DriveImage XMLで起動ドライブをクローン(代替ソフト付き)

DriveImage XMLで起動ドライブをクローンする方法を探しているでしょうか?DriveImage XMLに加え、この記事ではより信頼性の高いクローンソフトウェアを紹介し、クローン後の起動時の問題を回避することができます。

Machi

By Machi 最終更新日: 2022年10月08日

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DriveImage XMLについて

DriveImage XMLは、パーティションや論理ドライブのイメージングとバックアップを行うための、使いやすく信頼性の高いプログラムです。ディスククローンソフトに期待される基本的な機能はすべて備えています。このツールによって、あるドライブから別のドライブへ直接コピーすることができます。HDDをSSDにクローンしたり、内蔵ハードディスクを外付けドライブにクローンしたりして、バックアップする必要がある場合に便利です。

DriveImage XML

さらに、コンピュータ上の任意のドライブをXMLイメージファイルにバックアップしたり、コンピュータに接続されている任意のドライブに既存のイメージを復元したりすることができます。コンピュータが作業を行っていても、バックアップを取ることができます。また、バックアップを復元する際に、再起動する必要はありません。

DriveImage XMLで起動ドライブのクローンを作成する方法

DriveImage XMLを使用すると、イメージを作成することなく、1つのディスクを別のディスクに直接クローンすることができます。DriveImage XMLのデスクトップアプリケーションは古く見えますが、使い方は非常に簡単です。Backup(バックアップ)、Restore(復元)、Drive to Drive(ドライブからドライブへ)の3つの機能があります。このパートでは、DriveImage XMLのDrive to Drive機能を使って、起動ドライブのクローンを作成する方法を紹介します。

▶ 注意:クローン時、保存先パーティションのデータはすべて上書きされるため、そこに重要なデータがある場合、事前にバックアップしておいてください。

1. まず、DriveImage XMLをダウンロードし、インストールします。DriveImage XMLを起動し、画面左下の「Drive to Drive(ドライブからドライブへ)」ボタンをクリックします。

drive to driveを選択

2. クローンする起動ドライブをクローン元として選択し、「Next(次へ)」をクリックして続行します。

ソースドライブを選択

3. 前のステップでクローン元として選択したドライブが再び表示されます。そして、いくつかのオプションが提供されます。あなたのニーズに応じて、オプションをチェックして、「Next(次へ)」をクリックします。

クローンをカスタマイズ

▶ Raw mode(Rawモード)

Raw mode」をチェックに入れた場合、DriveImage XMLはソースドライブ上のすべてのセクターをターゲットドライブにクローンします。使用されているセクターのみクローンしたい場合は、「Raw mode」のチェックを外してください。プロセスがより速くなります。また、保存先の自動リサイズは「Raw mode」がチェックされていないときのみ機能します。

▶ Hot Imaging Strategy(ホットイメージング戦略)

DriveImage XMLを使用すると、ドライブが使用中であっても、そのイメージを作成することができます。このためには、バックアップ中のドライブのセクションを書き込みアクセスからブロックし、バックアップに反映されずにファイルが変更されることを防ぐ必要があります。ここで、イメージ作成中に他のすべてのアプリケーションやプロセスに対して書き込みアクセス権を与えるためにボリュームをロックするか、MicrosoftのVolume Shadow Service(VSS)を使用することでこれを実現することを選択できます。

4. 次に、クローン先としてのドライブを選択し、「Next(次へ)」をクリックします。

クローン先のドライブを選択

▶ 注意:イメージは既存のパーティションに入れる必要があります。適切なパーティションがない場合は、Windows標準機能「ディスクの管理」でパーティションを作成する必要があります。

5. その後、クローン先とクローン元として選択したドライブが再度表示されます。正しいドライブを選択したことを確認し、「Next(次へ)」をクリックして操作を開始します。

次へ

6. クローンが完了すると、「Finish(完了)」をクリックします。

▶ 注意:新しいパーティションからコンピュータを起動させたい場合、「ディスクの管理」でそのパーティションをアクティブパーティションに設定する必要があります。また、起動するパーティションはプライマリパーティションである必要があります。

アクティブパーティションとしてマーク

なぜDiskImage XMLの代替ソフトが必要なのか?

無料ライセンスを利用できる場合、DriveImage XMLはディスククローンのための良い選択ですが、その機能は比較的制限されています。同時に、多くのユーザーはDriveImage XMLを使ってディスクをクローンする時、いくつかのエラーに遭遇したと報告しています。以下に2つのケースを紹介します。

ケース1:DriveImageはDrive to Driveを実行できません。システムドライブを新しく買ったHDDに移行しようとしたいですが、ドライブレイアウトが取得できないと表示されました。また、ディスク3のX:ドライブを右クリックすると、「パーティションをアクティブとしてマーク」オプションが無効になっています。なぜでしょう?

