解決済み:Windows 11でCRITICAL PROCESS DIEDエラーが発生しました

Windows 11でCRITICAL_PROCESS_DIEDエラーに悩まされていませんか?この記事では、このエラーについての対処法をご紹介します。エラーを修正した後、今度このようなエラーを簡単かつ高速に解決するため、システムバックアップを定期的に取っておくことをお勧めします。

Machi

By Machi 最終更新日 2022年12月28日

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ユーザー事例

 

1月に購入したゲーム用のノートPCがブルースクリーンを頻繁に起こします。わかってることだけで、ゲーム中の場合はブルースクリーンが表示されません。インターネットでスピーカーから音楽を流してる時や、Zoomを利用中などにブルースクリーンが表示されます。

ブルースクリーンにはSTOP CODE:CRITICAL PROCESS DIEDと表示されます。

大手のパソコン修理店に出して、分解検査等をしてもらいましたが原因がわからないと返却されました。恐らくシステムファイルやOSに問題があるのかと考えていますが、はっきりとはわかりません。大手のパソコン修理店に出す前に近所の修理屋でWindows11を再インストールしてもらったところ2週間ほどは大丈夫でしたが、更新をした際にまたブルースクリーンが頻発しました。

その他インターネットに記されているScannowや復元、初期化等々は全て試してみましたが治りませんでした。何か有効な方法はありますでしょうか。

--YAHOO!!知恵袋からの質問

CRITICAL PROCESS DIED

上記のユーザーと同じように、Windows 11 PCでCRITICAL PROCESS DIEDエラーが頻繫に発生したことがありますか?これは致命的なシステムエラーで、システムクラッシュを引き起こす可能性があります。ブルースクリーン(BSOD)エラーは、コンピュータで遭遇する最も厄介な問題の1つで、解決するのが最も困難です。

Windows 11でCRITICAL PROCESS DIEDエラーが発生する原因

CRITICAL_PROCESS_DIEDは、services.exe、winlogon.exe、csrss.exeなどの重要なWindowsバックグラウンドプロセスの予期せぬ破損による最も一般的なブルースクリーンエラーの1つです。これらのプロセスはデバイス全体の動作に重要であるため、Windowsはオペレーティングシステムの整合性を保護するためにこのエラーが表示されます。

次に、このエラーを引き起こす可能性のある原因をいくつかあげます:

破損したドライバーまたは古いドライバー
間違ったシステム更新
メモリの問題
システムにインストールされた悪意のあるアプリ
ハードディスク内の不良セクタ

Windows 11でCRITICAL PROCESS DIEDエラーを修復する方法

Windows 11でCRITICAL PROCESS DIEDエラーに遭遇しても、慌てないでください。解決されるまで、次の方法を一つずつ試してみてください。

▶ 注意:修正を始める前に、万が一のデータ損失を避けるために、重要なファイルをバックアップしておくことをお勧めします。
◎ 重要なヒント

多くのユーザーが、このブルースクリーンエラーが発生したときにWindowsを起動できないことがあると報告しています。この場合、通常モードでのトラブルシューティングができなくなり、まずセーフモードでシステムを起動してから、必要なツールにアクセスする必要があります。CRITICAL PROCESS DIEDエラーが発生した後、PCが正常に起動できる場合は、この手順をスキップしてください。

コンピュータが起動している間、コンピュータが再起動するまで電源ボタンを数秒間押し続けます。この手順を2、3回繰り返し、パソコンが自動的にWindows回復環境から起動します。

「オプションの選択」画面で、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」ボタンを選択します。その後、数字キーの「4」または「F4」キーを押して、セーフモードでPCを再起動します。

セーフモード

方法1. ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングを実行する

より複雑な解決策を使用する前に、最も簡単な解決策から始めましょう。Windowsにはさまざまなトラブルシューティングツールがあります。そのうちの1つは、ハードウェアやデバイスの問題用に設計されています。

1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。「msdt.exe -id DeviceDiagnostic」と入力し、「Enter」キーを押します。

2. 「次へ」をクリックしてトラブルシューティングを実行し、画面の指示に従ってプロセスを完了します。

ハードウェアとデバイスのトラブルシューティング

3. 何らかの問題が検出され、修復された場合は、CRITICAL PROCESS DIEDエラーが解決されたかどうかを確認してください。

方法2. 古い/破損したドライバーを更新/再インストールする

Windows 11でのCRITICAL PROCESS DIEDエラーは、破損したドライバーまたは古いドライバーが原因であることもあります。この場合、ドライバーの再インストールまたは更新が必要です。

1. 「Windows」+「S」キーを押して検索ボックスを開き、「デバイス マネージャー」を入力して、検索結果から「デバイスマネージャー」をクリックして開きます。

2. 黄色い感嘆符が付いたドライバーを探します。これらのドライバーは不具合がある可能性があるので、再インストールするのが一番です。ドライバーを右クリックし、メニューから「デバイスのアンインストール」を選択します。

