外付けHDDで見てない隠しファイルを表示する方法|データ復旧方法付き
外付けHDDにあるファイル/フォルダが突然見えなくなりました!この記事では、外付けHDDから隠しファイルを表示させるための3つの方法と、失われたファイルを復元するための2つの方法についてご説明します。ぜひ続けてご覧ください。
ユーザー事例
外付けHDDのファイルは隠されているのか、失われているのか?
外付けHDDにはたくさんの映画、ファイル、フォルダ、音楽があります。何かの原因で中にあるフォルダが表示されませんが、検索バーにフォルダ名を入力すると表示されます。これらのファイルは隠されていますか?正常に表示させるにはどうすればよいでしょうか?
外付けHDDの隠しファイルを表示する方法
外付けHDDは、データを保存し、パソコン間で大容量のデータを交換するためのポータブルストレージです。時々、ファイルやフォルダが外付けHDDから消えることがあります。この問題は主にファイル/フォルダが隠されているため起こります。以下では、外付けHDDから隠されたファイルを表示するための3つの方法をご紹介します。
方法1. エクスプローラを使用して外付けHDDの見えないファイルを表示する
外付けHDDの隠しファイルを表示させる最も簡単な方法は、エクスプローラを使用することです。
ステップ 1. USBケーブルで外付けHDDをPCに接続します。
ステップ 2. 「Win」+「E」キーを押し、「エクスプローラ」を開きます。「表示」→「オプション」をクリックします。
ステップ 3. 「表示」タブをクリックし、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」オプションを選択し、「適用」→「OK」ボタンをクリックします。
外付けHDDに移動して隠しファイルが表示されているかどうかを確認します。
方法2. attribコマンドを使用して見えないファイルを表示する
attribコマンドを使用して外付けHDDから表示されないファイルを表示させることもできます。
ステップ 1. 「Win」+「X」キーを押して「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
ステップ 2. 「attrib -h -r -s /s /d F:\*.*」(Fを外付けHDDのドライブレターに置き換えてください)と入力し、「Enter」キーを押してください。
方法3. エラーチェックを使用して外付けHDDのファイルシステムエラーを修復する
attribコマンドが機能しない場合、外付けHDDのファイルシステムが破損したことが原因である可能性があります。ファイルシステムを確認して修復するには、エラーチェックを実行できます。
ステップ 1. 「Win」+「E」キーを押し、「エクスプローラ」を開きます。外付けHDDを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
ステップ 2. 「ツール」タブ→「チェック」ボタンをクリックし、そして画面の指示に従って外付けHDDをチェックします。
外付けHDDから失われたファイルを復旧する方法
以上のすべての方法を試しても、ファイルが表示されない場合、ファイルが外付けHDDから失われた可能性があります。この場合にそれらのファイルを自力で取り戻したいなら、専門ソフトしか使えません。
次に、2つのデータ復旧ソフトとその使い方をご紹介します。どっちも無料で、ニーズに応じて選択することができます。
方法1. Windows File Recoveryで失われたファイルを復旧する
Windows File Recoveryは、Microsoftが提供するCMDツールであり、Windows 10 2004以降に使用できます。jpg/png/pdf/docx/xlsx/mov/zipなど、さまざまな種類のファイルを復元できます。しかし、直感的なインターフェースを搭載していないので、専門知識がある方によりお勧めします。次にその使い方を詳しくご案内します。
ステップ 1. MicrosoftストアからWindows File Recoveryをダウンロードし、インストールします。
ステップ 2. 「Win」+「S」キーを押して、Windowsの検索ボックスを開き、「Windows File Recovery」を検索し、検査結果から「管理者として実行」を選択します。
ステップ 3. Windows File Recoveryの基本的なコマンドが次のとおりです。
winfr [ソースドライブ]: [ターゲットドライブ]: [/モード] [/スイッチ]
- ソースドライブ:失われたファイルが元に保存されていた場所(ここでは、外付けHDDです)
- ターゲットドライブ:復元したファイルを保存する場所*ソースドライブと同じ場所に設定しないでください。
- モード:ファイルシステムとデータ損失の状況に応じて選択するもの
- スイッチ:スキャン範囲を絞る
次に、モードとスイッチを選択する方法をご紹介します。
①. モードを選択するために、まず外付けHDDのファイルシステムを確認する必要があります:「Win」+「E」キーを押して「エクスプローラ」を開きます。外付けHDDを右クリックし、「プロパティ」を選択してそのファイルシステムを確認します。
②. システムファイルを確認できたら、データ損失の状況を組み合わせて、復旧モードを選択しましょう:
ファイルシステム | 状況 | 推奨モード |
NTFS | 最近削除した | デフォルト(Default mode) |
NTFS | しばらく前に削除された | まずセグメント(Segment mode)を、次にシグネチャー(Signature mode)を試す |
NTFS | ディスクをフォーマットした | まずセグメントを、次にシグネチャーを試す |
NTFS | ディスクが破損した | まずセグメントを、次にシグネチャーを試す |
