【フリー】HDDをM.2 NVMe SSDにクローンする方法-直接起動できる
M.2 NVMe SSDは何か、どうやってHDDをM.2 NVMe SSDにクローンするか知っていますか?パソコンのパフォーマンスを向上するには、HDDをM.2 NVMe SSDに交換したい方は、是非この記事をご覧ください。
NVMeについて
NVMeはNon-Volatile Memory Expressの略で、高速で効率的なストレージアクセスを提供するために設計されたコンピュータストレージインターフェイスの規格です。
NVMeは、PCIe接続を用いて、SATAやSASなどのインターフェイスと比較して、低遅延、高い入出力速度(IOPS)、低消費電力、低い総所有コスト、拡張性の改善で知られています。
NVMe以前のSSDは、SATAやSASでデータを転送します。SATAとSASの両方が現在も広く使用されていますが、NVMeは、SSD上の情報へのアクセス速度を向上させることで、データストレージに革命を起こしました。
なぜHDDをM.2 NVMe SSDにクローンするのか?
1. HDDをSSDに交換したい。M.2 NVMe SSDは、読み取り/書き込み速度が非常に高く、コンピュータの起動時間やファイルの読み込み時間を大幅に短縮することができます。また、SSDはより堅牢で信頼性が高く、耐久性も優れています。これに比べ、HDDは回転する部品があるため、より故障しやすく、動作音も大きいです。でも、システムとアプリケーションの再インストールと再設定は面倒くさいでしょう。
クローンを使用することで、新しいSSD上でも以前のHDDと同じようにすべてのデータ、アプリケーション、設定などを維持しながら、容易かつ迅速に移行することができます。SSDへの移行には手動でファイルをコピーする必要がある場合もありますが、この方法は時間がかかる上に、データの整合性を保証することができません。
2. 設定などを含むHDDの状態をバックアップしたい。ディスクバックアップは設定などを含まないディスクのデータをコピーしますが、ディスククローンは設定などを含むディスクの状態を丸ごとコピーします。また、作成されたバックアップの中のファイルにアクセスしたい場合、まずバックアップを復元しなければなりませんが、作成されたクローンから、復元せずに任意のファイルにアクセスできます。
無料のM.2 NVMe SSDクローンソフトウェア-AOMEI Backupper Standard
適切なディスククローンソフトを選択すると、多くの時間と手間を節約できます。ここでは、世界で多くのユーザーに利用されている専門的なクローンフリーソフト-AOMEI Backupper Standardを強くお勧めします。このソフトをお勧めする理由は何ですか?読み続けてください:
- ディスククローンを無料で使えます。
- クローン完了後、クローンしたM.2 NVMe SSDからパソコンを直接起動できます。
- SSD向けの「SSD 4Kアライメント」機能に対応し、この機能を有効にすると、クローン完了後、M.2 NVMe SSDの読み書きと読み込み速度を一層向上させられます。
- デフォルトで、使用されているセクターのみクローンするので、大容量HDDから小容量SSDへのクローンが可能です。また、この機能が不良セクターをスキップできるので、不良セクターによるクローン失敗を回避できます。
- crucial、SANDISK、SAMSUNG、WDなど全メーカー製のSSD/HDDに対応しています。
- Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。
さらに、AOMEI BackupperはUIデザインがシンプルでわかりやすく、操作も簡単で、数回のクリックだけでNVMe SSDへのクローンを作成できます。初心者でも気軽に使えます。
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Windows Serverのユーザーであれば、次のAOMEI Backupper Serverをご利用くださいね。(。・∀・)ノ゙
HDDをM.2 NVMe SSDにクローンする前の準備作業
クローンを始める前に、2つの準備作業を行う必要があります。
1. M.2 NVMe SSDをパソコンに接続/取り付けします。
▶ パソコンに簡単に接続したい場合:
M.2 NVMe SSDをM.2 SSD-USBアダプタボードに装着し、直接パソコンに接続します。
▶ パソコンに取り付けしたい場合:
①まずPCケースのサイドパネルを外して、マザーボード上のM.2 SSDスロットの位置を確認します。
②M.2 NVMe SSDを取り付ける前に、マザーボードからヒートシンクやネジを取り外し、SSDがスロットインターフェースにフェットしていることを確認してください。SSDを取り付けるには、NVMe SSDの左右を慎重に持ち、SSDのコネクタをスロットの切り欠きに合わせ、20~30度の角度でスロットに差し込みます。差し込んだ後に、手を放すと、SSDが斜めになった状態で止まりますが、これで正常です。
