OneDriveで完全削除したファイルを復元するには?方法4つを紹介
OneDriveから完全に削除されたファイルを復元するにはどうすればよいでしょうか?この記事では、4つの方法をご紹介します。重要なファイルを取り戻したい場合、ぜひ続けてご覧ください。
OneDriveで完全に削除したファイルは復元可能か?
「OneDriveからファイルを誤って削除し、ゴミ箱にも見つからない場合、復元できますか?具体的にはどうすればよいでしょうか?」
一部のユーザーは重要なファイルをOneDriveにバックアップすることに慣れています。しかし、時にはファイルを誤って削除することがあります。
なら、OneDriveから完全に削除したファイルは復元できますか?答えは、当然です!次に、その方法をご案内します。
OneDriveから完全に削除したファイルを復元する方法
このパートでは、OneDriveから完全に削除したファイルを復元する方法を4つご紹介します。順に試してみることができます。
方法1. OneDriveのごみ箱から削除したファイルを復元する
通常、OneDriveのごみ箱は削除されたファイルやフォルダが格納される場所です。そのため、必要なファイルが削除されると、まずはOneDriveのごみ箱を確認するべきです。
ステップ 1. onedrive.live.comに移動し、OneDriveアカウントにログインします。
ステップ 2. 左パネルの「ごみ箱」をクリックします。復元するファイルまたはフォルダを選択し、「復元」をクリックします。
これにより、ファイルまたはフォルダが元の場所に復元されます。
- MicrosoftアカウントでOneDriveにサインインしている場合、ファイルが削除されてから30日後にごみ箱から自動的に削除されます。
- ワークや学校のアカウントでサインインしている場合、ファイルが削除されてから93日後にごみ箱から自動的に削除されます。
ごみ箱にファイルが表示されないが、OneDrive for Businessを使っている場合は、「第2段階のごみ箱」を確認してみることができます。詳細については読み進めてください。
ステップ 1. ごみ箱ページをスクロールダウンします。ページの下部にある「第2段階のごみ箱」をクリックします。
ステップ 2. 復元したいファイルまたはフォルダを選択します。画面の上部にある「復元」ボタンをクリックします。
これで、選択したすべてのファイルが元の場所に復元されます。
方法2. OneDriveを以前の時点に復元し、削除したファイルを復元する
OneDriveを以前の時点に復元することで、OneDriveから完全に削除したファイルを復元することができます。
- この機能は、Microsoft 365サブスクリプションを持つユーザーだけが利用できます。
- OneDriveを復元できるのは最大30日前までです。
- 復元後、その時点の後に保存されたファイルやフォルダがすべて削除されるので、重要なファイルやフォルダがある場合、あらかじめローカルにバックアップしておく必要があります。
ステップ 1. onedrive.live.comでMicrosoftアカウントにサインインし、「設定」アイコンをクリックして、「OneDriveを復元する」を選択します。
ステップ 2. 「日付の選択」のからファイルが削除された前の日時を選択し、「復元」ボタンをクリックします。
方法3. ローカルフォルダからOneDriveで完全に削除したファイルを復元する
OneDriveのWebインターフェースでファイルを削除しても、パソコンの元のローカルファイルには影響を与えません。そのため、ローカルパソコンから削除したファイルを復元することができます。
ステップ 1. システムトレイのOneDriveアイコンをクリックし、歯車アイコン→「設定」をクリックします。あるいは、「その他」→「設定」をクリックします。
ステップ 2. 「アカウント」タブを選択し、「フォルダーの選択」ボタンをクリックします。
ステップ 3. 左下隅にある「PC上の場所」に表示されているパスをメモします。次に、「エクスプローラ」を開き、メモしたパスに移動します。そこに必要なファイルがあるかどうかを確認します。
方法4. 専門ソフトでオンラインおよびローカルから完全に削除されたファイルを復旧する
運が良ければ、OneDriveの「ごみ箱」「OneDriveを復元」、またはローカルパソコンから必要なファイルを復元できます。
しかし、上記の方法でファイルを復元できない場合は、サードパーティー製のデータ復旧ツールを使用する必要があります。ここでは、無料で使えるMyRecoverをお勧めします。MyRecoverで、3ステップだけで、PCから完全に削除されたファイル/フォルダを復元することができます。初心者でも気軽に使えます。機能性と互換性の面から次のようなメリットがあります:
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jpg、png、mp4、avi、mov、doc、xlsx、ppt、pdf、zip、rarなど200種類以上のファイルを復元できます。
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誤削除、フォーマット、システムクラッシュ、ウイルス攻撃など、さまざまな原因によるデータ損失に対応できます。
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内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、SDカードなどのさまざまなストレージデバイスからのファイル復元をサポートしています。
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スキャンプロセス中にデータを復元することができ、ハードドライブ全体のスキャンが完了するまで待つ必要はありません。
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Windows 11/10/8/7と互換性があり、NTFS、FAT32、exFAT、ReFSなどの複数のWindowsファイルシステムをサポートしています。
この方法を使用するには、復元するファイルが前にローカルの場所に保存されていたことがある必要があるので、ご注意ください。次に、MyRecoverをダウンロードし、インストールして使ってみましょう。
ステップ 1. MyRecoverを起動します。復元したいファイルが元に保存されていたパーティションまたはボリュームを選択し、「スキャン」をクリックします。
ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なデータをスキャンします。
✍ヒント:復元するファイルをより速く見つけたい場合、「フィルター」を利用することができます。この機能を使えば、種類、更新日、サイズによってファイルを見つけることができます。また、ファイル名や拡張子を覚えている場合、検索バーで直接検索することができます。
- 種類:ドキュメント、画像、動画、オーディオ、メール、ウェブページ、圧縮ファイルから選択できます。
- 更新日:本日、昨日、過去7日間、過去30日間、カスタムから選択できます。特定の期間に削除されたデータを探したいなら、「カスタム」を選択してください。
- サイズ:128KB未満、128KB~1MB、1MB~512MB、512MB以上、カスタムから選択できます。
ステップ 3. 復元したいファイルおよびフォルダを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。
- MyRecoverの無料版では、500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、MyRecoverをProfessionalまたはTechnician版にアップグレードしてください。
- 新しいドライブを保存先として選択してください。ファイル/フォルダを元のドライブに復元すると、復旧可能なファイル/フォルダの領域が上書きされ、データ復元に失敗する可能性があります。
最後に
この記事では、OneDriveで完全に削除したファイルを復元する方法を4つご紹介しました。お役に立てれば幸いです。
重要なファイルをよりよく守るために、異なるデバイスで2つのコピーを保持することをお勧めします。こうすれば、OneDriveまたはローカルの場所から誤って削除しても、取り戻すにはどうすればよいかと心配する必要がありません。