Win10/11で未保存・消えた・削除したWord文書を復元する方法
Windows 10/11で失われたWord文書を復元する方法は?この記事では、保存されていない・削除された・消えたWord文書を復元する方法についてご紹介します。同時に、破損したWord文書を修復する方法もご説明します。大切なWord文書を取り戻したい方、ぜひ続けてご覧ください。
ユーザー事例:ワード文書を取り戻すことはできるか?
「保存せずにWord文書を間違って削除してしまいました。Windows 10で保存されていないWord文書を復元することは可能でしょうか?何かアドバイスがあればありがたいです。」
「数日前に、パソコンのパフォーマンスを向上させるためにごみ箱を空にしました。しかし、ファイルを削除する前にごみ箱をチェックしていませんでした。最近、いくつかのWord文書を復元したいと思っています。それらを取り戻すことは可能でしょうか?よろしくお願いします。」
最初のユーザーのように、間違って保存されていないWord文書を削除した場合、どうすることができますか?あるいは、削除したWordファイルを復元することはできますか?
心配しないでください。これらのWord文書を復元する可能性があります。しかし、注意すべきなのは、保存されていない・削除された・消えたWord文書をできるだけ復元するために、復元されるまで可能な限り、PCの使用を停止してください。さもなければ、復元可能なファイルが新しいデータに上書きされます。
この記事では、Windows 10/11で保存されていない・消えた・削除されたWord文書を復元する方法および破損したWord文書を修復する方法についてご紹介します。自分の状況に合った方法を選ぶことができます。
ケースA:保存されていないワード文書を復元する方法
自動回復はOfficeに組み込まれた機能であり、Wordファイルをカスタマイズされた時間間隔で自動保存することができます。自動回復をオンにしておくと、この方法を使用して保存されていないWord文書を復元することができます。また、Excelにもこの機能があり、これによって保存されていないExcelファイルを復元することもできます。
必要な場合は、自動回復機能を手動で有効にしてください:「Word」を開き、「ファイル」→(一部の場合、「その他」→)「オプション」→「保存」タブをクリックします。「次の間隔で自動回復用データを保存する」と「保存しないで終了する場合、最後に自動回復されたバージョンを残す」にチェックを入れ、保存間隔と自動保存の場所を設定し、「OK」をクリックして変更を保存します。
では、以下の手順は、保存されていないWord文書を復元する方法をご案内します。
ステップ 1. Wordを開き、「ファイル」タブ→「開く」→「保存されていない文書の回復」ボタンを選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウから消えたファイルを選択し、「開く」をクリックして名前を付けて保存します。
ケースB:消えた・削除されたワード文書を復元する方法
Windows 10/11のパソコンから削除された・消えたWord文書を復元する方法を知りたいですか?このセクションでは、3つの方法をご紹介します。手順に従って失われた文書を取り戻しましょう。
方法1. ごみ箱で削除されたワード文書を復元する
誤って削除した場合、「Ctrl」+「Z」キーで削除を取り消して文書を元の場所に戻すことができます。しかし、この方法は、削除してから他の操作を行わない場合にのみ有効です。
ゴミ箱を空にしていないか、Wordファイルが「Shift」+「Delete」キーによって削除されていない場合、ゴミ箱から簡単に復元することができます。
ステップ 1. デスクトップから「ごみ箱」を開きます。
ステップ 2. 削除したワードファイルを見つけて右クリックし、「元に戻す」をクリックします。すると、削除されたワードファイルは元の場所に戻ります。
方法2. ファイル履歴で削除・紛失・破損したワード文書を復元する
Windows 10/11でごみ箱に復元したいWord文書が見つからないが、この前にファイル履歴が有効になっている場合、ファイル履歴によって作成されたバックアップを使用して削除・紛失・破損したWord文書を復元することができます。
ただし、ファイル履歴はドキュメント・ピクチャ・ビデオ・ミュージック・デスクトップ・OneDriveなどの既定のフォルダのみバックアップできるので、復元したいWordファイルがこれらのフォルダに保存されていた必要があります。
ステップ 1. 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「control」と入力し、「Enter」キーを押して「コントロールパネル」を開きます。そして、「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴でファイルを復元」をクリックします。
ステップ 2. 「ホーム-ファイル履歴」が表示されます。Word文書が失われた前に作成されたバージョンを見つけるまで、「<」ボタンをクリックします。
