Windows 11のアップデート/ダウンロードが終わらない場合の対策4つ

一部のユーザーは、Windows UpdateでWindows 11へアップデートする時、0%、61%、73%、99%で止まって終わらないことを報告しました。この記事では、この問題を簡単に解決する4つの方法をご紹介します。

Machi

By Machi 最終更新日 2023年12月12日

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Microsoftは現地時間2023年10月31日にWindows 11 2023 Update(23H2)をリリースしました。

今回のアップデートでは、AIチャットボット「Copilot」が追加されたほか、Microsoftが「Moment 4」アップデートで導入したすべての新機能が含まれ、内蔵チャットアプリがMicrosoft Teamsの無料版に置き換わりました。「Copilot」を使ってみるために、多くのユーザーがWindows 11にアップグレートするつもりがあります。

お使いのデバイスでWindows 11の準備ができているかどうかを確認するには、「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」の順にクッリクします。もし今無料でアップグレードできないなら、もうしばらくお待ちください。

エラー:Windows 11へのアップデートが終わらない

Windows UpdateでWindows 11へアップデートする際に、一部のユーザーがWindows 11のダウンロードに失敗するという問題があります。

Windows 11

Windows 11へのアップデートが進まない原因は何ですか?バックグラウンドで更新プログラムがダウンロードされている間に、インターネットの速度が遅かったり、電源が遮断されたりすることが考えられます。また、Conexantオーディオドライバーのような互換性のないドライバが原因で、Windows 11へのアップデートが終わらなくなることもあります。この問題を解決するには?以下を読み進めてください。

Windows 11へのアップデートが0%、61%、99%、100%で終わらない場合の対策

Windows 11へのアップデートが終わらない場合、下記の4つの方法を試してみてください:

方法 1. コンピュータを放置して、アップデートの完了を待つ

前述のように、インターネットの速度や電源の遮断により、Windows 11へのアップデートが進まなくなることがあります。そのため、パソコンを放置して、インストールの完了を待つことができます。

方法 2. Windows Updateのトラブルシューティング ツールを実行する

Windows Updateに問題がある可能性があるので、他の方法に進む前に、Windows Updateのトラブルシューティング ツールを実行してみてください:

手順 1. 「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」→「追加のトラブルシューティング ツール」の順にクリックします。

「追加のトラブルシューティングツール」をクリック

手順 2. 「追加のトラブルシューティング ツール」の画面が表示されます。「Windows Update」をクリックし、「トラブルシューティング ツールの実行」をクリックします。

「トラブルシューティングツールの実行」をクリック

手順 3. トラブルシューティング ツールが問題を検索し、見つかった問題を修正するまで待ちます。その後、PCを再起動して、Windows 11のアップデートを続けます。

方法 3. 「SoftwareDistribution」フォルダを確認してWindows Updateを再起動する

更新が進行しているかどうかわからない場合は、C:Windows\SoftwareDistributionにアクセスして確認することができます。「SoftwareDistribution」フォルダには、アップデートに必要な一時ファイルやデータが格納されています。

このフォルダに入ったら、空白の部分を右クリックして「プロパティ」を選択します。そして、フォルダのサイズをチェックし続けて、新しいファイルが追加されていないかどうかを確認してください。

「softwaredistribution」フォルダ

サイズが変わらない場合は、以下の手順でWindows 11のアップデートを再起動してください。

手順 1. Windows Updateとバックグラウンドインテリジェント転送サービス(BITS)をオフにします。

① スタートメニューの検索を開き、「cmd」と入力し、検索結果で「コマンド プロンプト」を右クリックして、「管理者として実行」をクリックします。

② 「net stop wuauserv」、「net stop bits」の順にコマンドを入力します。

コマンドを入力

③ 「コマンド プロンプト」を閉じます。

手順 2. 「SoftwareDistribution」フォルダ内のアップデートファイルを削除します。

① C:\Windows\SoftwareDistributionにアクセスし、そこにあるすべてのファイルとフォルダを選択します。

② 右クリックして「削除」を選択します。削除できない場合は、コンピュータを再起動してから再度実行してください。

手順 3. BITSを再起動します。

① 「コマンド プロンプト」を「管理者として実行」で起動します。

② 「net start wuauserv」、「net start bits」の順にコマンドを入力します。

③ 「コマンド プロンプト」を閉じます。

Windows 11へのアップデートを再度実行し、アップデートが終わらない問題が解決するかどうかを確認します。

方法 4. デバイスマネージャーでConexantオーディオドライバーをアンインストールする

一部のユーザーは、conexantオーディオドライバーをアンインストールした後、Windows 11のアップデートが進まない問題が解決したと報告しています。その方法を見てみましょう:

