Windows 11でBitlocker暗号化を無効にする方法8つ
この記事では、Bitlockerドライブ暗号化とは何か、Windows 11でBitlockerドライブ暗号化を無効にする方法、さらにファイルにパスワードをかける良い方法をご紹介します。ぜひご覧ください。
Windows 11でのBitLockerドライブ暗号化の無効化について
BitLockerドライブ暗号化は、Windows OS上でディスク全体を暗号化することができるセキュリティ機能です。暗号化後、ドライブ上のデータは、BitLockerパスワードまたはBitLocker回復キーによってのみ解除または復号化され、アクセスすることが可能です。
ほとんどのバージョンのWindows PCにこの機能が搭載されていますが、Windows 11では、BitLockerドライブ暗号化はWindows 11 Professional(プロフェッショナル)、Enterprise(エンタープライズ)、およびEducation(教育)エディションでのみ利用可能です。
Windows 11をインストールするために、セキュアブートを有効にすると、BitLockerが自動的に有効になり、許可なしにドライブの暗号化が開始されることに気づくかもしれません。多くのユーザーが「BitLockerドライブ暗号化を無効にできるのか?」「BitLockerドライブ暗号化を解除できるのか?」などといった疑問を持っているでしょう。答えは「イエス」です。
Windows 11でBitLockerドライブ暗号化を無効にする方法
BitLockerが不要になった場合、簡単に無効にすることができます。そうすることで、ドライブ内のデータを削除したり変更したりすることはありません。しかし、BitLockerを無効にする前に、まず暗号化されたドライブのロックを解除する必要があります。次に、Windows 11でBitLocker暗号化を無効にする8つの方法を順番に紹介します。ぜひご一読ください。
方法1. コントロールパネルでBitLockerドライブ暗号化を無効化する
ステップ 1. 「Win」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」で「control」と入力し、「Enter」キーを押して、「コントロールパネル」を開きます。
ステップ 2. 「システムとセキュリティ」→「BitLockerドライブ暗号化」をクリックします。
ステップ 3. 「BitLockerを無効にする」をクリックします。
方法2. サービスでBitLockerドライブ暗号化を無効化する
ステップ 1. 「Win」+「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「services.msc」と入力して「OK」ボタンを押します。
ステップ 2. 「サービス」で、「BitLocker Drive Encryption Service」を探してダブルクリックします。
ステップ 3. 「スタートアップの種類」を「無効」に設定し、「適用」ボタンを押します。
ステップ 4. 変更を有効にするには、コンピュータを再起動します。
方法3. 「PC」でBitLockerドライブ暗号化を無効化する
ステップ 1. ディスクトップで「PC」を開きます。
ステップ 2. BitLockerを無効にしたいドライブを右クリックし、「BitLockerの管理」オプションを選択します。
ステップ 3. 「BitLockerを無効にする」をクリックします。
方法4. システム構成でBitLockerドライブ暗号化を無効化する
ステップ 1. 「Win」+「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「msconfig」と入力し、「Enter」キーを押します。
ステップ 2. 「サービス」タブを選択し、「BitLocker Drive Encryption Service」のチェックを外し、「適用」ボタンをクリックします。
ステップ 3. コンピュータを再起動すると、BitLockerドライブ暗号化は無効になります。
方法5. コマンドプロンプトでBitLockerドライブ暗号化を無効化する
ステップ 1. 検索ボタンをクリックし、「cmd」と入力し、「管理者として実行する」をクリックします。
ステップ 2. BitLockerによって暗号化されたドライブのロックを解除するには、次のコマンドを入力して、「Enter」キーを押します:
manage-bde -unlock Drive-Name: -RecoveryPassword Recovery-Code
ステップ 3. コマンドプロンプトでBitLockerを無効にするには、次のコマンドを入力して、「Enter」キーを押します:
manage-bde -off Drive-Name:
方法6. レジストリエディターでBitLockerドライブ暗号化を無効化する
ステップ 1. 「Win」+「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「regedit」と入力し、「Enter」キーを押して「レジストリエディター」を開きます。
ステップ 2. レジストリエディターで、次のパスに移動します。
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\BitLocker
ステップ 3. 右ペインの空の領域を右クリックして、新しいDWORD(32ビット)値を追加し、PreventDeviceEncryptionと名付けます。
ステップ 4. 「PreventDeviceEncryption」をダブルクリックし、値のデータを「1」に変更し、「OK」ボタンをクリックします。
方法7. PowerShellでBitLockerドライブ暗号化を無効化する
ステップ 1. 検索ボタンをクリックし、「powershell」と入力し、「管理者として実行する」をクリックします。
ステップ 2. 「PowerShell」を使用してBitLockerを無効にするには、次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押して実行します。
