Clonezillaでディスクからディスクへクローンする方法|代替案付き

Clonezillaの「disk to disk」機能をどのように使用しますか?このガイドを読んで、その使い方を学びましょう。また、大きいディスクから小さいディスクへクローンできる代替ソフトおよび使い方も説明します。興味のある方、ぜひご覧ください。

Machi

By Machi 最終更新日: 2022年06月09日

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Clonezillaのdisk to diskについて

 

Clonezillaは、ディスクまたはパーティションの複製(クローニング)ならびにイメージ作成(イメージング)用の、DebianまたはUbuntuをもとにつくられたLinuxディストリビューション。例えば、バックアップや、同じシステムデータを複数のマシンに展開することに使用可能である。

-出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

clonezilla

このツールは、Linux、Mac OS、Windows、FreeBSD、NetBSD、OpenBSDなど、さまざまなシステムに対応しています。ユーザーはClonezillaでシステムバックアップ、ディスククローン、システムイメージの展開などを実行することができます。

より良いパフォーマンスのために古いハードディスクを交換したいなら、Clonezillaを使用して古いディスクを新しいディスクにクローンするのは良い選択です。これで、システムの再インストールや、アプリの再インストールが必要ありません。

しかし、Clonezillaはインターフェースが直感的ではないので、一部のユーザーは使いにくいと感じるかもしれません。また、いくつかの制限事項を知っておく必要があります:

クローン先パーティション/ディスクのサイズはクローン元のパーティション/ディスクと同じかそれ以上でなければなりません。つまり、Clonezillaは大きいディスクを小さいディスクにクローンすることができません。
ディスクに不良セクターがある場合、クローンに失敗する可能性が高いです。

次はClonezillaの「disk to disk」機能でディスクからディスクへクローンする方法について説明します。もし大きいディスクを小さいディスクにクローンしたい場合、パート2に紹介するClonezillaの代替ソフトをご利用ください。

パート1. Clonezillaのdisk to diskでディスクからディスクへクローン

クローン開始する前に、まずクローン先のディスクの容量はクローン元のディスクと同じまたはそれ以上であることを確認してください。

ステップ 1. Clonezilla Liveをダウンロードします。ここでは、Clonezilla Liveを新しいハードディスク(OSがインストールされていて、起動可能である必要がある)に保存し、それを使ってClonezillaを起動させます。または、Clonezilla LiveのISOイメージで起動メディア(USB、CD/DVD)を作成することもできます。

ステップ 2. 起動可能なハードディスクをパソコンに接続して、Clonezilla Liveを起動します。

ステップ 3. ブートメニューから「Other modes of Clonezilla live」を選択します。「Clonezilla live(TO RAM, Boot media can be removed later)」を選択します。これでSSD上のClonezilla Liveファイルが全てRAMにコピーされ、SSDのパーティションが解放されます。

ブートメニュー

ステップ 4. 言語を選択します。

言語を選択

ステップ 5. キーボードレイアウトを選択します。

ステップ 6. 「Clonezillaを開始します」を選択し、「Enter」キーを押します。「ディスク/パーティション⇔ディスク/パーティション」>「初心者モード」を選択します。

初心者モード

ステップ 7. 「ローカルディスク→ローカルディスク」を選択します。

ローカルディスク→ローカルディスク

ステップ 8. ソースディスクを選択します。

ステップ 9. ターゲットディスクを選択します。

ステップ 10. 必要に応じて「元ファイルシステムのチェックと修復を手動/自動で行う」、または「元ファイルシステムのチェック/修復をスキップする」を選択します。

チェック

ステップ 11. 処理終了後、どうするかを指定します。

シャットダウン

ステップ 12. この後、何度か「本当に実行してもいいですか?コピー先、既存のデータは消えますけど、大丈夫ですか?」と訊かれます。充分に確認して、進めていきましょう。

ご覧のように、Clonezillaでディスクをクローンすることは複雑で、特に初心者の方には時間がかかる作業です。そして、Clonezillaは大きいドライブを小さいドライブにクローンすることもできません。より簡単な方法を使いたい場合や、大きいディスクを小さいディスクにクローンしたい場合に、次に紹介するClonezillaの代替ソフトを使いましょう。詳細については、読み続けてください。

パート2. Clonezillaの代替ソフトでディスクからディスクへクローン(簡単)

AOMEI Backupper StandardはWindows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP向けのクローン、バックアップ、復元、同期フリーソフトです。

