ガイド：ファイルエクスプローラーにOneDriveを追加してファイルを簡単に同期する

OneDriveについて

OneDriveは、Microsoftが提供する個人用クラウドストレージサービスです。個人ファイルをOneDriveに同期して保存し、友達や家族と共有することができます。OneDrive上のファイルは、インターネットに接続されたどんなデバイスからでもアクセスできます。

企業ユーザーには、OneDrive for Businessがあります。これはMicrosoft 365またはSharePoint Serverの一部です。企業は、従業員にパーソナルストレージスペースを提供し、それを中央から管理することができます。

このページでは、個人用OneDriveの使い方に焦点を当てます。さあ、進みましょう。

Windows 11、10でのファイルエクスプローラーへのOneDriveの追加方法

OneDriveはWindows 10と11に組み込まれています。アカウントを設定するだけで、File ExplorerにOneDriveとそのサブフォルダが表示されます。以下の手順に従ってください。

1. スタートメニューからOneDriveを選択し、Microsoftアカウントでサインインします。

2. OneDriveフォルダの場所を設定します。デフォルトの場所を選択するか、新しい場所に変更することができます。

ヒント：以前にこのPCでOneDriveにサインインしていた場合、既存のOneDriveフォルダがあるかもしれません。その場合は、「このフォルダを使用」をクリックできます。

3. OneDriveの紹介ページで「次へ」をクリックします。モバイルアプリを入手するページでは、必要に応じてモバイルアプリを入手するか、後で入手します。

4. OneDriveの準備ができたと表示されたら、「OneDriveフォルダを開く」をクリックします。

5. これでOneDriveがファイルエクスプローラーに追加されました。ファイルをOneDriveに簡単に移動したり同期したりすることができます。

修正：File ExplorerにOneDriveが表示されない場合

以前はFile ExplorerにOneDriveが表示されていましたが、現在は表示されなくなった場合は、以下の手順に従ってOneDriveが表示されない問題を修正する方法を学びましょう（Windows 10/11）。

修正1：OneDriveを再起動する

1. タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックし、ポップアップウィンドウから「OneDriveを閉じる」を選択します。

2. 再度「OneDriveを閉じる」をクリックして確認します。スタートメニューからOneDriveを選択し、OneDriveサービスを再起動します。

修正2：OneDriveを手動で更新する

1. Windowsのスタートボタンをクリックし、「設定」→「更新とセキュリティ」をクリックします。

2. 「Windows Update」ボタンをクリックし、「更新プログラムのチェック」をクリックします。

3. 更新が完了したら、パソコンを再起動し、OneDriveにログインして問題が解消されたかを確認します。

修正3：ローカルアカウントに切り替える

1. 「スタート」メニュー >「設定」>「アカウント」をクリックします。すでにMicrosoftアカウントでログインしている場合（おそらくそうです）、「ローカルアカウントでサインインする」をクリックして、「次へ」をクリックします。

2. その後、Microsoftアカウントの資格情報を入力し、「OK」をクリックします。新しいローカルユーザー名とパスワードを入力します。「次へ」をクリックします。

3. 「サインアウトして完了」をクリックします。再ログインすると、もう一度「アカウント」に移動します。今度は「Microsoftアカウントでサインインする」をクリックし、ログイン情報を入力します。

修正4: レジストリを変更する

1. 「Win」キー＋「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。「regedit」と入力し、Enterキーを押します。次のキーに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows

2. 「DisableFileSyncNGSC」を右クリックし、「修正」クリックします。データの値を「0」に修正し、「OK」をクリックします。

3. 上記の手順を完了したら、パソコンを再起動して問題が解決されているかどうかを確認してください。

簡単にローカルフォルダをOneDriveに同期する方法

これで、OneDriveがファイルエクスプローラーに表示されるはずです。前述のように、OneDriveフォルダ内のファイルを移動して特定のファイルを同期または非同期化することができます。ただし、手間のかかる操作のため、大量のファイルを同期するのには向いていません。

ファイルの同期をより簡単にするために、最高の無料ファイル同期ツールであるAOMEI Backupper Standardを利用することができます。次の機能を活用して多くの利点を得ることができます。

• 外部ハードドライブ、USBメモリ、NAS、クラウドドライブなど、さまざまな場所へのファイルの同期が可能です。また、コンピューター間でのファイルの転送もサポートしています。
• OneDrive以外にも、Google Drive、Dropbox、Box、SugarSync、hubiC、Cloudmeにファイルを同期することができます。
• ファイルを頻繁に変更する場合、スケジュール同期機能を使用して自動的に同期タスクを実行することができます。
• Windows 11／10／8.1／8／7／Vista／XPのすべてのエディションで動作します。

AOMEI Backupperをダウンロードして、ローカルフォルダをOneDriveに同期するために使用しましょう。サーバーユーザーの場合は、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。

1. AOMEI Backupper Standardを起動します。「同期」をクリックし、「ベーシック同期」を選択します。

2.「フォルダを追加」をクリックし、同期したいフォルダを選択します。

3. 操作を確認し、問題がなければ「開始」をクリックします。

✍良好で持続可能なデータ保護

AOMEI Backupperは、上記の手順ですべてのファイルを同期します。新しいファイルを追加するには、このタスクに毎日、毎週、または毎月などの自動同期タスクを設定する必要があります。

もしフォルダをUSBドライブに同期する場合、「USB挿入」モードを設定することができます。USBが接続されているときに自動的にファイルを同期し、常に接続しておく必要はありません。

✌ 高度な機能：特定のファイル拡張子を持つファイルの同期

AOMEI Backupperは、特定のファイル拡張子を持つファイルを同期し、ディスク容量を節約するための「フィルタオプション」機能を提供しています（この機能はAOMEI Backupper Professionalで利用可能です）。特定のファイル拡張子を含めるか除外するかを選択することができます。複数の場合は*を使用して区切ります。

参照：特定のファイル拡張子を持つファイルのバックアップ

まとめ

これでOneDriveをファイルエクスプローラーに追加する方法と、ファイルエクスプローラーにOneDriveが表示されない問題を修正する方法が分かりました。OneDriveをファイルエクスプローラーに追加した後は、PCをOneDriveと同期させることができます。AOMEI Backupperを使用すれば、簡単な手順でOneDriveファイルの同期を実行することができます。

実際には、それ以上のこともできます。強力なバックアップ、復元、クローン機能が組み込まれています。ブート可能なバックアップやSSDのクローンなどを実行するために使用することができます。ぜひ試してみてください。