Windows10のCドライブをSSDにクローンするソフト

購入したSSDの容量が小さいので、元のディスクのCドライブのみを新しいSSDに移行できるソフトをお探しですか?この記事では、専門的なCドライブクローンソフト-AOMEI Backupperとこのソフトを利用して、Windowsを再インストールせずにSSDにクローンする方法を紹介します。興味のある方、是非ご覧ください。

Machi

By Machi 最終更新日 2025年02月25日

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なぜWindows10のCドライブをSSDにクローンするのか?

WindowsのCドライブをSSDにクローンするソフト

CドライブをSSDにクローンするというのは、単にCドライブのデータをコピーして移行することではなく、Cドライブと全く同じ状態のSSDを作成することを意味します。Windows 10のCドライブをSSDにクローンする理由はいくつかあります:

1. SSDはHDDに比べて圧倒的に高速です。そのため、システムドライブ(OSがインストールされているドライブ)としてSSDを使うことで、OSの起動時間が大幅に短縮され、PC全体の動作やデータの読み書き速度が劇的に向上します。

2. SSDは高価ですが、システムしか保存していないなら、小容量のSSDでも十分です。

3. Windows 10のCドライブをHDDからSSDにクローンすることで、OS環境をそのままSSDに移行でき、再インストールの手間を省けます。

🌟補足:

クローン後、古いHDDをデータディスクとして使用することができます。詳細については、「SSDとHDDを併用:最適な選択?設定方法を解説」をご参照ください。

Windows10でシステムをSSDにコピーする前の準備

◎準備1. Windows10でCドライブをSSDに移行するために、まずはSSDをパソコンに接続する必要があります。

デスクトップPCの場合:

デスクトップPCの場合、通常はドライブベイが余っているため、HDDやSSDを複数搭載できます。

2.5インチSSDを3.5インチベイに取り付ける場合は、変換ブラケットが必要です(安価なSSDには付属していないことがあるため、別途購入が必要)。もし、PCケースに2.5インチのSSD/HDDベイがあれば、変換マウンタなしで直接取り付け可能です。

🌟重要:

そのほか、SSDとマザーボードを繋ぐためのSATAケーブルをSSDのSATAポートに挿入したり、SSDに電力を供給するために電源ユニットのSATA電源ケーブル(黒いコネクタ)を挿入したりする必要があります。

M.2 SSDの場合、マザーボードに直接取り付け、SATAケーブルや電源ケーブルは不要です。

ノートPCの場合:

ノートPCの場合、一般的にはドライブベイまたはスロットが1つのみですが、USB-SATA変換アダプターまたはM.2 SSD外付けケースを使って外部SSD/HDDを接続できます。

変換アダプター

もちろん、お使いのノートパソコンにもう1つのドライブベイまたはスロットがあるなら、2台目のHDDやSSDを併用することもできます。

◎準備2. SSDのクローンを行うためのソフトをダウンロードします。

Win10でシステム(OS)をSSDに移行するために、CドライブのみをSSDにコピー、クローンしたい場合は、AOMEI Backupper Professioanlを利用することをお勧めします。

このソフトは、機能性と互換性の面から次のようなメリットがあります:

  • OS、パーティションやディスクをHDDから簡単かつ高速にSSDにコピーできます。

  • デフォルトで、使用されているセクターのみクローンします。クローンに必要な容量をできるだけ縮めることができ、不良セクターによるクローン失敗も避けることができます。

  • クローン先のSSDの読み書き速度と読み込み速度を一層向上させる「SSD 4Kアライメント」という機能をサポートしています。

  • ターゲットディスクのパーティションサイズを手動/自動で調整することができます。これにより、クローン完了後、使えない未割り当て領域が作成されません。

  • そのほか、ブータブルメディアの作成、ディスク/パーティション/システム/ファイルのバックアップと復元など、色々な機能を備えます。

  • Windows11、10、8.1/8、7、Vista、XPなどのすべてのWindowsシステムをサポートします。お使いのOSがWindows Server 2012/2016/2019/2022/2025である場合、Server版をご利用ください。各バージョンの違いについてはこちら

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Windows10のCドライブのみをSSDにクローンする手順

さて、次はAOMEI Backupper ProfessioanlでWindows10のCドライブをSSDにクローンする詳細手順を見てみましょう!

