換できたら、PCを起動します。パソコンメーカーのロゴが表示されると、パソコン/マザーボードのメーカーによって特定のキーを連打し、BIOSに入ります。

BIOS起動キー

手順 4. (*BIOSの種類によって操作が異なる場合があります)矢印キーで「Boot」タブに移動し、USBメモリを最初に起動するドライブとして設定して、「F10」キーを押して、変更を保存し、BIOSを終了します。これで、パソコンがブータブルUSBから起動されます。

BIOS

手順 5. AOMEI Backupperのインターフェースが表示されます。「復元」をクリックし、イメージバックアップを選択して、新しいNVMeディスクにディスクバックアップを復元します。

パスをクリック

プロセスが完了したら、新しいNVMe SSDからコンピュータを起動できます。新しいSSDからPCを起動するために、起動可能なメディアを安全に取り出し、PCを再起動すればよいです。

まとめ

AOMEI Backupperを使用してNVMe SSDをNVMe SSDにクローンすることは、より高いパフォーマンスを得るために、ディスクをより大きなディスクにアップグレードしたい場合に最適です。それは、システムの正常な動作とデータの整合性を保証できるからです。

また、PCにNVMe SSDスロットが1つしかない場合、クローンを作成するために、バックアップと復元機能を使用できます。クローンと同じ効果が得られますが、やや面倒くさいです。

最後までありがとうございます。弊社のメールは「[email protected]」で、もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。@(o・ェ・o)@

 
Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。