Windows向けリアルタイムファイル/フォルダ同期ソフトウェア
この記事では、Windows 7/8/10/11のファイルやフォルダをリアルタイムで同期してくれるファイル同期ソフトについてご紹介します。
リアルタイムファイル同期について
ファイル同期とは?
ファイル同期(英:File synchronization)は、2つ以上の場所にある同じファイルが同じ内容になるようにする処理である。ある場所にあるファイルに何らかの変更を加えたとき、同期処理によって別の場所にある同じファイルにも同じ変更がなされる。
ファイル同期はファイル群の同じバージョンを複数の場所で保持可能にする。ファイルを格納(保存)する場所はコンピュータのハードディスク上のディレクトリの場合もあるし、USBメモリなどの持ち運び可能な記憶媒体の場合もある。同期を行うと、どちらが最後に更新されたかに関わらず、同期対象となったそれぞれの場所のファイルが最新版になる。ファイル同期はモバイル機器を良く使う場合や、複数のコンピュータを使う場合に便利である。
ディレクトリを手で同期させることも可能だが、ソフトウェアツールを使った方が高速で間違いがない。
– 出典:リー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ご覧のように、仕事面でも生活面でも、ファイル同期はとても役に立ちます。ここでは「一方向同期」と「双方向同期」2種類の同期方法がありますが、前者は最もよく使用される形式でしょう。
● 一方向同期はミラーリングとも呼ばれ、ファイルは常にソースからターゲットにコピーされ、ターゲット側からソース側に書き戻されることではありません。
● 双方向同期は任意の方向(ソース側またはターゲット側に関わらず)に変更が生じた後、コピーが行われ、複数の場所で互いにファイルの同期を取ります。
【リアルタイム同期】ソースディレクトリにあるフォルダの状態を常時監視して、ファイルが更新されたり新規作成されたり、削除されるたびに、直ちにターゲットディレクトリへ自動コピー、複製されます。リアルタイム同期に設定している場合、同期対象のファイルまたはフォルダを常にチェックして、変更があればすぐに自動同期させます。
リアルタイム同期がグループワークや個人プロジェクトなどで頻繁に使われています。例えば、外付けHDD(またはUSBメモリ)へのリアルタイムファイル同期を利用すると、パソコンで編集しているファイルと外付けHDD(またはUSBメモリ)内のファイル内容を自動的に同期し、ファイル内容を一定に保つことができます。パソコン上のファイルを編集して作業を終えて、家に帰ってみたら外付けHDD(またはUSBメモリ)の内容は編集前のままだった・・・リアルタイム同期さえとれば、そんな失敗をすることがなくなります。
リアルタイム同期できるWindows向けソフト
すべてのWindowsは「SyncToy」のようなMicrosoft製のファイル/フォルダ同期フリーソフトを提供するわけではありません。そのため、次は強力なサードパーティ製の同期ツールをご紹介します。
2つのフォルダの内容を同一にするように同期するソフトというと、AOMEI Backupper Standardをパソコン初心者に強くお勧めします。
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無料です。
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UIが直感的に操作しやすくて、簡単に使えます。
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Windows11、Windows10、Windows8.1/8、Windows7、Vista、XPに対応します。
そのProfessional版にアップグレードすると、バックアップの対象となっているファイルまたはフォルダの変更を検知して、バックアップデータを自動で更新するリアルタイムファイル同期機能を利用できます。
● ローカルディスク上のシステムファイルを外付けHDD、SSD、USBメモリ、CD/DVD、ネットワーク上の共有フォルダ/NAS、クラウドストレージ用のデスクトップアプリなどにリアルタイム同期させることができます。
● データの同期タスクを新規作成する場合には、「リアルタイム同期」のほかに「ミラー同期」(※同期先のフォルダは常に同期元のフォルダと同じファイルを保持する)または「ベーシック同期」(※デフォルトでは、新しく追加&更新されたファイルのみ同期され、削除操作をソースディレクトリからターゲットディレクトリへ同期するか選択可能)を指定できます。
● 「ミラー同期」または「ベーシック同期」を選択する場合はには、イベントトリガーやUSB挿入などの同期スケジュールを作成することができます。
AOMEI Backupperでリアルタイム同期を実行する方法
フォルダを外付けデバイスに同期させる場合、事前に外付けデバイスをPCに接続してください。そして、同期ソフトAOMEI Backupper Professionalをダウンロードして試してみましょう。
手順 1. WindowsにAOMEI Backupperをインストールし、起動します。メイン画面で「同期」タブ→「リアルタイム同期」をクリックします。
※注:「リアルタイム同期」モードを使うと、如何なる操作(削除/追加/変更)はデフォルトで同期元のフォルダから同期先のフォルダへ同期されます。
手順 2. 「フォルダを追加」をクリックして同期したいフォルダをソースフォルダとして選択します。
※注:1つ以上のフォルダを同期対象として追加できます。
手順 3. そしてターゲットフォルダ(同期先)を選択します。
手順 4. 「オプション」をクリックして、同期中にターゲットディレクトリのファイルの整合性を確認するかを選択できます。
手順 5. 最後は「開始」をクリックして設定を保存します。
★ヒント★
✔リアルタイム同期は電子メール通知をサポートしません。
✔上述のようにリアルタイム同期はデフォルトで削除操作を同期元から同期先へ同期します。つまり、ソースフォルダ内のファイルを削除すると、ターゲットフォルダの同じファイルも削除されます。
✔「オプション」をクリックして、この同期タスクについてもっと多くの設定ができます。例えば、別のタスクから区別できるようにコメントを入力することができます。
最後に
最も優れたリアルタイム同期ソフトウェアとして、AOMEI Backupper Proはファイルまたはフォルダをリアルタイムで同期してくれます。簡単且つ高速です。そのほか、AOMEI BackupperもクラウドストレージAOMEI Cloudを提供しています。その「クラウドバックアップ」機能によって、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。バックアップは同期と違い、バックアップするファイル/フォルダの異なるバージョンを保持しています。このため、ファイル/フォルダをある日に編集する前の状態に戻したいなら、バックアップが役立ちます。ぜひダウンロードし、使ってみましょう!
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