Clonezillaのディスククローンに比べ、このソフトは:

大容量ディスクから小容量ディスクへのクローンをサポートしています(小容量ディスクの容量は大容量ディスクの使用済み容量と同じまたはより大きい必要がある)。例えば、500GB HDDを250GB SSDにクローンすることが可能です。
ディスククローンとパーティションクローンの2つクローンソリューションをサポートしています。ハードディスク全体をクローンすることも、特定のパーティションだけをクローンすることもできます。
デフォルトで、使用されているセクターのみクローンするので、不良セクターもスキップされます。クローン完了後、ターゲットディスクから起動できることを確保します。
また、AOMEI BackupperはClonezillaのテキストベースのインターフェイスと異なり、シンプルでわかりやすいGUIが用意されているので、いくつかのクリックだけでディスククローンを簡単に作成できます。初心者でも気軽に使えます。

これから、AOMEI Backupperでディスクからディスクへクローンする方法をご案内します。まず、AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールしましょう~(´▽`ʃ♡ƪ)

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★ 注意:
大容量ディスクから小容量ディスクへクローンする場合、大容量ディスクにある不要なファイル/一時ファイルを削除し、不要なアプリをアンインストールすることで、その使用済み容量が小容量ディスクと同じまたはより小さいことを確保します。
クローン作成中、ターゲットディスクにあるすべてのデータが上書きされるので、あらかじめその中の重要なファイルをバックアップしておいてください。

ステップ 1. AOMEI Backupperを起動します。「クローン」→「ディスククローン」を選択します。AOMEI Backupper Standardはデータディスクのクローンと、MBRからMBRへのシステムクローンのみサポートしています。GPTからGPTへ、GPTとMBRの間のクローンを作成したいなら、AOMEI Backupper Professionalなどの上位版へのアップグレードをご検討ください。

ディスククローン

パーティションスタイルの確認:「スタート」ボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。クローン先のディスクとMushkin SSDを右クリックし、「プロパティ」→「ボリューム」タブをクリックし、「パーティションのスタイル」でディスクのパーティションスタイルを確認します。または、ターゲットディスク/ソースディスクの選択ページにも確認できます。具体的に、「ディスク」の文字の下、ディスク容量の上に表示されます。

パーティションスタイルの確認

ステップ 2. ソースディスクを選択して、「次へ」をクリックします。

ソースディスク

ステップ 3. 新しいハードディスクをターゲットディスクとして選択します。そして、「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

ステップ 4. 下部の3つのオプションをクリックし、クローンをカスタイズします。すべての設定を確認して、「開始」をクリックします。

開始

SSD 4Kアライメント:ターゲットディスクはSSDの場合、このオプションにチェックを入れると、SSDの読み書き速度と読み込み速度を向上させることができます。
セクター単位のクローン:ターゲットディスクの容量はソースディスクと同じまたはより大きい場合、このオプションにチェックを入れると、空白セクターや不良セクターを含むすべてのセクターをターゲットディスクにクローンします。
パーテイションを編集:ターゲットディスクはソースディスクより大きい場合、その容量を最大限に活用するには、このオプションをクリックし、ターゲットディスクのパーティションのサイズを手動/自動で調整できます(AOMEI Backupper Professionalで利用可能)。この機能は、「セクター単位のクローン」と一緒に使用できません。

パーテイションを編集

  • パーティションのサイズを変更せずコピー:クローン元/バックアップ元のパーティションをそっくりそのままターゲットディスクにコピーします。パーティションのサイズや場所を変更せず、コピー元もコピー先も全く同じです。
  • 各パーティションに未使用領域を追加:ターゲットディスクの容量を十分に活用するために、ターゲットディスク全体に合わせて各パーティションのサイズを自動的に調整します。
  • パーティションのサイズを手動で変更:スクロールバーをドラッグすることによって、手動でパーティションのサイズと場所を調整します。

まとめ

Clonezillaでディスクからディスクへクローンする方法は以上です。その操作は初心者にはちょっと複雑かもしれません。より簡単にディスクを作成したいなら、パート2に紹介したClonezillaの代替ソフト-AOMEI Backupperの使用をお勧めします。ご覧のように、このソフトは操作がClonezillaより簡単で、安定性が高くて、大容量ディスクから小容量ディスクへのクローンも可能です。どうでしょうか?今すぐダウンロードし、使ってみましょう!

Windows Serverのユーザーである場合、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。

Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。