OSを再インストールせずにM.2 SSDを換装・交換する方法

この記事では、安全かつ使いやすいディスククローンソフトとその使い方をご紹介します。Windowsを再インストールせずにM.2 SSDを換装する方法を探している方は、是非ご覧ください。

Machi

By Machi 最終更新日: 2024年11月21日

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M.2 SSDを換装・交換するタイミングは?

M.2 SSDを換装したくなるのはどんなときですか?

m2 ssd

多くのユーザーは、より多くのソフトウェア、ゲーム、ビデオ、写真、およびドキュメントを保存するために、元のM.2 SATAをより大きいM.2 SATA SSDに交換したいと考えています。

さらに、M.2 SATA SSDをNVMe SSDにアップグレードして、コンピュータの性能を向上させたいと考えている人もいます。コンピュータ上のソフトウェアや大きいファイルをより速く読み込めます。

ディスククローンソフトの力を借りて、M.2 SSD全体を新しいSSDに移行することで、OSを再インストールするトラブルを避けることができ、手動でシステムを元の設定に再構成する必要もありません。非常に便利です。

換装・交換後に起動問題を回避できる最高のM.2 SSDクローンソフト

Windowsには、クローン機能が搭載されていないので、M.2 SSDのデータを移行するために、信頼できるM.2 SSDクローンソフトを見つけることが特に重要です。

AOMEI Backupper Professionalは強力なディスククローンソフトで、数回のクリックだけでシステム及びデータを新しいM.2 SSDに移行できます。データの整合性を確保し、新しいハードディスクドライブから安全に起動できるようにします。

以上に加えて、このソフトは次のようなメリットがあります:

  • 様々な種類のドライブに対応:HDD、SATA SSD、NVMe M.2 SSD、USBドライブ、SDカードなどのクローン作成に使用できます。

  • 全メーカー製のSSDに対応: サンディスク、Western Digital、SAMSUNGなど全メーカー製のSSDをクローンできます。

  • 3つのクローンモード:ディスククローン(ハードディスク全体をクローン)とパーティションクローン(特定のパーティションまたはボリュームをクローン)、システムクローン(システムのみをクローン)に対応しています。

  • 全Windows PCに対応:Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。

  • 異なる容量のディスクの間のクローンに対応:AOMEI Backupperはデフォルトで、使用されているセクターのみクローンするので、大きいディスクから小さいディスクへのクローンが可能です。使用されているかどうかにかかわらず、ディスクの1:1複製を作成したい場合、「セクタ単位のクローン」にチェックを入ればよいです。しかし、クローン先のディスクの容量はクローン元と同じまたはより大きい必要があります。

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ノートパソコン/デスクトップパソコンのM.2 SSDを換装・交換する方法

ここでは、より大きいM.2 SSDへのアップグレードを例に、AOMEI Backupperを使用してWindowsを再インストールせずにM.2 SSDを換装する方法をご紹介します。

※ NVMe SSDはUEFIブートモードにしか対応していないため、そこからパソコンを起動したい場合、NVMe SSDをGPTで初期化する必要があります

M.2 SSDをアップグレードする前に、いくつかの準備を行う必要があります。詳細については、読み続けてください。

👀注意:クローンした後、ターゲットディスクのデータはすべて上書きされます。その中に重要なデータがある場合、あらかじめそれらのファイルをバックアップしておいてください。

#1. 新しいM.2 SSDをPCに接続するか取り付ける

ステップ 1. まず、コンピュータをシャットダウンし、電源を抜きます。その後、新しいM.2 SSDをノートパソコン/デスクトップパソコンに取り付けます

 ▶ ノートパソコン/デスクトップパソコンにSSDスロットが1つしかない場合

M.2 SSD外付けケースで新しいM.2 SSDをコンピュータに接続します。

外付けケース

 ▶ ノートパソコン/デスクトップパソコンにSSDスロットが2つある場合

プラスドライバーでパソコンのケースを取り外し、マザーボード上のM.2 SSDスロットを探し、固定ネジを外します。

固定ネジを外す

M.2 SSDの端子をスロットに合わせて挿入します(斜め約30度の角度で)。SSDを押し下げて平らにし、固定ネジでしっかりと留めます。

M.2 SSDをスロットに挿入

PCのケースやカバーを元に戻し、電源ケーブルを接続します。詳細については、「M.2 SSDの取り付け」をご参照ください。

新しいSSDの場合、一部のクローンソフトウェアでは、SSDを認識するためにフォーマットが必要です。しかし、AOMEI Backupperはその必要がなく、フォーマットしなくても完璧に認識できます。

#2. M.2 SSDをより大きいM.2 SSDにクローン/データ移行

準備作業が完了した後、AOMEI Backupperを使って、M.2 SSDをより大きいM.2 SSDにクローンすることができます。

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ステップ 1. AOMEI Backupperを起動し、「クローン」→「ディスククローン」をクリックします。

ディスククローン

ステップ 2. OSを含む元のM.2 SSDをソースディスク(クローン元)として選択し、「次へ」をクリックします。

ソースディスク

ステップ 3. 新しいM.2 SATA SSDをターゲットディスク(クローン先)として選択し、「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