Disable-BitLocker -MountPoint Drive_Name:
方法8. グループポリシーエディタでBitLockerドライブ暗号化を無効化する
ステップ 1. 検索ボタンをクリックし、「grou」と入力し、検索結果から「グループポリシーの編集」をクリックします。
ステップ 2. コンピュータの構成→管理用テンプレート→Windowsコンポーネント→BitLockerドライブ暗号化→リムーバブルデータドライブに移動し、「リムーバブルドライブでのBitLockerの使用を制御する」をダブルクリックします。
ステップ 3. 「無効」オプションを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
Windows 11でUSBメモリのファイルをパスワードで保護するためのより良い方法
Windows 11でBitLockerドライブ暗号化を無効にして、ドライブが自動的に暗号化されないようにしたいですが、まだ重要なファイルを暗号化したい場合、安全なバックアップソフトウェア-AOEMI Backupper Professionalを試してみることができます。
このソフトは「バックアップの暗号化」という機能を備えています。この機能を使えば、コンピュータにある重要なファイルを暗号化して、USBメモリなどのストレージデバイスにバックアップすることができます。BitLockerのようにUSBメモリを開くたびにパスワードを入力するのではなく、暗号化されたファイルを復元するときだけパスワードを入力すればいいのです。その上、Windows 11だけでなく、Windows 10/8.1/8/7/Vista/XPにも対応しています。
30日間無料体験版なので、安心してダウンロードしましょう~
これから、AOMEI Backupper Professionalであなたの重要なファイルをパスワードで保護する方法をご紹介します。ぜひ読み続けてください。
ステップ 1. AOMEI Backupper Professionalをインストールし、開きます。そして、「バックアップ」→「ファイルバックアップ」をクリックします。
ステップ 2. 「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックして、バックアップしたいファイルまたはフォルダを選択します。
ステップ 3. 矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックし、バックアップファイルの保存先を選択します。内蔵/外付けHDD/SSD、クラウドドライブ、NAS、共有フォルダなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。ここでは、USBメモリを選択します。
ステップ 4. 下部にある「オプション」をクリックし、「設定」タブの「バックアップの暗号化を有効にする」のスイッチをオンにします。そして、パスワードを入力し、パスワードを確認するため、「パスワードの確認」でパスワードをもう一度入力します。「はい」をクリックして確認します。
- ▶ 他の2つオプション:
- スケジュール:データをよりよく保護するために、毎日/毎週/毎月/USB挿入/イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)の5つのモードから自動バックアップの実行を設定できます。バックアップ先がUSBメモリであるので、USB挿入を設定することをお勧めします。こうすれば、USBをコンピュータに挿入するたびに、バックアップが自動的に作成されます。
- バックアップスキーム:フルバックアップと、変更された部分のみバックアップする増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動削除を設定できます。バックアップ先に空き容量があることを確保したい場合、古いバックアップの自動削除の設定をお勧めします。
ステップ 5. すべての設定を確認し、「開始」をクリックします。
また、AOMEI Backupperはクラウドストレージ-AOMEI Cloudを提供しています。クラウドストレージは実体がなく、物理的な損傷などによるデータ損失を回避できますし、インタネットがあれば、どこでもクラウドからデータを復元できるというメリットがあります。それに、復元するには、AOMEIアカウントにログインする必要があるので、安全性もより高いです。
「クラウドバックアップ」機能を使用して、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。元のファイル/フォルダが紛失・破損した場合、AOMEI Cloudからデータを復元することで、簡単に取り戻すことができます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。
まとめ
この記事では、Windows 11でBitLockerドライブ暗号化を無効にする方法と、USBメモリへバックアップするデータを暗号化する方法を紹介しました。よりよくファイルを暗号化したいなら、安全・安心なバックアップソフト-AOMEI Backupper Professionalをお勧めします。
このソフトを使えば、ファイルをUSBメモリにバックアップするとき、それらのファイルを暗号化することが可能です。USBを開くたびにパスワードを入力する代わりに、暗号化されたファイルを復元するときにだけパスワードを入力する必要があります。また、バージョン制限がないため、Windows 11だけでなく、Windows 10/8.1/8/7/Vista/XPにも対応しています。
さらに、優れたクローンソフトでもあり、Bitlockerによって暗号化されたディスクを簡単にクローンできます。クローンした後、クローンしたディスクから正常に起動できることを確保します。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!