OneDriveの共有ファイルが削除された?復元方法を解説
OneDriveで削除された共有ファイルを復元する方法を知りたいですか?この記事では、OneDriveの共有ファイルが削除されたときの4つの対処法をご紹介します。
OneDriveで削除された共有ファイルを復元できるか?
OneDriveについてになります。共有ファイルで誤って削除したファイルは復元できませんか?
OneDriveの自分のゴミ箱にはなぜか入っていませんでした。誰もゴミ箱を空にはしていないと思われます。どこへ行ってしまったのでしょうか?回答宜しくお願いします。
--YAHOO!知恵袋からの質問
OneDriveで削除した共有ファイルは、なぜゴミ箱に見つかりませんか?
OneDriveで自分が所有者でない共有ファイルを削除すると、そのファイルへのアクセス権が削除されるだけで、ファイル自体は削除されません。そのため、この場合、OneDriveのごみ箱でファイルを見つけることはできません。
ただし、ファイルの所有者または編集権限を持つユーザーである場合は、ファイルを削除した後、所有者のごみ箱に移動します。
なら、削除された共有ファイルを復元するにはどうすればよいでしょうか?この記事では、削除された共有ファイルを復元する方法を紹介するので、非所有者ユーザーでも所有者ユーザーでも参考にしてください。
OneDriveで削除された共有ファイルを復元する方法
OneDriveで削除された共有ファイルを復元する方法はいくつあります。順に試してみましょう。
詳細 | 適用対象 | |
方法1 | ファイルの所有者に確認する | ファイルの所有者ではないユーザー |
方法2 | OneDriveのゴミ箱から復元する | ファイルの所有者であるユーザー |
方法3 | データ復旧フリーソフトを利用する | すべてのユーザー(バックアップ必要ない) |
方法4 | バックアップを使用する | すべてのユーザー(バックアップが必要) |
1. ファイルの所有者に確認する
あなたがファイルの所有者ではなく、自分でファイルを削除した場合は、所有者に連絡してアクセス権を回復できるかどうかを確認してください。ファイルを削除したのが所有者である場合も、この方法を試すことができます。
2. OneDriveのゴミ箱から復元する
所有者である場合、OneDriveのゴミ箱から削除されたファイルを簡単に復元することができます。
ステップ 1. onedrive.live.comにログインします。左パネルから「ゴミ箱」を選択します。
ステップ 2. 復元する必要な共有ファイルを選択し、「復元」をクリックします。
- ごみ箱内のファイルは30日後に自動的に削除されます。そのため、できるだけ早く復元することが重要です。
- OneDrive for BusinessやSharePoint Onlineを利用している場合に、第2段階のごみ箱からファイルを復元することができます。第1段階のごみ箱から削除されたファイルは第2段階のごみ箱にさらに93日間保管されます。
3. データ復旧フリーソフトを利用して削除された共有ファイルを復旧する
ご存知のように、OneDriveに同期されたファイルが一般的にPCのOneDriveオフラインフォルダにも同期されます。したがって、専門的なデータ復旧ソフトを利用して削除された共有ファイルを復旧することが可能です。
重要なファイルを簡単かつ効率的に取り戻すために、信頼性の高いデータ復旧フリーソフト「MyRecover」を利用することをお勧めします。このソフトによって、3ステップだけで、PCの内蔵HDD/SSD、外付けHDD、SDカード、USBメモリから失われたファイルを復元することができます。また、次のようなメリットもあります:
- 高い復旧率で、迅速に失われたファイルを取り戻すことができます。
- 様々な原因によるデータ損失に対応:誤削除、ディスクフォーマット、ウイルス感染などによって失われたデータを復旧できます。
- 複数のファイル形式をサポート:jpg、png、mp4、mov、doc、xlsx、ppt、pdf、zip、rarなど1000種類以上のファイルの復元をサポートしています。
- ハイライト機能:スキャン中にファイルの検索、フィルタリング、プレビュー、復元が可能です。
- 互換性が高い:Windows 11/10/8/7およびWindows Serverに対応しています。また、NTFS、FAT32、exFAT、ReFSなどさまざまなファイルシステムをサポートしています。
ステップ 1. MyRecoverをダウンロードし、インストールして起動します。マウスをOneDriveのローカルフォルダが保存されているパーティションに移動し、「スキャン」をクリックします。
ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なファイルをスキャンします。
✍ヒント:復元するファイルをより速く見つけたい場合、「フィルター」を利用することができます。この機能を使えば、種類、更新日、サイズによってファイルをフィルタリングすることができます。また、ファイル名や拡張子を覚えている場合、直接検索することもできます。
- 種類:ドキュメント、画像、動画、オーディオ、メール、ウェブページ、圧縮ファイルから選択できます。
- 更新日:本日、昨日、過去7日間、過去30日間、カスタムから選択できます。特定の期間に削除されたデータを探したいなら、「カスタム」を選択してください。
- サイズ:128KB未満、128KB~1MB、1MB~512MB、512MB以上、カスタムから選択できます。
ステップ 3. 復元したいファイルまたはフォルダを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。
- MyRecoverの無料版では、500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、MyRecoverをProfessionalまたはTechnician版にアップグレードしてください。
- 新しいドライブを保存先として選択してください。ファイル/フォルダを元のドライブに復元すると、復旧可能なファイル/フォルダの領域が上書きされ、データ復元に失敗する可能性があります。
4. バックアップを使用して共有ファイルを復元する
Windowsにはファイル履歴やシステムの保護など、いくつかのバックアップと復元機能が搭載されています。もし共有ファイルが削除された前に、これらのいずれかの機能が有効になっている場合、バックアップを使用してファイルを復元することができます。次に、その方法をご案内します。
ステップ 1. 「Win」+「E」キーを押してエクスプローラーを開きます。左側にある「OneDrive - Personal」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
ステップ 2. 「以前のバージョン」タブをクリックし、共有ファイルが削除された前に作成したバックアップを選択し、「開く」をクリックします。
ステップ 3. そこに復元したい共有ファイルがあるかどうかを確認します。見つけたら、コピーして他の場所に貼り付けます。
おわりに
この記事では、OneDriveで削除された共有ファイルを復元する方法を4つ説明しました。次回このようなデータ損失を避けるために、重要なファイルを定期的にバックアップし、OneDrive上のファイルを削除するときにもっと注意することをお勧めします。お役に立てれば幸いです。