ステップ 1. 「システムクローン」を選択

AOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールし、起動します。「クローン」タブで「システムクローン」を選択します。

システムクローン

ステップ 2. クローン先のディスクを指定

このプログラムは自動的に必要なソースパーティションを選択します。新しいSSDをクローン先のディスク(ここではディスク1)として選択すればいいです。「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

👀注意:

もし、SSDの上にパーティションがあるなら、以下のような画面が表示されます。重要なデータがあれば、事前にAOMEI Backupper Standardでバックアップを取っておいてください。

ノート

ステップ 3. クローンを始める

操作概要画面が表示されます。「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れ、すべての設定を確認し、問題なければ「開始」をクリックしてシステムクローンを実行します。

開始

💎次の高度な機能でクローンをカスタマイズできます:
  • パーティションを編集:クローン先のSSDがCドライブより大きい場合、クローンした後、クローン先に使えない未割り当て領域がないのを確保するには、この機能で、クローン先のパーティションを手動か自動で調整できます。「セクター単位のクローン」と同時に使えません。

  • セクター単位のクローン:使用されているかどうかに関係なく、ソースパーティション上のすべてのセクターのクローンを作成します。クローン先パーティションはソースパーティションと同じかそれ以上である必要があります。

こうすると、Windows10のCドライブをSSDに移行しました~♪かなり簡単でしょう。

ちなみに、AOMEI Backupper Standardの「パーティションバックアップ」または「システムバックアップ」&「復元」機能(これらは無料!)でOSをSSDへ移行することも完了できますが、作業手順は少し面倒です。興味があれば、HDDからSSDへOSだけを移行する方法を参考にしてみてください。

SSDからパソコンを起動する方法

Cドライブのクローンを終えたら、SSDからWindows10が問題なく起動するかどうかを確認します。

▼問題:今回の作業ではデスクトップパソコンに2つ以上のディスク(クローン元のHDDとクローン先のSSD)を内蔵しているため、クローン作業自体は不具合なく完了していても、パソコン側の設定の問題でSSDが認識されずWindows10がSSDから起動しないという場合がよくあります。

▼原因:この現象は、クローン先のSSDがWindows10を起動するためのブートデバイスとして認識されていない場合などに起きます。

▼解決策:この問題は、BIOSで起動デバイスをSSDに設定することで解決できます。

ステップ 1. PCを再起動し、パソコンのロゴが表示されたら、パソコンまたはマザーボードのメーカーによって特定のキーを連打し、BIOSに入ります。

BIOS起動キー

ステップ 2. BIOS設定では、矢印キーでBootタブに移動し、新しいSSDをリストの最上位に移動させます。「F10」キーを押して変更を保存し、BIOSを終了します。

bios

これで、1番目のブートデバイスがSSDとなります。Windows10起動時にSSDを一番最初に読み込みます。

一部のユーザーは、クローンした後にSSDが起動しないことに気付きます。通常、クローンディスクが起動しない問題は、以下のいくつかの方法で解決できます。

  1. クローンしたSSDは最初の起動デバイスではありません。BIOSまたはUEFIセットアップでブートオーダーを変更する必要があります。
  2. 間違ったブートモード:GPTディスクのクローンを作成する場合は、BIOSでレガシーをUEFIに変更する必要もあります。MBRディスクのクローンを作成する場合は、逆の変更をします。
  3. 起動エラー:この問題を解決するには、コンピューターを修復する必要があります。ディスクから起動し、「今すぐインストール」ページで「コンピューターを修復する」を選択します。次に、「トラブルシューティング」->「詳細オプション」->「スタートアップ修復」に移動して、問題を自動的に修正します。
  4. 破損したMBRまたはBCD:インストールディスクまたは修復ディスクを使用して、コマンドプロンプトにアクセスする必要があります。次に、次のコマンドを続けて入力し、Enterキーを押します。bootrec.exe> bootrec.exe / fixmbr> bootrec.exe / fixboot> bootrec.exe / scanos> bootrec.exe / rebuildbcd。最後に、コンピューターを再起動します。

最後に

この記事では、AOMEI Backupperの「パーティションクローン」を利用して、OSを再インストールせずWindows10のCドライブをSSDにクローンする方法や注意事項についてご紹介しました。時間と手間を省きます。パソコン初心者でも簡単に操作できます。また、クローン後、SSDからWindows10を正常に起動できる方法もご紹介しました。ご参考になれば幸いです。

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もし、この記事が役立つなら、友達や家族と共有しましょう!また、何か質問や提案がある場合は、support@aomeitech.comまでご連絡ください。よろしくお願いします。

Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。