解決済み:Windows10でシステムの復元がグレーアウトとなってしまった
Windows10でシステムの復元がグレー表示になった場合は、この記事を参照して解決策を見つけることができます。また、コンピューターを保護する別の方法を提供しています。
事例:Windows10でシステムの復元がグレーアウトとなってしまった
Windows 10 64ビットを使用しています。システムの保護タブにアクセスすると、システムの復元がグレーと表示され、次にCドライブを選択して「構成」ボタンをクリックし、システム保護をオンにするオプションもグレーになります。どうしたらいいでしょうか?
- あるユーザーからの質問
システムの復元はWindowsに組み込まれている機能で、問題が発生したときにコンピューターを以前の状態に復元できます。残念ながら、この機能がグレー表示されて有効にできない場合があります。この時、心配しないでください。この記事を参照して解決策を見つけることができます。
Windows10でシステムのグレーアウトを修復する方法
システム管理者によってシステムの復元が無効になっているために、Windows 10でシステム保護をオンにできない場合があります。この問題を解決するには、以下の方法を試すことができます。
方法 1. レジストリエディターを利用する
手順 1. Win+Rを押し、regedit.exeと入力してEnterキーを押します。
手順 2. そして、レジストリエディターウィンドウの左ペインで次の順に移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE>Software>Policies>Microsoft>Windows NT>SystemRestore
手順 3. DisableConfigとDisableSRを削除します。
手順 4. レジストリエディターを閉じます。PCを再起動して、「システムの復元」ボタンが使用できるかどうかを確認します。
方法 2. グループポリシーエディターを利用する
Windowsにグループポリシーエディタが付属されている場合は、「gpedit.msc」を実行してグループポリシーエディタを開き、次の順に移動しましょう。
手順 1. コンピュータの構成>管理用テンプレート>システム>シスレムの復元
手順 2. 「システムの復元を無効にする」設定をダブルクリックして、「未設定」または「無効」に設定します。
手順 3. 「適用」をクリックして終了します。
手順 4. 再起動すると、システムの復元機能が有効になっています。
注:
Windows 10では、ローカルグループポリシーエディターは、Pro、Enterprise、およびEducationエディションでのみ使用できます。Windows 10 Homeを使用している場合は、次のことを試して、システムの復元のグレー表示を修正できます。
1. 「構成」ボタンをクリックします。
2. 「システムの保護を有効にする」を左クリックでチェックを入れ、右下にある「適用」ボタンを左クリックして設定は完了です。次に、「システムの復元」ボタンが使用できるかどうかを確認します。
方法 3. コマンドプロンプトを利用する
手順 1. タスクバーの検索ボックスに「CMD」と入力して、Enterキーを押します。
手順 2. コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力し、Enterキーを押して実行します。
%windir%\system32\rundll32.exe /d srrstr.dll,ExecuteScheduledSPPCreation
注:
関連するシステムプロセスがバックグラウンドで実行されていない可能性があります。手動で開始するには、以下の手順に従ってください。
1. Win+Rを押して、services.mscと入力し、Enterキーを押します。「サービス」ウィンドウを開きます。
2. 「サービス」ウィンドウで、「ボリュームシャドウコピー」を見つけて右クリックし、「開始」を選択します。次回プロセスを自動的に実行する場合は、プロセスをダブルクリックして「スタートアップの種類」を「自動」に設定し、「OK」をクリックします。
コンピューターを保護するもう一つの良い方法
実際、Windowsの組み込みツールのシステムの復元を利用して、コンピューターを保護するための役割は限られています。システムの復元はシステムファイルを復元しますが、電子メール、音楽、ビデオ、文書、写真などの個人的なファイルは復元できません。
さらに、対応するボリュームに復元ポイントを保存するため、ボリュームがクラッシュした場合、ボリューム上のすべてのファイルと復元ポイントが失われます。
だから、PCの保護を強化するために、最高の無料バックアップソフトウェアAOMEI Backupper Standardを利用することをお勧めします。これを使用して、個人データを含むシステムバックアップを実行できます。ディスク全体を保護したい場合は、ディスクバックアップ機能を使用できます。また、このソフトは、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPなどのすべてのWindowsシステムをサポートします。
ここではディスクバックアップを例として、AOMEI Backupper Standardでハードドライブを簡単に保護する方法を見てみましょう。
手順 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードしてインストールし、起動します。
手順 2. メインインターフェイスで「バックアップ」をクリックし、「ディスクバックアップ」を選択します。
手順 3. 別のバックアップタスクと区別するために、タスク名を変更することができます。
手順 4. 「ディスクを追加」をクリックします。ポップアップウィンドウで、バックアップしたいソースディスク(バックアップ元)を選択します。
手順 5. そして、ディスクイメージファイルを保存する場所(バックアップ先のドライブ)を選択します。
手順 6. 「開始」をクリックし、プロセスが完了するまで待ちます。
- オプション:バックアップの暗号化(有料)を有効にしたり、電子メール通知を有効にするには、「設定」タブをクリックします。「詳細」をクリックして、バックアップの圧縮レベルを選択します。
- スキーム:ディスクスペースを管理することができます。古いバックアップを自動的に削除し、バックアップイメージファイルの最新バージョンを保持することができます。この機能を利用したい場合は、AOMEI Backupper Professionalなどの上位エディションにアップグレードする必要があります。
- スケジュール:ドライブをデイリー、ウィークリー、マンスリーなどのモードでバックアップできます。
まとめ
Windows10でシステムの復元がグレーアウトとなっている場合は、この記事に従ってこの問題を解決できます。この問題を解決できない場合は、AOMEI Backupper Standardで作成したイメージバックアップを使用してコンピューターを復元/保護することもできます。