Windows 11からOneDriveを削除する方法4つ

実例：Windows 11でエクスプローラからOneDriveを削除するにはどうする？

Windows 8.1以降、WindowsはOneDriveをプリインストールされた機能として提供しており、別途のダウンロードは必要ありません。OneDriveは、コンピューターとクラウド間でのドキュメントの同期を容易にする貴重なツールとなっています。しかし、一部のユーザーはOneDriveに重要なファイルをバックアップすることに懸念を抱いたり、OneDrive以外の選択肢があるか、あるいはすべてをローカルに保存したいと考えているかもしれません。

OneDriveが必要ない場合、Windows 11からOneDriveを削除する方法はいくつかあります。さらに、OneDriveを無効にする場合にファイルを安全に保護する無料の解決策も紹介されています。

Windows 11からOneDriveを削除する4つの方法

以下の手順に従って、Windows 11のファイルエクスプローラーから簡単にOneDriveを削除することができます。このタスクを達成するための複数の方法があります：設定メニューからサービスを削除する、グループポリシーエディターを使用して削除する、レジストリエディターまたはコマンドプロンプトを使用して削除します。

方法1. Windowsの設定からOneDriveを削除する

Windows 11からOneDriveをアンインストールする手順は、他のデスクトップアプリケーションを削除するのと同様に簡単です。以下の簡単な手順に従って、Windows 11システムからOneDriveを取り除いてください。

ステップ 1. 「Win」＋「I」キーを同時に押して、Windowsの設定アプリを開きます。

ステップ 2. そして、「アプリ」をクリックします。次に、「アプリと機能」で「Microsoft OneDrive」アプリを見つけてください。

ステップ 3. 三点リーダーをクリックして、「アンインストール」を選択します。そして、「アンインストール」ボタンをクリックして操作を確認します。

方法2. グループポリシーエディターを使用してWindows 11のエクスプローラーからOneDriveを無効にする

Windowsグループポリシーエディターは、Windowsアカウント内のさまざまな機能を管理・制御するためのネイティブツールです。特にWindows Proや上級ユーザーは、OneDriveを無効にしてファイルエクスプローラーから削除するために、グループポリシーエディターをよく利用します。

Windows 11でグループポリシーエディターを使ってOneDriveを無効にするには、以下の手順に従ってください。

ステップ 1. 「Win」＋「R」を押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。「gpedit.msc」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 2. 「グループポリシーエディター」ウィンドウで、以下のポリシーに移動します：

👉コンピュータの構成／管理用テンプレート／Windowsコンポーネント／OneDrive

ステップ 3. 「OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする」を右クリックして、「編集」を選択します。

ステップ 4. 左上隅から「有効」を選択します。「適用」をクリックして「OK」をクリックします。

方法3. レジストリエディターを使用してWindows 11からOneDriveを削除する

Windows Homeユーザーの場合、空のOneDriveフォルダはファイルエクスプローラーに表示されません。ただし、他のWindowsバージョンのユーザーは空のOneDriveフォルダを持っています。OneDriveアプリをアンインストールせずに、Windows 11のエクスプローラーからOneDriveフォルダを削除したい場合、Windowsのレジストリエディターで変更を加えることができます。この方法では、OneDriveアプリ自体を保持しながら、フォルダとアイコンを削除する柔軟性を提供します。

アンインストールせずにWindows 11のファイルエクスプローラーからOneDriveを削除する以下のガイドに従って操作を進めることができます。

ステップ 1. 「Win」＋「R」を押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。「regedit」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 2. 「レジストリエディター」ウィンドウで、以下の場所に移動します：

👉コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\OneDrive

そして、「DisableFileSyncNGSC」キーをダブルクリックします。

ステップ 3. 「DisableFileSyncNGSC」オプションがリストに表示されない場合は、次の手順に従います。まず、OneDriveフォルダを右クリックし、「新規」を選択します。その後、「DWORD (32ビット)値」を選択し、それに「DisableFileSyncNGSC」という名前を付けます。最後に、作成した項目をダブルクリックします。

ステップ 4. 現在値のデータに「1」と入力し、「OK」をクリックします。

方法4. コマンドプロンプトを使用してWindows 11からOneDriveをアンインストールする

上記の手順でOneDriveをリンク解除できない場合、コマンドプロンプトのコマンドを使ってOneDriveをアンインストールすることもできます。以下の手順に従って操作を進めてください。

ステップ 1. 検索バーに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を管理者として実行します。

ステップ 2. コマンドプロンプトで「TASKKILL /f /im OneDrive.exe」と入力し、「Enter」キーを押してOneDriveプロセスを終了します。

ステップ 3. 使用しているWindowsのバージョンに応じて、以下の適切なコマンドをコマンドプロンプトに入力し、「Enter」キーを押してWindows 11からOneDriveを削除します。

🌱32ビットシステムの場合：%systemroot%\System32\OneDriveSetup.exe /uninstall

🌱64ビットシステムの場合： %systemroot%\SysWOW64\OneDriveSetup.exe /uninstall

ステップ 4. 実行が完了したら、コマンドプロンプトウィンドウを閉じてください。

OneDriveの代わりに利用できるより効果的なWindowsファイル保護方法」

上記の4つの方法は、Windows 11からOneDriveを削除するための簡単な方法を提供しています。ただし、Windows設定を変更する際に重要なファイルを失わないように、事前にバックアップすることをお勧めします。Windows PC向けの無料バックアップソフトウェアであるAOMEI Backupper Standardを使用することをお勧めします。

このフリーウェアには、さまざまな便利な機能が備わっており、バックアップニーズをサポートしています。以下はその主要な機能の一部です：

💛 ファイルのバックアップ、パーティションのバックアップ、システムのバックアップ、ディスクのバックアップに対応しています。
💛 OneDrive、Google Drive、Dropboxなどのクラウドストレージ、外付けハードドライブ、NASデバイス、ネットワークドライブへのファイルのバックアップに対応しています。
💛 ディスクのクローン、システムのクローン、コンピューター間でのファイルのスムーズな移行をサポートし、データの損失なしで迅速かつ簡単に処理できます。
💛 AOMEI Cloudを提供し、15日間のトライアル期間中に使用できる1TBの無料クラウドストレージを提供します。

Windows 11でAOMEI Backupperを使用してファイルのバックアップを作成する正確な手順を見てみましょう：

ステップ 1. このツールをダウンロードしてインストールし、起動します。「バックアップ」＞「ファイルバックアップ」を選択します。

ステップ 2. 「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックして、バックアップしたいファイルまたはフォルダを選択します。

ステップ 3. 三角形のアイコンをクリックし、バックアップしたい場所を選択します。その後、「開始」をクリックしてファイルバックアップを実行します。

まとめ

このページでは、Windows 11からOneDriveを削除するための4つの方法を紹介しました。

OneDriveを利用しない場合でも、強力なファイルバックアップツールが必要なユーザーには、AOMEI Backupper Standardをお勧めします。このツールを使用すると、クラウド、USB、NAS、および他のさまざまなストレージデバイスにファイルをバックアップできます。使いやすく、バックアップユーティリティの操作方法を学ぶのに時間をかけたくないユーザーに最適です。興味がある方は、ぜひダウンロードして試してみてください～