iCloudに容量があるのにバックアップできない時の対処法

iCloudに十分な容量があるのにバックアップできないですか?この記事では、その問題の原因と効果的な対処法を詳しく解説します。iCloudのトラブルを解消して、安心してデータをバックアップしましょう!

Astra

By Astra / 更新日 2024年12月30日

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iCloudに容量があるのにバックアップできない?

 

iCloudストレージに空き容量はあるのですがバックアップできません。

至急!iCloudのバックアップがとれません。容量はあるのに、バックアップしようとすると、容量がいっぱいとでます。なぜでしょうか?さきほど、古いiPhoneのバックアップを削除したので、容量は2.1ほどしかつかっていません。

- Yahoo知恵袋からの質問

iCloudに十分な容量があるはずなのに、「バックアップができない」と困った経験はありませんか?この問題は、多くのiPhoneユーザーが直面する悩みの一つです。原因は意外にシンプルな場合が多く、設定の見直しや古いバックアップデータの整理など、適切な対応をすることで解決できます。

iCloudに容量があるのにバックアップできない時の対処法

本記事では、iCloudに容量があるのにバックアップできない理由とその解決策を分かりやすく解説します。また、iCloudのような容量制限がなくて、効率的にバックアップを取るための便利な代替手段もご紹介します。これを読めば、もうiCloudのバックアップで悩むことはなくなるでしょう!

容量があるのにiCloudはバックアップができない時の対処法

ここでは、iCloudに容量が十分に残っているにもかかわらず、バックアップができない問題が発生する主な原因と、その解決方法について詳しく説明していきます。

iCloudに容量があるのにバックアップできないのはなぜですか?この問題の考えられる原因は以下になります:

ネットワークの接続が不安定である
古いバックアップが影響している
バックアップするデータ量が大きすぎる
iCloudサーバーの障害
デバイスのバージョンが古い

それでは、以上の原因を踏まえて、以下の対処法を試して、この厄介な問題を解決して行きましょう。

対処法1.ネットワーク接続を確認する

iCloudにデータをアップロードするためには安定したWi-Fi接続が必要です。Wi-Fi接続が不安定だったり、接続速度が遅いと、iCloudにデータをアップロードできずバックアップが失敗する場合があります。

通知バーのWi-Fiのバーの数で、ネットワーク接続の状態を確認してください。Wi-Fi接続が不安定な場合は、以下の方法で改善しましょう。

  • Wi-Fiを一度オフにして再接続する:「設定」>「Wi-Fi」でWi-Fiを一度オフにし、数秒後に再度オンにして接続し直してみます。
  • ルーターを再起動する:ルーターの電源を切り、数秒待ってから再度電源を入れて再起動します。
  • iPhoneのネットワーク設定をリセットする:「設定」>「一般」>「iPhoneを転送またはリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」の順でタップして、パスワードを入力してネットワークのリセットを開始します。

iPhoneのネットワーク設定をリセットします。

対処法2.古いバックアップを削除する

過去のバックアップデータがiCloud上に残っている場合、新しいバックアップが正常に作成できないことがあります。特に、同じデバイスのバックアップが複数存在している場合に問題が起きやすいです。

以下の手順で、古いiCloudバックアップを削除してから、新しいバックアップを取ってみてください。

手順1.「設定」アプリを開き、「自分の名前」>「iCloud」の順でタップします。

手順2.iCloudで「ストレージを管理」>「バックアップ」の順にタップして、バックアップされたデバイスを選択します。

手順3.「オフにしてiCloudから削除」をタップして、「オフにして削除」を選択します。

不要なデバイスのバックアップを削除します。

対処法3.不要なデータをバックアップから除外する

iCloudの容量に余裕があっても、バックアップ対象のデータが多すぎる場合にエラーが発生することがあります。写真や動画、不要なアプリなど、容量を圧迫するデータが原因となるケースが一般的です。