ステップ 3. Word文書が保存されているフォルダをダブルクリックして開きます。復元したいWord文書を選択し、「復元」ボタンをクリックして元の場所に復元します。
別の場所に復元したい場合、「復元」ボタンを右クリックし、「復元場所の選択」をクリックし、別の場所を復元先として選択することができます。
方法3. データ復旧フリーソフトで削除・紛失したワード文書を復旧する
バックアップを持っていない場合、Windows 10/11のパソコンから完全に削除されたり、消えたりしたWord文書を復元するにはどうすればよいでしょうか?この時、無料で使える信頼性のあるデータ復旧ソフト-MyRecoverを使用することができます。
MyRecoverを使用して3つのステップだけで、PCから削除された・消えたWordファイルを簡単かつ迅速に復元することができます。操作が簡単で、インターフェースも直感的でわかりやすいので、初心者でも気軽に使えます。機能性や互換性の面でも、このソフトには以下のような利点があります:
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jpg、png、mp4、avi、mov、doc、xlsx、ppt、pdf、zip、rarなど200種類以上のファイルを復元できます。
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誤削除、ソフトウェアまたはシステムのクラッシュ、ウイルス攻撃などによる失われたファイルを復元できます。
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元のフォーマット/ファイル名/パスを維持してファイルを復元します。
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内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、SDカードからのデータ復元をサポートします。
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Windows 11/10/8/7 SP1およびServerに対応しています。
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NTFS/FAT/exFAT/ReFSなどと完全に互換性があります。
では、下のボタンをクリックし、MyRecoverをダウンロードし、インストールして失われたWord文書を取り戻しましょう。
ステップ 1. MyRecoverを起動します。Word文書が失われた前に保存されていたパーティションまたはボリュームを選択し、「スキャン」をクリックします。
ステップ 2. 「フィルター」をクリックし、「種類」を「ドキュメント」に設定します。これで、Wordファイル・Excelファイルなどのドキュメントのみリストに表示されます。スキャン範囲を縮めるために、「更新日」や「サイズ」をさらに設定することができます。また、検索ボックスで直接ファイル名または拡張子を検索することもできます。
ステップ 3. 復元したい文書を選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックし、保存先を選択して復旧します。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。
- MyRecoverの無料版では、500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、MyRecoverをProfessionalまたはTechnician版にアップグレードしてください。
- 新しいドライブを保存先として選択してください。ファイル/フォルダを元のドライブに復元すると、復旧可能なファイル/フォルダの領域が上書きされ、データ復元に失敗する可能性があります。
ケースC:破損したワード文書を修復する方法
Word文書を編集しようとするが、開けない場合、Wordファイルが破損している可能性が高いです。この場合に、Officeの組み込み機能を使用して修復することができます。
Wordを開き、「ファイル」→「開く」をクリックします。「このPC」をダブルクリックして破損したWordファイルを見つけて選択し、「開く」ボタンにある逆三角形アイコンをクリックし、「開いて修復」を選択して文書を修復します。
まとめ
この記事では、Windows 10/11のパソコンで保存されていない・削除された・消えた・破損したWord文書を復元するための方法をご紹介しました。データ損失の状況に基づいて、対象となる解決策を選択することができます。
しかし、注意すべきなのは、バックアップを除くすべての方法は、失われたファイルを必ず復元できることを保証できません。したがって、大切なデータを損失から守るために、定期的にバックアップする必要があります。バックアップがあれば、ファイルがどんな原因で失われても簡単に取り戻せます。
方法5選|Windows11で特定のフォルダをバックアップする完全ガイド
*Windows 10でも有効です。