問題のあるドライバー

3. ドライバーをアンインストールした後、パソコンを再起動すると、Windowsは自動的に最も互換性のあるドライバーをインストールします。新しいドライバーをインストールした後、エラーが修正されたかどうかを確認します。

▶ ヒント:破損したドライバーを除いて、古いドライバーが原因である可能性もあります。この場合、ドライバーを更新する必要があります。具体的な手順は、更新したいドライバーを右クリックし、メニューから「ドライバーの更新」を選択します。

方法3. SFCとDISMコマンドを実行してエラーをスキャンする

SFCは、破損したシステムファイルを特定し、キャッシュされたコピーに置き換えるためのコマンドラインツールです。DISMはWindowsのシステムイメージのエラーを確認して、修復してくれるコマンドラインツールです。この2つを組み合わせることで、CRITICAL PROCESS DIEDエラーを解決することができます。

1. 「Windows」+「S」キーを押して検索バーを開き、「cmd」と入力し、検索結果から「管理者として実行」を選択します。

2. 「コマンドプロンプト」ウィンドウで、「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押します。

3. 以下のコマンドを順番に入力し、各コマンドの後に「Enter」キーを押して実行します。

Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth

Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth

Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

DISM

方法4. ウイルスやマルウェアをスキャンして削除する

CRITICAL PROCESS DIEDエラーは、マルウェアによって引き起こされる可能性があります。マルウェアは、システムファイルやプロセスを変更し、使用不能にすることができます。Windows Defenderを使って、システムの完全スキャンを実行することができます。

1. 検索ボックスで「Windows セキュリティ」を検索し、検索結果から「Windowsセキュリティの設定」を選択します。

2. 「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。

ウイルスと脅威の防止

3. 次に、「スキャンのオプション」をクリックして、利用可能なすべてのスキャンを表示します。「フルスキャン」オプションを選択し、下部の「今すぐスキャン」ボタンをクリックしてスキャンを行います。

フルスキャン

方法5. システムの復元を実行する

上記のいずれの対処法もうまくいかず、CRITICAL PROCESS DIEDエラーが発生する前にWindows 11でシステムの復元ポイントを作成した場合、システムの復元を実行してコンピュータを正常な状態に戻すことができます。システムの復元を実行すると、最近インストールしたアプリがアンインストールされたり、設定が変更されたりすることがありますが、システムに保存されているファイルには影響がありません。

1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。「sysdm.cpl」と入力し、「Enter」キーを押して、「システムのプロパティ」ウィンドウを開きます。

2. 「システムの保護」タブの「システムの復元」ボタンをクリックします。「システムの復元」ウィンドウが表示され、「次へ」をクリックします。

システムの復元

次へ

3. リストから復元する復元ポイントを選択します。「影響を受けるプログラムの検出」をクリックすると、どのような変更が行われるかを確認することができます。

復元ポイントを選択

4. 次に、復元するドライブを確認し、「次へ」をクリックします。

5. 復元ポイントを確認し、問題がなければ、「完了」をクリックして、システムの復元を開始します。

完了

オススメ:BSODエラーをより速く修復するために事前にシステムをバックアップ

上記の5つの方法でエラーを解決した後、システムを定期的にバックアップすることをお勧めします。AOMEI Backupper StandardはWindows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP対応のバックアップ&復元フリーソフトで、これを簡単に行えます。

システムバックアップを作成した後、あなたはまだこのソフトを使用してブータブルメディア(USBメモリ/CD/DVD)を作成することができます。もしまた何かブルースクリーンエラーが発生して、システムを正常に起動できない場合、これを使って、システムを簡単かつ迅速に正常な状態に復元することができます。

では、AOMEI Backupper Standardを無料でダウンロードし、あなたのシステムを守りましょう~

システムのバックアップを作成するためには、「バックアップ」→「システムバックアップ」をクリックし、バックアップの保存先を選択するだけです。このプログラムは、自動的にシステムパーティションとブートパーティションをバックアップ元として選択します。

システムバックアップ

★ ヒント:
システムバックアップを定期的に作成したい場合は、「スケジュール」オプションをクリックします。ここでは、毎日、毎週、毎月、USB挿入、イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)の5つの自動バックアップモードをサポートしています。ニーズに応じて選択することができます。USB挿入、イベントトリガーがAOMEI Backupper Professionalなどの上位版へアップグレートした後に利用可能です。

まとめ

ブルースクリーンの問題は常に頭痛の種でした。Windows 11でCRITICAL PROCESS DIEDに遭遇した場合、心配する必要はありません。この記事で紹介した5つの方法を使用して、パソコンを正常に戻すことができます。

しかし、今度このBSODエラーを解決しても、将来他のBSODエラーが発生するかどうかは予測できません。そのため、システムバックアップを定期的に取ることをお勧めします。AOMEI Backupperを使用して、いくつかのクリックだけで、システムをバックアップできます。こうすれば、再びそのような問題に遭遇したとき、対応する解決策を別々に探す必要がありません。作成されたシステムバックアップを復元することで、問題を解決できます。

Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。