そのため、以下の手順でバックアップする必要のないデータをiCloudバックアップ対象外にしましょう。

手順1.設定を開き、「Apple ID」(iOS18ではApple Account)をタップします。

手順2.「iCloud」>「ストレージを管理」>「バックアップ」>「端末名(このiPhone)」の順でタップします。

iCloudバックアップのデバイス

手順3.アプリの一覧で、バックアップする必要がないアプリのスイッチをオフにします。

バックアップしないアプリのスイッチをオフにします

バックアップを再試行すれば、オフにしたアプリがバックアップされなくなります。

対処法4.iCloudサーバーの状況を確認する

Appleのサーバー側で障害が発生している場合、一時的にバックアップができなくなることもあります。

対処法:Appleシステム状況ページにアクセスして、iCloud関連のサービス(iCloudバックアップ、iCloud Drive、iCloud メールなど)の状態を確認します。

Appleシステム状況

iCloudサーバーに障害が発生している場合、時間が経過すると自動的に復旧することが多いです。そのため、サーバーの状態が回復した後、再度iCloudバックアップを試みてください。

❌注意:
もし障害が長時間続いている場合は、Appleサポートに連絡して、詳しい情報を得ることができます。

対処法5.デバイスを最新バージョンに更新する

iCloudバックアップの機能は、最新のOSバージョンを前提に最適化されています。iOSデバイスのバージョンが古い場合、バックアップに必要な最新のプロトコルや機能がサポートされていないことがあります。このため、iCloudの容量に余裕があっても、バックアップできないことがあります。

以下の手順でiPhone/iPadを最新のバージョンにアップデートしてから、バックアップを再試行してみてください。

手順1.設定アプリを開き、「一般」>「ソフトウェアアップデート」の順でタップします。

手順2.アップデートが利用可能な場合、「今すぐアップデート」をタップします。

iPhoneを最新のiOS18にアップデート

【容量制限なし】iCloud代替ソフトでiPhoneをバックアップする方法

周知のように、iCloudの無料プランでは、5GBのストレージしか利用できません。つまり、iCloudをアップグレードしないとiPhoneやiPadの完全なバックアップを作成するのが無理です。そのため、ここで容量制限なしでiOSデバイスを完全にバックアップできるフリーソフトをおすすめします。

AOMEI FoneBackupは専門的なiPhone/iPad/iPodバックアップソフトで、容量を気にせずにデバイスを完全にバックアップできます。iCloudと比べて、以下のメリットがあります:

yes容量制限なし:バックアップ先を自由に指定でき、データをPCや外付けハードドライブなどにバックアップできます。
yes初期化せずにデータを復元:AOMEI FoneBackupで作成したバックアップファイルを任意のiOSデバイスに、初期化せずに復元できます。これで、データの損失を避けることができます。
yes選択的にバックアップ:デバイスのデータを詳細にプレビューして、その中から必要のデータを選択してバックアップできます。
yesWi-Fiなしで動作:AOMEI FoneBackupは、iCloudのようにインターネット接続やWi-Fi環境に依存しません。Wi-Fi接続がない、または悪い場合でもデータを高速にバックアップできます。
yes多様な機能:バックアップのほか、iPhoneとPC、iPhone同士間のデータ転送、WhatsAppデータの転送とバックアップなど、便利な機能が備えています。

このソフトの完全なバックアップ機能は無料で利用できます。デバイスのデータをより安全に守りたいなら、以下の手順でAOMEI FoneBackupを使ってデバイスをバックアップしましょう。

無料ダウンロードWin 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

手順1.iPhone/iPad/iPodをUSBケーブルでパソコンに接続>AOMEI FoneBackupを起動します。

★AOMEI FoneBackupは以下のiOSデバイスモデーアに対応しています:
iPhone 6s/6sPlus、iPhone 7/7Plus、iPhone 8/8Plus、iPhone X/XR/XS(Max)、iPhone 11/11Pro(Max)、iPhoneSE 2020、iPhone SE2022、iPhone 12/12Pro(Max)/12mini、iPhone 13/13Pro(Max)/13mini、iPhone 14/14Pro(Max)/14Plus、iPhone 15/15Pro(Max)/15Plus、iPhone 16/16Pro(Max)/16Plusなど
iPad、iPad Air、iPad mini、iPad Pro
iPod touch第一世代から第7世代