手順 1. ドライバの自動インストールを無効にします。

① スタートメニューの検索を開き、「control」と入力し、検索結果で「コントロール パネル」を選択します。「システムとセキュリティ」→「システム」の順にクリックします。次の画面で、「システムの詳細設定」を選択します。

「システムの詳細設定」を選択

② 「ハードウェア」タブで「デバイスのインストール設定」をクリックします。

「デバイスのインストール設定」をクリック

③ 「いいえ(デバイスが適切に機能しない可能性があります)」を選択し、「変更の保存」をクリックします。

「いいえ(デバイスが適切に機能しない可能性があります)」を選択

手順 2. デバイスマネージャーでConexantオーディオドライバーをアンインストールします。

① スタートメニューを右クリックし、「デバイス マネージャー」を選択します。

「デバイスマネージャー」を選択

② 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」でオーディオドライバーを探して、右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。

「デバイスのアンインストール」を選択

③ ポップアップウィンドウで、「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除します」にチェックを入れ、「アンインストール」をクリックします。

「アンインストール」をクリック

手順 3. コンピュータを再起動します。「デバイス マネージャー」で、デバイスドライバーが再インストールされていないことを確認します。その後、Windows 11のアップデートを再度実行して、アップデートが終わらない問題が解決するかどうかを確認します。

手順 4. アップデート終了後、アンインストールするドライバーをインストールします。

ヒント:Windows 11にアップグレードする前にコンピュータをバックアップする

Windows 10からWindows 11へのアップグレードが成功すれば素晴らしいです。しかし、一部のユーザーは、Windows 11にアップデートした後、一部のファイルが消えたと気付きました。また、最新のWindows 11 バージョン 23H2にアップデートした多くのユーザーがPCのパフォーマンスが大幅に低下したと報告されています。

この場合に備えて、Windows 11にアップグレードする前に、AOMEI Backupper Standardでコンピュータをバックアップすることをお勧めします。AOMEI Backupper Standardは、ファイル、パーティション、システム、ディスクバックアップの4つのバックアップモードをサポートしていて、必要に応じていずれかを選択することができます。

Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。
自動バックアップをサポートしています。
変更された部分のみバックアップする増分バックアップ、バックアップイメージの圧縮、使用されているセクターのみバックアップするインテリジェントバックアップなど多くの省容量機能を備えています。
内蔵/外付けハードディスク、共有フォルダ、NAS、USBドライブ、クラウドドライブなど様々なストレージデバイスに対応しています。
無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

深刻な問題が発生したときに、Windows 11をWindows 10に戻すことができるように、システムイメージを作成する必要があります。AB Standardで、「バックアップ」→「システムバックアップ」を選択して、システムイメージを作成します。

「システムバックアップ」を選択

Windows 11アップデートを実行する前に重要なファイルをバックアップしたい場合、「バックアップ」→「ファイルバックアップ」を選択してください。

「ファイルバックアップ」を選択

また、AOMEI Backupperはクラウドストレージ-AOMEI Cloudを提供しています。クラウドストレージは実体がなく、物理的な損傷などによるデータ損失を回避できますし、インタネットがあれば、どこでもクラウドからデータを復元できるというメリットがあります。

「バックアップ」→「クラウドバックアップ」を選択して、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップします。元のファイル/フォルダが紛失・破損した場合、AOMEI Cloudから作成されたバックアップを復元することで、簡単に取り戻すことができます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。

クラウドバックアップ

まとめ

Windows 11へのアップデートが0%、61%、99%、100%で進まない場合は、この記事で提供されている4つの修正方法を試すことができます。また、アップデートする前に、AOMEI Backupperを使用してコンピュータのバックアップを作成し、Windows 11にアップデートした後、ファイルが消えるエラーを簡単に解決できます。

AOMEI Backupperはバックアップだけでなく、同期、復元、クローンなどの強力な機能も備えています。ダウンロードして、データのセキュリティを楽に保護しましょう。

Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。