③そして、マザーボード上の取り付け穴にネジをボルトで固定します。
④これで、NVMe SSDの装着が完了し、取り外したPCケースを取り付けばよいです。
2. クローンしている時、ターゲットディスクにあるすべてのデータが上書きされるので、あらかじめM.2 NVMe SSDにある重要なファイルをバックアップしてください。
AOMEI BackupperでHDDをM.2 NVMe SSDにクローンする方法
では、AOMEI BackupperでHDDをM.2 NVMe SSDにクローンする方法をご案内しましょう。
手順 1. AOMEI Backupper Standardを起動し、「クローン」タブ→「ディスククローン」を選択します。
手順 2. お使いのHDDをソースディスクとして選択します。
手順 3. M.2 NVMe SSDをターゲットディスクとして選択します。
手順 4. SSDのパフォーマンスを向上するため、「SSD 4Kアライメント」を選択します。そして、「開始」をクリックします。
- ▶ 他の2つのオプション:
- セクター単位のクローン:使用されているかどうかにかかわらず、空白セクターと不良セクターも含むすべてのセクターをM.2 NVMe SSDにクローンします。このオプションを有効にするには、NVMe SSDの容量はHDDと同じまたはより大きい必要があります。この機能で、暗号化されたHDD/SSDを解除せずに直接クローンすることができます。
- パーティションを編集:クローン先としてのM.2 NVMe SSDはクローン元のHDDより大きい場合、容量を最大限に活用するには、このオプションで、「パーティションのサイズを手動で変更」または「各パーティションに未使用領域を追加」の2つオプションから、パーティションのサイズを調整できます。クローン完了後、クローン先のディスクに使えない未割り当て領域がないことを確保できます(AB Proで利用可能)。
クローンしたM.2 NVMe SSDからシステムを起動する方法
HDDをM.2 NVMe SSDにクローンした後、NVMe SSDからシステムを起動するには、「BIOS」で起動順位を変更する必要があります。詳細については、読み続けてください。
手順 1. パソコンを再起動し、メーカーのロゴが表示されると、パソコン/マザーボードのメーカーによって特定のキーを押し続けて、「BIOS」に入ります。
手順 2. 矢印キーで「Boot」タブに移動し、SSDを最初に起動するドライブとして設定します。*BIOSの種類によって手順が異なる場合があります。
手順 3. 「F10」キーを押して、変更を保存し、終了します。
補足:クローンしたM.2 NVMe SSDから起動できない
時々、起動順位を変更しても、クローンしたM.2 NVMe SSDから起動できない場合があります。一般的な原因は以下の通りです。
①ソースディスクに不良セクターがあります(AOMEI Backupperのデフォルトの「インテリジェントクローン」モードでクローンを実行すると、この問題を解決できます)。
②システムで予約済みパーティションのクローン作成に失敗しました。
③最初に起動するドライブを間違って設定しました。この場合、もう一度「BIOS」に入り、間違ったドライブを起動ドライブとして設定したかどうかを確認してください。
④HDDをSSDに交換している間に、ドライブ文字が変更された可能性があります。これによって、ブートファイルが失われる可能性があります。
⑤ディスクタイプと起動モードが一致しません。GPT/MBR競合エラーが発生しました。
原因を特定した後、「クローン先のディスクからシステムを起動できない場合の対処法」を参照し、問題を解決しましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
まとめ
以上、専門的なディスククローンフリーソフト-AOMEI Backupper StandardでHDDをM.2 NVMe SSDにクローンする方法を詳しく紹介しました。AOMEI Backupperはプロのクローンソフトだけではなく、プロのバックアップ、復元、同期、ディスク消去ソフトでもあります。
クローンされたHDDをバックアップ保存用ディスクとして使用したい場合、その「バックアップ」機能で、HDDにM.2 NVMe SSDのディスク全体/システム/パーティション/ファイルを自動バックアップし、NVMe SSDのデータを持続的に保護できます。
また、HDDを廃棄したり、他人に譲たりしたい場合、「ディスク消去」機能で、ディスクを徹底的に削除することもできます。これで、重要なデータの流出に心配する必要がありません。
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