手順2.左側の「フォンバックアップ」を選択>「完全バックアップ」を選択して、「バックアップ開始」ボタンをクリックします。

「完全バックアップ」を選択します。

🌟ヒント:ここで「個別バックアップ」を選択すれば、iPhone内の写真、動画、音楽、連絡先、メッセージから必要なデータだけを選んでバックアップできます。例えば、iPhoneの音楽だけをバックアップすることが可能です。

手順3.「バックアップストレージパス」をクリックして、バックアップの保存先を選ぶ>「バックアップ開始」をクリックします。

「バックアップ開始」をクリックします。

🌟ヒント:外付けHDDをパソコンに接続すれば、バックアップの保存先を外付けHDDに選択できます。それにより、iPhoneを直接に外付けHDDにバックアップできます。

これで、接続したデバイスの全データが指定のバックアップ先に保存できます。

★ヒント:バックアップを復元する方法
復元先のデバイスをPCに接続して、AOMEI FoneBackupで「マイバックアップ」を選択します。復元したいバックアップファイルのデバイスにある「復元」ボタンをクリックし、指示に従えば、バックアップファイルを簡単に選択したデバイスに復元できます。この方法は、iOSデバイス間でデータを移行する際にも有効です。

復元ボタンをクリックします。

iCloudバックアップについてよくある質問

このセクションでは、iCloudバックアップに関するよくある質問(FAQ)を紹介します。iCloudの利用に関して疑問や問題がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q1:iCloudのバックアップ容量不足は無料で追加できますか?

A:いいえ、iCloudの無料ストレージは5GBしか提供されておらず、これを超える容量を追加するためには、有料プランにアップグレードする必要があります。iCloudのストレージプランは、50GB、200GB、2TBなどがあり、料金に応じて容量を増やすことができます。無料で容量を追加する方法はないため、ストレージが不足した場合は、必要に応じて有料プランを検討してください。

iCloudの容量を購入すべきかどうかに迷っている方には、こちらの記事が参考になるかもしれません:「iCloudの容量は購入すべきか?メリット・デメリットを詳細解説!」

Q2:iCloudの写真容量があるのに同期されないのはなぜですか?

Q:iCloudの写真容量があるのに同期されないのはなぜですか?

iCloudに十分な写真容量があっても、写真が同期されない理由は複数考えられます。主な原因としては、以下の点が挙げられます:

  1. Wi-Fi接続の問題:iCloudの同期には安定したWi-Fi接続が必要です。Wi-Fiが不安定な場合や接続が切れた場合、同期が進まないことがあります。

  2. iCloud写真の設定:iCloudの設定で「iCloud写真」が有効になっていない場合、写真が同期されません。設定を確認して、iCloud写真が有効になっているか確認してください。

  3. ソフトウェアのバージョン:iOSやmacOSのバージョンが古い場合、iCloudとの同期に問題が生じることがあります。最新バージョンにアップデートすることをおすすめします。

これらの原因を確認して、必要な対策を講じることで、写真の同期が正常に行えるようになるかもしれません。

Q3:iCloudにバックアップできないものは?

iCloudにはいくつかバックアップできないデータがあります。主に以下のようなものが含まれます:

iTunesやApp Storeから購入したメディア
Apple MusicやiTunes Matchの音楽ライブラリ
デバイスのアプリ内のデータ
iCloud Drive内のファイル
Touch ID/Face ID、Apple Payなどの設定

まとめ

以上が、iCloudに十分容量があるのにバックアップできない問題の原因と対処法です。iCloudの容量をアップグレードしたくない、またはiCloudバックアップに不満がある方には、iCloudの代替ソフトもご紹介しました。容量を気にせず、iOSデバイスを安全かつ無料でバックアップしたいなら、ぜひAOMEI FoneBackupをダウンロードして活用してください!

Astra
Astra · 編集者
編集者として、文章を書くことに情熱を持ち、ソフトウェアの機能をわかりやすく伝えることに心がけています。趣味は手芸とランニングで、創造力と持久力を磨いてきました。