ステップ 4. すると、「操作概要」ページが表示されます。クローン完了後、SSDの書き込みと読み取り速度を向上させるために、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れてください。すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。

開始

パーティションの編集:小さいディスクを大きいデイスクにクローンする場合、この機能を使用して、ターゲットディスクのパーティションのサイズを手動か自動で調整することができます。クローンした後、ターゲットディスクの表示容量が実容量より少ない問題を回避できます。

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#3. クローンしたM.2 SSDからパソコンを安全に起動

クローンが完了した後、まずすべきことはクローン先のM.2 SSDからパソコンを起動できるかどうかを確認しすることです。起動できることを確認した後、安心してM.2 SSDを交換することができます。

2つのSSDを併用したい場合もこの操作が必要です。新しいM.2 SSDからパソコンを起動することができます。これでパソコンが新しいM.2 SSDから起動できるようになります。

ステップ 1. PCを再起動し、メーカーのロゴが表示されると、コンピュータ/マザーボードのメーカーによって特定のキーを押して、「BIOS」に入ります。

bios起動キー

ステップ 2. 矢印キーで「Boot」タブに移動し、クローンしたM.2 SSDを最初に起動するドライブとして設定します。「F10」キーを押して、設定を保存し、終了します。*BIOSの種類によって手順が異なることがあるので、ご注意ください。

boot

M.2 SSDからパソコンが正常に起動できる場合、SSDを交換することができます。正常に起動できない場合、「クローンしたSSDが起動しない場合の対処法」をご参照ください。

比較:M.2 SATA SSDとM.2 NVMe SSD

M.2(旧称:Next Generation Form FactorNGFF)は、従来のmSATA(Mini-SATA)に代わる、コンピュータの内蔵拡張カードのフォームファクタと接続端子について定めた規格です。

M.2 SSDは、標準的なHDDやSSDとは異なり、ケーブルでマザーボードに接続するのではなく、専用のM.2コネクタスロットを使用してマザーボードに直接差し込みます。M.2 SSD には、SATANVMeベースの2つのタイプがあります。

ここでは、M.2 SATA SSDとM.2 NVMe SSDについて簡単に紹介します。

SATAドライブは、NVMeドライブより手頃です。本記事公開時点では、WDの1TB SATA SSDは100ドル前後で販売されており、WDの1TB NVMe SSDは200ドル前後から販売されています。

しかし、NVMe SSDはSATA SSDよりも高速です。大量の大きいファイルを転送する予定がある場合や、最高のゲーム速度を求める場合は、より高価なNVMe SSDに投資する価値があります。

まとめ

この記事では、Windowsを再インストールせずにM.2 SSDを換装する方法について詳しく説明しました。手順に従い、信頼性の高いクローンソフトウェア-AOMEI Backupperを使用すれば、クローンした後、起動問題を回避できます。システムを再インストールする必要がないので、時間と労力を大幅に節約でき、手動でシステムを元の設定に再設定する必要もありません。

AOMEI Backupperはクローン機能に加えて、バックアップ、復元、同期、ディスク消去などの様々な機能を備えています。古いM.2 SSDを新しいM.2 SSDのバックアップ保存用ディスクとして使用したい場合、その「バックアップ」機能は役立ちます。また、古いM.2 SSDを廃棄したり、譲渡したりしたい場合、「ディスク消去」機能を使って、ディスクのデータを徹底的に消去し、個人データの漏洩を防止できます。

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Windows Serverのユーザーである場合、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。AOMEI Backupper Serverには、「PXEブートツール」という機能が搭載されます。これによって、ネットワーク経由でLAN内の複数台のクライアントパソコンを起動させることができます。企業ユーザーには非常に便利です。

M.2 SSDの換装・交換に関するよくある質問

M.2 SSDに換装したらOSはどうなりますか?
 
M.2 SSDに換装すると、OSの状態はデータ移行の方法によって異なります。既存のSSDから新しいSSDにデータをクローンした場合、通常はOSをそのまま利用できます。ただし、場合によってはBIOSで新しいSSDを起動ディスクとして指定する必要があります。一方、クリーンインストールを行った場合は、OSが初期状態からスタートします。この場合、事前にデータをバックアップしておくことが非常に重要です。
クローンしたM.2 SSDに交換したらそのまま使えますか?
 
基本的にそのまま使用できます。ただし、クローン作業が正しく行われていることが前提です。特にブートパーティションが適切に移行されていないと、OSが起動しないことがあります。このような場合は、BIOS設定を確認し、新しいSSDを正しく設定する必要があります。
M.2 SSDを換装するときの注意点は?
 
以下の注意点を守ることで安全かつ効率的に換装ができます:
 
  1. マザーボードが対応しているM.2 SSDの種類(NVMe/SATA)とサイズ(例:M.2 2280)を事前に確認します。
  2. 万が一のデータ損失に備えて、既存のデータを外部ストレージやクラウドに保存しておきます。
  3. AOMEI Backupperのような専門的なクローンソフトを使用し、データやOSが正常に移行されることを確認します。
  4. SSDメーカーの公式サイトから、最新のドライバーやファームウェアをインストールしてください。
Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。