FATおよびexFAT | すべての状況 | シグネチャー |
③. 次に、復元対象の範囲を縮めるために、スイッチを選択してください:
パラメータ/スイッチ | 説明 | 対応モード |
/n |
/n :ファイル名やパス、ファイル拡張子などを指定してスキャンします。条件を複数指定することもできます。 例: /n 見積り.xlsx → 見積り.xlsx という名前のファイルをスキャンします。 /n *.pdf → 拡張子.pdfのファイルをスキャンします。 /n \users\(ユーザー名)\Pictures\ → ピクチャフォルダー内のファイルをすべてスキャンします。フォルダーを指定する場合は、最後に必ず \ を入れてください。 /n "\users\(ユーザー名)\Documents\My Data\*議事録*" → ドキュメント内の My Data というサブフォルダに保存されていたファイルで、名前に 議事録 が含まれるファイルをスキャンします。ファイル名、またはパスにスペースが含まれる場合は、" "(ダブルコーテーション)で囲む必要があります。 |
デフォルト |
/y: | 特定の拡張子を持つファイルをスキャンします。複数の項目を入力する場合は、カンマで区切ってください。 | シグネチャー |
/p: |
復元操作のログファイルを回復ドライブのデフォルトの場所とは異なる場所に保存します(例:D:\logfile)。 |
すべてのモード |
/segment | セグメントモード。ファイルレコードセグメントを使用するNTFSドライブ用の復元オプション | セグメント |
/signature | シグネチャーモード。ファイルヘッダーを使用するすべてのファイルシステムタイプ用の復元オプション | シグネチャー |
例えば、外付けHDD(Eドライブ)から失われたzipファイルをDドライブに復元したい場合、「winfr E: D: /signature /n *.ZIP」を入力して「Enter」キーを押して実行します。そして、「Continue?」が表示されると、「y」と入力してスキャンと復元を確認します。
方法2. 直感的なGUIを採用したMyRecoverで失われたファイルを復旧する
より使いやすいソフトを使用したい場合、直感的で分かりやすいインターフェースを搭載している専門的なデータ復旧ソフト-MyRecoverをお勧めします。このソフトを使用して、3ステップだけで、スキャンから復元まで完了できます。初心者でも気軽に使えます。
画像、動画、オーディオ、ワードファイル、エクセルファイル、メール、ZIPファイルなど200種類以上のファイルの復旧をサポートしています。そして、クイックスキャンとディープスキャンを同時に行われます。スキャン中にデータを復元することができます。また、次のようなメリットがあります:
-
内蔵/外付けHDD/SSD、SDカード、USBメモリから失われたデータの復旧をサポートしています。
-
誤って削除、ディスクフォーマット、パーティション紛失、ウイルス感染、システムクラッシュなどの原因によるデータ損失に対応できます。
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高い復旧率で、迅速に失われたファイルを取り戻すことができます。
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Windows 11/10/8/7およびWindows Serverに対応しています。また、NTFS、FAT32、exFAT、ReFSなどさまざまなファイルシステムをサポートしています。
では、この強力なツールをダウンロードしてインストールし、次の手順に従って外付けHDDから失われたデータを簡単に取り戻しましょう。
ステップ 1. 外付けHDDをパソコンに接続し、パソコンに認識されることを確認します。MyRecoverを起動し、接続した外付けHDDを選択し、「スキャン」をクリックします。
ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なデータをスキャンします。
✍ヒント:復元するファイルをより速く見つけたい場合、「フィルター」を利用することができます。この機能を使えば、種類、更新日、サイズによってファイルを見つけることができます。また、ファイル/フォルダ名を覚えている場合、直接検索バーで検索することもできます。
- 種類:ドキュメント、画像、動画、オーディオ、メール、ウェブページ、圧縮ファイルから選択できます。
- 更新日:本日、昨日、過去7日間、過去30日間、カスタムから選択できます。特定の期間に削除されたデータを探したいなら、「カスタム」を選択してください。
- サイズ:128KB未満、128KB~1MB、1MB~512MB、512MB以上、カスタムから選択できます。
ステップ 3. 復元したいファイルまたはフォルダを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。
- MyRecoverの無料版では、500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、MyRecoverをProfessionalまたはTechnician版にアップグレードしてください。
- 新しいドライブを保存先として選択してください。ファイル/フォルダを元のドライブに復元すると、復旧可能なファイル/フォルダの領域が上書きされ、データ復元に失敗する可能性があります。
まとめ
この記事では、外付けHDDに見えない隠しファイルを表示させるための3つの方法と、失われたファイルを復旧するための2つの方法をご紹介しました。
今度このようなデータ損失を避けるために、定期的に重要なファイルをクラウドストレージにバックアップすることをお勧めします。こうすれば、ローカルにあるファイルがどんな原因で失われても、クラウドストレージから簡単に取り戻すことができます。