Windows 11でダウンロードフォルダが応答しない時の対処法3つ
この記事では、Windows 11でダウンロードフォルダが応答しない原因と3つの修正方法をご紹介します。また、このエラーによってデータ損失が発生する可能性があるので、次に同じエラーが発生し、データ損失を防止するため、重要なファイルをバックアップする方法もご説明します。
Windows 11でダウンロードフォルダが応答しない原因
ダウンロードフォルダは、ダウンロードされたすべてのファイルの既定の保存場所です。一部のユーザーから、Windows 11でダウンロードフォルダが応答しないとの報告がありました。このフォルダが応答しない場合、ファイルエクスプローラが動作しなくなることがあり、フォルダ内のダウンロードしたファイルにアクセスしたり開いたりできなくなるため、非常に厄介であり、重要なファイルを失う可能性もあります。
では、なぜこのエラーが発生するのでしょうか?その代表的な原因は、次の4つに要約されます。
- ファイルエクスプローラの問題またはエラー
- システムファイルが破損している
- アプリケーションの設定ミス
- ウイルスやマルウェアの存在
ダウンロードフォルダが応答しない問題を修正する方法
原因を理解した後、次に、このエラーを修正する3つの方法を順番に紹介します。詳細については、読み進めてください。
方法1. SFCスキャンを実行する
Windows 11のダウンロードフォルダが応答しない問題を解決する最初の方法は、SFCスキャンを実行することです。SFCスキャンは、Windows上の破損したファイルシステムを修復するための最高のユーティリティツールの1つです。
ステップ 1. 「Win」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
ステップ 2. 「cmd」と入力し、「Enter」キーを押して、「コマンドプロンプト」を開きます。
ステップ 3. 「sfc /scannow」を入力し、「Enter」キーを押してSFCスキャンを実行します。
スキャンプロセスが完了するまでお待ちください。SFCスキャンツールで、破損したファイルシステムを自動的に修復します。
方法2. CHKDSKユーティリティを使用する
Windows 11のダウンロードフォルダが応答しない問題が、破損したファイルシステムに起因するものではない場合、コンピュータ上の不良セクターが原因である可能性があります。この場合、CHKDSKを実行する必要があります。このツールによって、Windows上の不良セクターをスキャンして修復することができます。
ステップ 1. 「Win」+「S」キーを押して、検索メニューを開きます。
ステップ 2. 「cmd」と入力し、「管理者として実行」を選択します。
ステップ 3. 「chkdsk G: /f /r /x」(G:をハードドライブまたはダウンロードフォルダがあるディスクのドライブレターに置き換える)と入力し、「Enter」キーを押してプロセスを開始します。
CHKDSKの実行が終了するのを待ちます。これにより、ダウンロードフォルダに見つかった不良セクターを修復することができます。
方法3. プロパティの設定を変更する
Windows 11のダウンロードフォルダが応答しないことを解決するには、ダウンロードフォルダのプロパティを変更し、フォルダからデータを復元することもできます。
ステップ 1. ダウンロードフォルダを右クリックして、「プロパティ」を選択します。
ステップ 2. 「カスタマイズ」タブに移動し、「このフォルダを次の目的に最適化」メニューから「ドキュメント」を選択します。
ステップ 3. 「このテンプレートをすべてのサブフォルダーに適用する」オプションにチェックを入れ、「適用」をクリックします。
ダウンロードフォルダに戻り、ドキュメントがフォルダ内にあるかどうかを確認します。それが空の場合、「プロパティ」に戻り、「このフォルダを次の目的に最適化」を「全般」または「ピクチャ」「ミュージック」「ビデオ」に変更します。
オススメ:あらかじめファイルをバックアップしておいてデータ紛失を防ぐ
Windows 11でダウンロードフォルダが応答しない場合、フォルダ内のダウンロードしたファイルにアクセスしたり開いたりすることができなくなり、また重要なファイルを失う可能性があります。同様のエラーによるデータ損失を避けるため、定期的にファイルをバックアップすることをお勧めします。そうすれば、フォルダにアクセスできない状況に遭遇しても、以前に作成したファイルのバックアップを使用してファイルを迅速に復元することができます。
バックアップ用フリーソフト-AOMEI Backupper Standardはすべての種類のファイルを簡単にバックアップでき、自分のニーズに応じて自動バックアップの頻度も設定できます。一度設定すると、ソフトはファイルを定期的にバックアップします。バックアップし忘れを防ぎ、バックアップがいつも最新であることを確保します。また、バックアップの効率を向上させ、バックアップ保存先の容量を節約するために、変更された部分のみバックアップする「増分バックアップ」もサポートしています。
これから、AOMEI Backupperでファイル/フォルダをバックアップする方法をご案内します。開始する前に、まず、AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールします。
ステップ 1. AOMEI Backupperを開き、「バックアップ」→「ファイルバックアップ」を選択します。
ステップ 2. そして、「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックして、バックアップするファイルまたはフォルダを選択します。
ステップ 3. 矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックし、バックアップを保存する宛先の場所を選択します。内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、NAS、共有フォルダ、クラウドストレージなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。
ステップ 4. 「スケジュール」をクリックし、ニーズに応じて自動バックアップを設定します。Standard版は、毎日/毎週/毎月の3つのモードをサポートしています。Professional版へアップデートすると、イベントトリガー(サインイン/サインアウト、システム起動/シャットダウン)/USB挿入の2つより柔軟的なモードが利用可能になります。バックアップ先が外付けHDD/SSDやUSBメモリなどのリムーバブルドライブの場合、USB挿入に設定することをお勧めします。
- ✍他の2つオプション:
- オプション:他のバックアップと区別するためにコメントを書き込んだり、バックアップイメージを圧縮したり、バックアップ完了後の電子メール通知を有効にしたりすることができます。
- バックアップスキーム:フル/増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動クリーンアップを設定することができます(差分バックアップとバックアップの自動クリーンアップはProfessional版で利用可能)。
ステップ 5. すべての設定を確認し、「開始」をクリックしてファイルをバックアップします。
それに、AOMEI Backupperはクラウドストレージ-AOMEI Cloudを提供しています。「クラウドバックアップ」機能で、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。このモードでも自動バックアップに対応しています。デフォルトで、増分バックアップに従って自動バックアップを実行します。
クラウドストレージは実体がないので、災害や火事などによるデータ損失を回避できます。また、インタネットがあれば、AOMEIアカウントにログインして、どこでもバックアップを復元できます。復元するにはログインが必要なので、不正アクセスを防ぎます。データの安全性を確保できます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。
まとめ
Windows 11でダウンロードフォルダが応答しない場合、ダウンロードフォルダ内のファイルにアクセスできなくなり、ファイルの損失が発生する可能性があります。この問題に遭遇した場合は、記事で紹介した3つの方法を試して解決することができます。
同じような問題によるデータ損失を避けるために、バックアップフリーソフト-AOMEI Backupper Standardでファイルを定期的にバックアップすることをお勧めします。こうすれば、何か問題が発生しても、事前に作成されたバックアップを使用して、復元を実行することができます。
さらに、ファイルバックアップに加えて、システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップなどの様々なバックアップモードをサポートしていて、あらゆる面でパソコンを保護できます。今すぐダウンロードして、より多くの便利な機能を発見しましょう!