Windows 10/11で上書き保存したパワーポイントを復元
この記事では、Windows 10/11で上書き保存してしまったパワーポイントファイルを以前のバージョンに復元する方法を2つご紹介します。また、紛失・削除されたパワーポイントファイルを取り戻す方法についてもご説明します。大切なパワポファイルを取り戻したい方、ぜひ続けてご覧ください。
上書き保存されたパワーポイントを復元できるのか?
パワーポイントで、違うデータを上書き保存してしまいました。しかし、そのデータも必要だったため、別名で保存したところ、原本のパワーポイントにあるはずの前のデータを復元できなくなってしまいました。
こういった場合、前のデータを呼び起こすにはどうしたらよいでしょうか?
とても困っています。
よろしくお願いします。
--ある掲示板からの質問
Windows 10/11で上書きされたパワポを復元する方法はありますか?パワポファイルを前のバージョンに戻す方法をお探しの場合、この記事が適しています。詳細については、続けてご覧ください。
Windows 10/11で上書き保存されたパワーポイントを復元する方法
Windows 10/11で上書き保存されたパワーポイントを復元するためには、2つの方法をご紹介します。
方法1. パワーポイントを以前のバージョンに復元する
この前からファイル履歴またはシステムの保護が有効になっている場合、「以前のバージョン」機能を使用して、パワーポイントを必要なバージョンに復元することができます。次に、その方法を詳しくご案内します。
ステップ 1. 復元する必要のあるパワーポイントが保存されていたフォルダの親フォルダに移動し、右クリックし、「プロパティ」を選択します。
ステップ 2. 「以前のバージョン」タブをクリックします。復元したいバージョンをクリックし、「開く」をクリックし、復元したいパワーポイントを見つけてコピーし、他の場所に貼り付けます。
方法2. オンラインのバージョン履歴で以前のバージョンのパワポを復元する
Windows 10/11で上書き保存してしまったパワポを復元する方法はありますか?パワポをOneDriveまたはSharePoint Onlineのドキュメントライブラリに保存している場合、間違えて上書き保存したパワポを復元することも可能です。
ステップ 1. 以前のバージョンに復元したいパワーポイントを開き、「ファイル」→「情報」→「バージョン履歴」をクリックします。
ステップ 2. 復元したいバージョンのパワーポイントの下にある「バージョンを開く」をダブルクリックします。
ステップ 3. 確認してきたら「復元」をクリックします。
おまけ:Windowsで失われたパワーポイントを復元する方法
以上は上書き保存してしまったパワーポイントの復元方法についてご紹介しました。意図的な削除や誤削除もデータの損失の最も一般的な要因となるので、このパートでは、完全に削除したパワーポイントを復元する方法をご案内します。
一般的に、ごみ箱を空にしていない場合やファイルを「Shift」+「Delete」で削除していない場合は、まだごみ箱から削除したパワーポイントを復元することができます。それ以外の場合は、バックアップからファイルを復元するか、サードパーティー製のデータ復旧ソフトを使用する必要があります。
ここでは、専門的なデータ復旧ソフト-MyRecoverを使用して紛失・削除されたパワーポイントを復元する方法についてご説明します。
その機能を詳しく見てみましょう:
- ppt、pptx、jpg、png、mp4、avi、mov、doc、xlsx、pdf、zip、rarなど200種類以上のファイルを復元できます。
- 誤削除、ソフトウェアまたはシステムのクラッシュ、ウイルス攻撃などによる失われたファイルを復元できます。
- 元のフォーマット/ファイル名/パスを維持してファイルを復元します。
- 内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、SDカードからのデータ復元をサポートします。
- Windows 11/10/8/7 SP1およびServerに対応しています。
- NTFS/FAT/exFAT/ReFSなどと完全に互換性があります。
今すぐこのソフトウェアをPCにダウンロードして試してみませんか?
ステップ 1. MyRecoverをインストールして起動します。紛失・削除されたパワーポイントが元に保存されていたパーティションまたはボリュームを選択し、「スキャン」をクリックします。
ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なファイルをスキャンします。復元したいパワーポイントをより速く見つけるために、「フォルダ」→「種類」→「ドキュメント」を選択します。検索バーで直接拡張子「.ppt」「.pptx」またはファイル名を検索することもできます。
ステップ 3. 復元したいパワーポイントを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。
- MyRecoverの無料版では、500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、MyRecoverをProfessionalまたはTechnician版にアップグレードしてください。
- 新しいドライブを保存先として選択してください。ファイル/フォルダを元のドライブに復元すると、復旧可能なファイル/フォルダの領域が上書きされ、データ復元に失敗する可能性があります。
パワーポイントの復元に関するよくある質問
上記の内容では、上書き保存/削除されたパワーポイントファイルの復元方法についてご説明しました。ニーズに合った方法を選択することができます。このパートでは、他の関連するパワーポイントファイルの復元のヒントもあります。
保存されていないパワポファイルを復元する方法はありますか?
PC上で保存されていないパワポファイルを復元する方法について悩んでいますか?
自動回復機能を有効にしている場合、保存されていないパワポファイルを簡単に復元することができます。
それ以外の場合は、パワーポイントを開き、「開く」→「保存されていないプレゼンテーションの回復」を選択します。次に、復元したいファイルを選択します。
また、一時フォルダからファイルを復元する方法もあります。「Win」+「E」キーを押して「エクスプローラ」を開きます。次に、「C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Roaming\Microsoft\PowerPoint」(このパスに移動するために、隠しファイルを表示させる必要がある)に移動します。
このフォルダで、必要なパワポファイルを見つけて、新しい場所にコピーし、拡張子を「ppt」または「pptx」に変更します。そして、それを開くことができるかどうかを確認します。
紛失したパワポファイルを復元するにはどうすればよいですか?
完全に削除されたパワポファイルを復元するには、前述のように、MyRecoverなどのデータ回復ツールを使用する以外には最善の方法はありません。ツールは最大の可能性を提供し、制約を最小限に抑えることができます。
どのようにデータの損失からパワポファイルを保護しますか?
まずはPowerPointで自動保存と自動回復を有効にします。
PowerPointを開き、「ファイル」→「オプション」→「保存」をクリックします。次に、「PowerPointの既定でクラウドに保存されている自動保存ファイル」と「次の間隔で自動回復用データを保存する」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。
または、「バックアップと復元(Windows 7)」や「ファイル履歴」などのWindowsの標準バックアップツール、AOMEI Backupper Standardなどのサードパーティー製のバックアップフリーソフトを使用して大切なパワポファイルを保存するフォルダをバックアップすることも検討できます。