ケース2:Drive to Driveオプションで、ブートドライブを外付けハードディスクにクローンすることを選択しました。すると、「Unable to lock DISK1 #1」というエラーが表示されました。Webで調べてもほとんど出てこないので、無視することにして、プロセスを続けました。数時間後、プロセスが完了し、64ビットマシンに接続したところ、「Could not find bootable drive」といったメッセージが表示され、起動しなくなりました。

最高の無料DriveImage XMLの代替ソフト-ブートの問題を回避できる

もしクローン作成中に上記のような問題に遭遇したくないのであれば、もっと信頼できる別の方法を利用することができます。最高の無料DriveImage XML代替ソフトとして、AOMEI Backupper Standardはあなたのデータとシステムを保護するために、より多くの機能を提供します。AOMEI Backupperで起動ドライブをクローンした後、クローンしたディスクから安全に起動することができます。

このクローンソフトは日本語対応で、直感的でわかりやすいインターフェースがあって、初心者でも気軽に使えます。Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPを含むすべてのWindows PCに対応しています。HDDをSSDに交換する場合、「SSD 4Kアライメント」機能を使用してSSDの書き込みと読み込み速度を向上させることができます。

次に、このフリーソフトで起動ドライブを含むディスク全体をクローンして、クローンしたディスクからパソコンを起動する方法を紹介します。興味のある方、是非読み進めてください。開始する前に、まずAOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールします。

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#1. AOMEI Backupperで起動ドライブをクローン

1. AOMEI Backupper Standardを起動し、「クローン」タブ→「ディスククローン」を選択して、起動ドライブを含むディスク全体をクローンします。*起動ドライブのみをクローンしたい場合、AOMEI Backupper Professionalへアップグレートした後、「システムクローン」機能をご利用ください。

ディスククローン

▶ 注意:AOMEI Backupper Standardは、データディスクのクローン、MBRからMBRへのシステムディスクのクローンに対応しています。GPTからGPT、MBRとGPTの間のクローンを作成したい場合、AOMEI Backupper Professionalへのアップグレードをご検討ください。

パーティションスタイルの確認:「スタート」ボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。クローン先のディスクとクローン元のディスクを右クリックし、「プロパティ」→「ボリューム」タブをクリックし、「パーティションのスタイル」でディスクのパーティションスタイルを確認します。または、AOMEI Backupperのターゲットディスク/ソースディスクの選択ページにも確認できます。具体的に、「ディスク」の文字の下、ディスク容量の上に表示されます。

パーティションスタイルの確認

2. 起動ドライブを含むディスクをソースディスクとして選択します。

ソースディスク

3. ターゲットディスクを選択します。

ターゲットディスク

4. ターゲットディスクがSSDの場合、クローン後、SSDのパフォーマンスを一層向上させるには、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れてください。そして、「開始」をクリックします。

4Kアライメント

▶ 他の2つのオプション:
セクター単位のクローン:使用されているかどうかにかかわらず、空白セクターと不良セクターも含むすべてのセクターをターゲットディスクにクローンします。このオプションを有効にするには、ターゲットディスクの容量はソースディスクと同じまたはより大きい必要があります。
パーティションを編集:クローン先のディスクはクローン元のディスクより大きい場合、容量を最大限に活用するには、このオプションで、「パーティションのサイズを手動で変更」または「各パーティションに未使用領域を追加」の2つオプションから、パーティションのサイズを調整できます。クローン完了後、クローン先のディスクに使えない未割り当て領域がないことを確保できます(AB Professionalで利用可能)。

#2. クローンしたディスクからパソコンを起動

Windowsの起動ドライブのクローンを作成したので、クローンしたハードディスクが起動可能かどうかを確認する必要があります。こうすれば、故障時の古いハードディスクの交換や、アップグレードに使用することができます。

1. パソコンを再起動し、メーカーのロゴが表示されると、パソコン/マザーボードのメーカーによって特定のキーを押し続けて、「BIOS」に入ります。

BIOS

2. 矢印キーで「Boot」タブに移動し、ターゲットディスクを最初に起動するドライブとして設定します。

boot

3. 「F10」キーを押して、変更を保存し、終了します。

まとめ

この記事はDriveImage XMLまたはAOMEI Backupperを使用して、起動ドライブをクローンする方法を詳しく紹介しました。ご覧のように、AOMEI Backupperが日本語対応なので、ユーザーにはより使いやすいです。そして、クローン中にエラーも避けられます。

また、その強力なバックアップと復元機能により、クローンしたディスクのデータを持続的に保護できます。あらかじめシステムイメージとブータブルメディアを作成しておけば、システムが起動できない場合でも、システムを以前の正常な状態に復元できます。今すぐダウンロードし、データを守りましょう!

Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。