iPadにCDの曲を取り込む｜パソコン経由・なしでの方法を紹介！

iPadに音楽CDを取り込むには？

デジタル配信が行われず、CDでしか入手できない楽曲をiPadで楽しみたいですか？音楽CDをiPadで聴くためには、まずCDをリッピングしてデジタル化し、その音源をデバイスに転送する必要があります。

今回は、パソコン経由で・なしで音楽CDをiPadに取り込む方法をご紹介します。それぞれの操作手順を詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。

パソコン経由で音楽CDをiPadに取り込む方法

お手元にパソコンがある方は、このパートで紹介する方法を参考してください。

iTunesを使って音楽CDをiPadに入れる

Apple社が提供している音楽管理ソフト「iTunes」を使用すると、CDをリッピングして音楽ファイルとしてパソコンに取り込み、そこからiPadに同期することができます。

以上の注意点を押さえたら、iTunesで音楽CDをiPadに取りこむ手順をチェックしましょう。

まずはCDの曲をiTunesに取り込む

手順1.パソコンにiTunesをダウンロードして、インストールします。

手順2.iTunesで画面上部のメニューバーから「編集」＞「環境設定」＞「一般」＞「読み込み設定」の順に選択します。

手順3.読み込み設定のウィンドウでファイルの形式や音質を設定して、「OK」をクリックして設定を保存します。

手順4.CDをパソコンに挿入して、中のMP3ファイルはiTunesに一覧で表示されます。

手順5.「CD○○をiTunesライブラリーにインポートしますか？」の確認が表示されたら、「はい」をクリックしてCDの取り込みを開始します。

次に取り込んだCDの曲をiPadに同期する

手順1.iPadをUSBケーブルでパソコンに接続＞iTunesの左上隅にあるiPadのアイコンをクリックします。

手順2.左側の「概要」を選択＞オプションのブロックで「音楽とビデオを手動で管理」をチェック＞「適用」をクリックします。

手順6.左側の「ミュージック」を選択＞「音楽を同期」をチェック＞「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、及びジャンル」をチェック＞取り込んだ曲を選択して「適用」をクリックします。

データが上書きせずにiPadに音楽CDを取り込む【無料】

音楽を上書きされたくないなら、iTunes代替の転送ソフト―AOMEI FoneBackupを利用することをおすすめします。

AOMEI FoneBackupはWindows PC向けの専門的な転送ソフトで、無料でパソコンからiPadに音楽を転送することができます。

★AOMEI FoneBackupをすすめる理由：

データ消去なし：iPadに音楽を追加するだけで、既存の音楽や他のファイルは上書きされません。

高音質で転送：転送中に音声が劣化することはなく、高品質の音楽を楽しめます。

柔軟に転送：全ての音楽を一括で、または一部の音楽のみを転送できます。

簡単な操作：シンプルな操作画面で、ワンクリックだけで転送を行えます。

無料で利用できるAOMEI FoneBackupをパソコンにダウンロードして、iPadに音楽CDを取り込んだ手順をチェックしましょう。

まずはCDをMP3にエンコードしてパソコンに取り込む【Windows 11適用】

手順1.CDをパソコン挿入して、検索欄で「Windows Media Player」と入力して起動します。（無い場合はMicrosoft Storeで入手してください。）

手順2.左側でCDに音符のアイコンをクリックして、CDの曲が表示されます。

手順3.右側の三点リーダーをクリックして、「取り込みの設定」を選択します。

手順4.設定のウィンドウで形式を「MP3」にして、「保存」をクリックします。

手順5.再び、三点リーダーをクリックしてから「CDの取り込み」をクリックして、CDの取り込みを開始します。

次にエンコードされたCDをパソコンからiPadに転送する

手順1.iPadをUSBケーブルでパソコンに接続＞AOMEI FoneBackupを起動します。

手順2.左側の「フォン転送」を選択＞「PCからiPhone」を選択＞「転送開始」をクリックします。

手順3.「音楽」タグを選択して、青いフォルダのアイコンをクリックします。

手順4.ファイルを選択画面で先ほどパソコンに取り込んだCDの曲を選択して、「確認」をクリックします。

手順5.選択した曲がリストされますので、「転送開始」をクリックします。

これで、CDの曲がiPadに転送され、ミュージックアプリで聞けるようになりました。

パソコンなしでCDレコを使ってiPadに音楽CDを取り込む

お手元にパソコンがない方は、CDレコーダーというCDを直接スマホやタブレットに取り込める専用機器を利用できます。

手間をかけずにCDを取り込めますが、CDレコの価格は一般的には1万円前後から2万円程度で、専用機器としてはやや高めと感じるかもしれません。

この方法を使用する前の準備：

iPad対応のCDレコーダーを購入します。

LightningケーブルまたはUSB-Cケーブルを用意します。

iPadにCDレコ専用アプリをダウンロードして、インストールします。

以上の準備をしてから、CDレコを使ってiPadに音楽CDを取り込む手順をチェックしましょう。

手順1.iPadとCDレコを接続して、CDをCDレコに挿入します。

手順2.iPadでCDレコの専用アプリを起動して、「メニュー」を選択し、「CDを取り込む」をタップします。

手順3.「取り込み開始」をタップして、iPadへCDの取込みを開始します。

音楽の取り込みについてによくある質問

このパートを読んで、音楽を取り込む際によくある疑問が解消できると思います。

Q1.CDをリッピングすると音質が悪くなりますか？

リッピング時の音質は、選択した形式と設定次第です。非圧縮形式や高ビットレート（256kbps以上）を選べば、CD音源に近い高音質を保てます。ただし、圧縮形式（MP3やAAC）の低ビットレートを選ぶと音質が劣化する可能性があります。

Q2.取り込む際に音質を選ぶ必要がありますか？

音質を選ぶ際にはビットレートを考慮します。以下を目安にするとよいでしょう：

• 128kbps：ファイルサイズが小さく、容量を節約したい場合に適しています。
• 256kbps以上：ほとんどのリスニング環境で満足できる高音質です。
• 320kbpsまたは可逆圧縮（FLAC/ALAC）：高音質で音楽を楽しみたい場合に適しています。

Q3.取り込み時にデータが失われることはありますか？

取り込みはCDの内容をデジタル化するプロセスなので、元のCDデータが消えることはありません。ただし、iPadや他のデバイスに同期する際に既存のデータが上書きされる可能性があるため、事前に音楽のバックアップを取ることをおすすめします。

iPadの音楽だけをバックアップするには、上で紹介したAOMEI FoneBackupを利用できます。AOMEI FoneBackupは音楽や写真、動画などのiOSデータを個別にバックアップ及び復元することができます。音楽データを安全に保存できるし、音楽を転送するときも役に立ちますので、ぜひ試してみてください。

まとめ

以上、音楽CDをiPadに取り込む三つの方法になります。パソコン経由で・パソコンなしでの方法に分けて説明しましたので、ご自身に最適な方法を選択してください。

AOMEI FoneBackupを使用すれば、iPadの既存のデータが上書きされずに、CDの曲を高音質のままで取り込めます。無料で利用できますので、今すぐダウンロードして、iPadでCDの曲を楽しめましょう。