Windows 11|増分バックアップと差分バックアップ
重要なデータを定期的にバックアップしたいですが、バックアップにかかる容量を最小限に縮めるのですか?この場合、増分/差分バックアップに従ってバックアップを実行するのをお勧めします。この記事では、増分バックアップと差分バックアップとは何か、その違いや作成方法について説明します。興味のある方、是非読み進めてください。
バックアップの3つの種類とは?
ご存知のように、データのバックアップは、データの損失を効果的に防ぐための重要な手段です。あらかじめデータをバックアップしておくことで、コンピューターウイルスやシステム障害、突然のシャットダウンによる危険から守ることができるのです。
バックアップには、フルバックアップ、増分バックアップ、差分バックアップの3つの種類があります。
フルバックアップとは、バックアップするファイルをすべてバックアップするバックアップ方法です。
増分バックアップとは、前回のバックアップから変更された部分のみバックアップするバックアップ方法です。増分バックアップを実行すれば、最初はフルバックアップを作成します。
差分バックアップとは、最初のフルバックアップから変更された部分のみバックアップするバックアップ方法です。
増分バックアップと差分バックアップの相違点
増分バックアップと差分バックアップは、どちらも変更された部分のみバックアップすることで、バックアップにかかる時間が短く、ディスク容量をできるだけ節約する、広く適用可能なバックアップ方法です。しかし、この2つの方法は、いくつかの相違点があります。
- バックアップ速度:増分バックアップは、前回のバックアップから変更された部分のみバックアップするので、バックアップ速度には、差分バックアップより速いです。
- 占有ディスク容量:差分バックアップは増分バックアップよりも多くのデータをバックアップするため、増分バックアップよりも多くのディスクスペースを占有しています。
- 復元:増分バックアップを復元するには、最初のフルバックアップとその後に作成されたすべての増分バックアップが必要なので、復元は時間がかかります。差分バックアップを復元するには、最初のフルバックアップと復元したい時点に作成した差分バックアップのみが必要です。したがって、復元は便利で、速度もずっと速いです。
増分バックアップのメリットは、バックアップにかかる時間が短く、占有するディスク容量が小さいです。一方、差分バックアップは、復元の速度が早い、復元の成功率が高いことが最大のメリットです。ご自身のニーズに合わせて、適切なバックアップ方法をお選びください。
Windows 11で増分バックアップまたは差分バックアップを実行する方法
増分バックアップまたは差分バックアップを作成したい場合、安全かつ信頼性の高いバックアップソフト-AOMEI Backupper Professionalは素晴らしい選択です。システムバックアップ、ディスクバックアップ、ファイルバックアップ、パーティションバックアップという4つのバックアップモードをサポートしていて、あらゆる面でデータを保護します。それに加えて、このソフトは次のようなメリットがあります:
- 3つのバックアップ方法:フルバックアップ、増分バックアップ、差分バックアップをサポートしています。自分のニーズに応じて、どれでも選択することができます。
- 自動バックアップ:毎日、毎週、毎月、イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)、USB挿入の5つのモードから、自動バックアップの実行を設定することができます。
- バックアップの自動クリーンアップ:古いバックアップを定期的かつ自動的に削除することができます。バックアップの保存先に十分な空き容量があることを確保できます。
- 全Windows PCに対応:Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。
では、AOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールして、次の手順に従って増分または差分バックアップを作成しましょう。ここでは、「ファイルバックアップ」を例として説明します。ニーズに応じて他のバックアップを選択することができます。Windows Serverユーザーの場合、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。
ステップ 1. AOMEI Backupperを開き、「バックアップ」→「ファイルバックアップ」を選択します。
ステップ 2. 「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックして、バックアップするファイルまたはフォルダを選択します。複数のファイル/フォルダを追加したい場合、1つのファイル/フォルダを追加した後、「+」アイコンをクリックし、他のファイル/フォルダを追加し続けます。
ステップ 3. 矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックし、バックアップ先を選択します。内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、SDカード、NAS、クラウドストレージ、共有フォルダなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。システムクラッシュによるデータ損失を回避するには、内蔵ディスク以外の場所にバックアップするのをお勧めします。
ステップ 4. 増分/差分バックアップを有効にするには、自動バックアップを有効にする必要があるので、まず「スケジュール」をクリックし、「自動バックアップを有効にする」のスイッチをオンにします。ニーズに応じて自動バックアップの実行頻度を設定し、「はい」をクリックし、設定を保存します。
ステップ 5. 左にある「スキーム」タブをクリックし、「バックアップ方法」セクションでフル/増分/差分バックアップを設定します。また、何回の増分/差分バックアップ後、フルバックアップを実行するのも設定できます。
- ヒント:
- バックアップ先に十分な空き容量があるのを確保したいなら、下の「バックアップの自動クリーンアップを有効にする」のスイッチをオンにしてください。
- オプション:ここでは、バックアップファイルの分割/暗号化/圧縮や、バックアップ完了後のメール通知を設定したり、他のバックアップと区別するためのコメントを記入したりすることができます。
ステップ 6. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックして、ファイルをバックアップします。
まとめ
この記事を読んで、どのバックアップ方法が自分の状況に適しているか分かりましたか?どのバックアップ方法でバックアップを作成しても、最高のバックアップソフト-AOMEI Backupper Professionalはあなたを助けることができます。このソフトは、フルバックアップ、増分バックアップと差分バックアップをサポートしています。自分のニーズに応じて、それらのいずれかを選択することができます。
また、優れたバックアップソフトであるだけでなく、優れたクローン、同期、復元ソフトでもあります。システムをHDDからSSDにクローンしたい場合や、システムを異なるハードウェアの別のパソコンに復元したい場合は、このソフトは役立ちます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!