[Windows 10]ファイル履歴でファイル／フォルダを復元する方法

ファイル履歴について

ファイル履歴は、ファイルやフォルダをバックアップするための非常に簡単な方法です。ファイル履歴を設定した後、選択したファイルとフォルダが自動的にバックアップされます。

ファイル履歴は、バックアップをローカルに保存します。これらのバックアップは、誤ってファイルやフォルダを削除した場合や、変更されたファイル／フォルダを以前のバージョンに復元したい場合に役立ちます。ファイル履歴で、単一または複数のファイルやフォルダ全体を復元できます。

Windows 10／11でファイル履歴を使ってファイル／フォルダを復元する方法

Windows 10／11でファイル／フォルダを復元するには、ファイル履歴が有効になっていることを確認する必要があります。

変更された単一のファイル／フォルダのクイック復元

ファイルまたはフォルダの内容を変更した後、以前のバージョンに復元したいなら、次の方法に従ってください。

復元したいファイルまたはフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。「以前のバージョン」タブをクリックし、復元したいバージョンのファイルを選択し、「復元」ボタンをクリックします。

この方法は、単一のファイル／フォルダの復元に役立ちますが、削除されたファイルまたは変更された複数ファイルの復元には役立ちません。

削除したファイルやフォルダを復元

ステップ 1. 検索ボックスに「ファイル履歴」と入力し、検索結果から「ファイル履歴でファイルを復元」を選択します。

ステップ 2. これで、「ファイル履歴」ウィンドウが開き、バックアップされたフォルダがすべて表示されます。復元したいファイルが含まれているフォルダをダブルクリックします。例えば、デスクトップフォルダからAという名前のフォルダを復元したいとしたら、デスクトップフォルダをダブルクリックし、フォルダを選択します。

ステップ 3. デフォルトでは、「ファイル履歴」ウィンドウにはデスクトップフォルダの最新のバックアップが表示されます。Aフォルダがそのバックアップに含まれているかどうかを確認します。そうでない場合は、ウィンドウの下部にある左矢印ボタンを使用して、そのフォルダを見つけるまでバックアップ履歴をスクロールします。ビジネスプレゼンフォルダの最新バージョンを見つけたら、その横にあるチェックボックスをオンにします。

ステップ 4. 緑の復元ボタンをクリックします。フォルダが復元されると、ファイルエクスプローラーが開き、復元されたAフォルダが表示されます。

☛ 変更されたファイル／フォルダを復元する必要がある場合は、緑色の復元ボタンをクリックした後、3つのオプションが表示されます：

「ファイルを置き換える」：このオプションを使用すると、フォルダの古いバージョンを復元するフォルダに置き換えることができます。古いバージョンのレポートを復元するバージョンに置き換える場合は、このオプションをクリックします。ファイルが復元されると、ファイルエクスプローラーが開き、復元されたファイルが表示されます。

「このファイルをスキップする」：選択したファイルまたはフォルダを復元しない場合は、このオプションをクリックしてこのファイルをスキップします。

「ファイルの情報を比較する」：既存のファイルと復元するファイルの両方を保持する場合は、このオプションをクリックすることができます。復元後、ファイルエクスプローラーには現在のフォルダと復元されたフォルダの両方が表示されます。復元されたフォルダの名前は「backup and restore（2）」となります。

オススメ：専門的なバックアップ＆復元フリーソフトでバックアップを復元

ファイル履歴はファイルやフォルダをバックアップ・復元できますが、オペレーティングシステム、アプリケーションなどをバックアップできません。お使いのパソコンを完全に保護するには、AOMEI Backupper Standardのような専門的なバックアップ＆復元ソフトの使用をお勧めします。

AOMEI Backupper Standardはファイルやフォルダに加えて、システム、ディスク全体やパーティションもバックアップ・復元できます。あなたのPCを様々な面から守ることができます。ファイル履歴と同じ、毎日／毎週／毎月などの頻度から自動バックアップの実行を設定できます。デフォルトで、前回のバックアップから変更された部分のみバックアップする増分バックアップに従って自動バックアップを実行するので、バックアップ先の容量を節約できます。

また、内蔵／外付けHDD／SSDや、USBメモリ、SDカード、NAS、クラウドストレージ、共有フォルダなどほとんどのストレージデバイスをバックアップ先として選択できます。Windows 11／10／8.1／8／7／Vista／XPに対応しています。

「バックアップ」ページで、ニーズに応じてバックアップモードを選択できます。

「復元」ページで、画面の指示に従って作成されたバックアップを簡単に復元できます。ディスク／システムバックアップを作成した後、「ツール」→「ブータブルメディアの作成」でブータブルメディアを作成しておくことをお勧めします。なぜなら、ブータブルメディアがあれば、システムクラッシュなどによってシステムが起動できない場合でも、ディスク／システムバックアップを正常に復元することができます。

さらに、AOMEI Backupper Professionalにアップグレートすると、その「ユニバーサル復元」機能を使用してシステムを異なるハードウェアの別のPCに復元することも可能です。

まとめ

Windows 10でファイル履歴を使用してファイル／フォルダをバックアップするには便利ですが、制限がたくさんあります。データを安全に保ち、お使いのパソコンを全面的に保護するには、専門的なバックアップと復元フリーソフト-AOMEI Backupper Standardを使用することをお勧めします。

このソフトを使用して、いくつかのクリックだけで、ファイル／フォルダ、パーティション、システム、ディスクを様々なストレージデバイスにバックアップできます。初心者でも気軽に使えます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう！