Windows 11でWindowsAppsフォルダを安全に削除する方法
Windows 11でWindowsAppsフォルダを削除しても安全かどうか、多くのユーザーが疑問に思っています。中にはWindowsAppsフォルダーが消せないことを発見した人もいます。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?どうすればこのフォルダを正常に削除できますか?このような疑問をお持ちの方は、是非読み進めてください。
WindowsAppsフォルダを削除しても安全なのか?
WindowsAppsフォルダはWindows 8で導入された新しいフォルダで、Windowsストアアプリを保存するためのものです。一部のユーザーは、「WindowsAppsフォルダを削除することができますか?」という質問があります。
- WindowsAppsフォルダがCドライブ(システムドライブ)にある場合は、削除しないほうがよいです。CドライブにあるWindowsAppsフォルダを削除する必要がある場合、その中に格納しているアプリケーションが有用でなくなっていることを確認する必要があります。さもないと、削除完了後に問題が発生する可能性があります。
- システムドライブ以外のドライブにあるWindowsAppsフォルダは、いつでも削除することができます。
Windows 11でWindowsAppsフォルダを安全に削除する方法
Windows 11でWindowsAppsフォルダを削除すると、起動時に問題が発生するユーザーがいます。以下はその例です。
システムの復元を実行するために、WindowsAppsフォルダの名前を変更または削除しようとしましたが、フォルダーの名前を変更または削除する許可を得られなかったので、代わりにフォルダ内のファイルを削除しました。その後、もう一度復元ポイントを復元しようとしたので、パソコンを再起動しましたが、起動時に黒い画面が表示され、カーソルがずっと円を描いています。
したがって、このような状況を防ぐために、事前にシステムやディスク全体をバックアップしておくことをお勧めします。次に、システムのバックアップ方法とWindowsAppsフォルダの削除方法を順に紹介します。
パート1. 起動時の問題を防止するためにシステムをバックアップする
AOMEI Backupper StandardはWindows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP対応のバックアップ&復元フリーソフトです。数回のクリックで、システム、ディスク全体、特定のパーティション、またはファイル/フォルダをバックアップできます。デフォルトで、システムの起動に必要なドライブが自動的に選択されるので、作成したバックアップを復元した後、パソコンを正常に起動することを確保できます。
さらに、ブータブルメディア(USBメモリ/CD/DVD)の作成もサポートしています。ブータブルメディアは、システムクラッシュなどの深刻な問題に遭遇したときに、パソコンを正常に起動するのに役立ち、AOMEI Backupperによって作成されたシステムイメージの復元を実行することができます。
次に、WindowsAppsフォルダを削除する前に、AOMEI Backupper StandardでWindows 11のシステムバックアップを作成する方法を紹介します。
1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして開きます。「バックアップ」→「システムバックアップ」をクリックします。
2. Windows 11の起動に必要なドライブがすでに選択されます。バックアップの保存先だけを選択すればよいです。
3. 「開始」をクリックして、Windows 11をバックアップします。
- オプション:他のバックアップと区別するためのコメントを書き込んだり、システムバックアップの圧縮レベルを選択したり、バックアップ完了後の電子メール通知を設定したりすることができます。
- スケジュール:この機能では、毎日、毎週、毎月、イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)、USB挿入の5つのモードから、自動バックアップを設定することができます。イベントトリガーとUSB挿入はAOMEI Backupper Professionalなどの上位版へアップグレートした後に利用可能です。
- バックアップスキーム:フルバックアップ、変更された部分のみバックアップする増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動クリーンアップを設定することができます。差分バックアップとバックアップの自動クリーンアップはProfessional版で利用可能です。
パート2. WindowsAppsフォルダの所有者を変更し削除する
Windows 11でシステムドライブ以外のドライブからWindowsAppsフォルダを削除するには、まずアプリを削除し、ストレージのデフォルト設定を復元した後、フォルダの権限を変更する必要があります。詳細については、読み続けてください。
1. 「Windows」+「I」キーを押して「設定」を開き、「アプリ」→「アプリと機能」をクリックします。
2. 「アプリと機能」セクションで、「フィルター」メニューから「WindowsApps」フォルダのあるドライブを選択します。
3. WindowsAppsフォルダに保存されているアプリの横の縦三点アイコンをクリックし、メニューから「アンインストール」を選択します。
1. スタートアイコン→「設定」→「システム」→「記憶域」をクリックします。
2. そして、「ストレージの詳細設定」→「新しいコンテンツの保存先」をクリックして、新しいアプリの保存先を変更します。
1. 「Windows」+「E」キーを押してエクスプローラを開き、WindowsAppsフォルダがあるドライブに移動します。
2. 「WindowsApps」フォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
3. 次に、「セキュリティ」タブに移動し、「詳細設定」ボタンをクリックします。
4. 「所有者」の右側にある「変更」をクリックします。
5. 現在ログインしているアカウント名(またはアカウントに関連付けられたメールアドレス)を指定します。そして、「名前の確認」ボタンをクリックし、「OK」をクリックします。
6. 「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックを入れます。そして、「適用」→「OK」ボタンをクリックします。
7. もう一度「セキュリティ」タブの「詳細設定」ボタンをクリックします。「アクセス許可の変更」ボタンをクリックします。
8. 「追加」ボタンをクリックします。
9. 「プリンシパルの選択」をクリックします。
10. 現在ログインしているアカウント名(またはアカウントに関連付けられたメールアドレス)を指定します。次に、「OK」ボタンをクリックします。
11. 「基本のアクセス許可」セクションで、「フルコントロール」オプションにチェックを入れます。
12. そして、「OK」ボタンをクリックして、変更を保存します。もう一度「OK」をクリックして、「プロパティ」ウィンドウを閉じます。
13. 「WindowsApps」フォルダを右クリックし、「削除」を選択します。
まとめ
この記事では、Windows 11でWindowsAppsフォルダを安全に削除する方法を詳しく紹介しました。お役に立てば幸いです。
削除する前に、PCのセキュリティのために、AOMEI Backupperを使用して、あらかじめWindows 11をバックアップすることをお勧めします。こうすれば、万が一の場合、作成したシステムバックアップを使用して、パソコンを正常な状態に戻すことができます。