解決済み:クローンしたディスクに未割り当て領域がある
小容量ディスクを大容量ディスクにクローンした後、「クローンしたディスクに未割り当て領域が残っている」という問題に遭遇しましたか?この記事を読んで、ディスクの管理とサードパーティー製のディスククローンソフトによって、それを修正する方法を学びましょう。
問題:クローンしたディスクに未割り当て領域が残っている
最近、ディスククローンはパソコンユーザーの間でますます人気が高まっています。ディスククローンは、オペレーティングシステム、アプリケーション、個人ファイルなどを含む、あるハードドライブから別のハードドライブにすべてのデータをコピーすることを指します。さらに、クローンしたドライブは元のドライブと同じパーティションスタイルとファイルシステムを維持するので、ソースドライブの代わりとして直接使用することができます。
次のような場合、ディスクのクローンを作成する必要があります:
- お使いのディスクの容量が不足している場合に、より大きいディスクにアップグレードします。
- パソコンのパフォーマンスを向上するには、HDDをSSDにアップグレードします。
- お使いのディスクが故障した場合など、緊急時に使えるディスクを作成します。
しかし、一部のユーザーは、小容量ディスクを大容量ディスクにクローンした後、空き容量が変わらないことに気づきます。それはクローンしたディスクに未割り当て領域があるからです。未割り当て領域はデータの保存に使用できないため、他のパーティションに結合しなければ、小さいディスクをより大きいディスクにクローンする意味がありません。
ディスクの管理で未割り当て領域を既存のパーティションに結合する方法
ハードディスクをクローンした後、未割り当て領域を処理するために、Windowsの標準ツールであるディスクの管理を利用することができます。詳細については、読み続けてください。
ステップ 1. 「PC」を右クリックして、「管理」オプションを選択します。ポップアップウィンドウで、左側のパネルにある「ディスクの管理」をクリックします。
ステップ 2. 拡張したいパーティションを右クリックして、「ボリュームの拡張」を選択します。そして、ウィザードに従って、プロセスを完了させます。
拡張するパーティションの右隣に未割り当て領域がない場合、ディスクをダイナミックディスクに変換するよう促される場合があります。よくわからない場合は、「ダイナミックディスクに変換すべきか」をご参照ください。
未割り当て領域を作成せずにより大きいディスクにクローンする方法
「クローンしたハードディスクに未割り当て領域が残っている」問題を解決するために、クローン中に未割り当て領域を処理できるディスククローン専用ソフト-AOMEI Backupper Professionalを使用することも可能です。このソフトは:
- ディスク全体、システムのみ、または特定のパーティション(複数可)のクローンを作成することができます。
- 異なるサイズのハードディスクのクローンを作成する場合、クローン先のディスクの容量を最大限に利用するには、「パーティションを編集」機能で、そのパーティションのサイズを手動/自動で調整することができます。クローンしたハードディスクに未割り当て領域が残っている問題を回避します。
- デフォルトで、使用されているセクターのみクローンするので、大容量ディスクから小容量ディスクへのクローンが可能です。また、不良セクターをスキップするので、システムディスクをクローンした場合、クローンしたディスクからパソコンを起動できることを確保します。
- 全種類/全メーカー製のSSD/HDDに対応しています。
- Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。
これから、AOMEI Backupperを使用して、未割り当て領域を作成せずにより大きいディスクにクローンする方法をご案内します(~ ̄▽ ̄)~開始する前に、まずAOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールしましょう~
ステップ 1. 大きいディスクをパソコンに接続し、検出できることを確認します。AOMEI Backupperを起動します。「クローン」をクリックして、「ディスククローン」を選択します。
ステップ 2. クローン元のハードディスクをソースディスクとして選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ 3. PCに接続した大きいディスクをターゲットディスクとして選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ 4. 「パーティションを編集」をクリックし、ニーズに応じてクローンをカスタイズします。
- 各パーティションに未使用領域を追加:ターゲットディスクの容量を十分に活用するために、ターゲットディスク全体に合わせて各パーティションのサイズを自動的に調整します。
- パーティションのサイズを手動で変更:スクロールバーをドラッグすることによって、手動でパーティションのサイズと場所を調整します。
- ターゲットディスクをMBRからGPTに変換する/ターゲットディスクをGPTからMBRに変換する:ターゲットディスクのパーティションスタイルがソースディスクと異なる場合、このオプションにチェックを入れると、変換するができます。
✍ パーティションスタイルの確認:「スタート」ボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。クローン先のディスクとクローン元のディスクを右クリックし、「プロパティ」→「ボリューム」タブをクリックし、「パーティションのスタイル」でディスクのパーティションスタイルを確認します。または、AOMEI Backupperのターゲットディスク/ソースディスクの選択ページにも確認できます。具体的に、「ディスク」の文字の下、ディスク容量の上に表示されます。
ステップ 5. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。
- セクター単位のクローン:不良セクターや空白セクターを含む、すべてのセクターをクローンします。このオプションはターゲットディスクの容量がソースディスクと同じまたはより大きい場合で利用可能です。また、「パーティションを編集」と同時に使えません。
- SSD 4Kアライメン:ターゲットディスクがSSDの場合、このオプションにチェックを入れると、クローン完了後、SSDの読み書き速度と読み込み速度を一層に向上することができます。
- ソースディスクがシステムディスクの場合、クローンしたディスクから起動するには、BIOSで起動順位を変更する必要があります。
まとめ
この記事では、「クローンしたハードディスクに未割り当ての領域が残っている」という問題を解決する方法を2つ紹介しました。1つはディスクの管理を使用して未割り当て領域を他のパーティションに結合することで、もう1つは高度なディスククローンソフト-AOMEI Backupperを使用して未割り当て領域を作成せずにより大きいディスクにクローンすることです。ニーズに応じていずれかの方法を選択することができます。
AOMEI Backupperはバックアップ&復元ソフトでもあります。その「ユニバーサル復元」機能によって、システム/ディスクイメージを異なるハードウェアの別のPCへ復元することが可能です。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!