Windows 7でシステムイメージを作成し完全バックアップを取る方法

Windows 7に標準搭載されているバックアップ機能とサードパーティ製バックアップフリーソフトを利用してシステムイメージを作成することができます。

ゆき

By ゆき 最終更新日 2022年01月18日

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Windows 7を(再)インストールする場合やパソコンを(再)セットアップする場合、システムイメージから復元すると、環境も含めてOS全体が復元されるため、時間も手間もたくさん省けます。また、システムクラッシュ、データ紛失など想定外の事態に備えて、Windows 7でシステムイメージを作成することを非常にお勧めします。

システムイメージについて

システムイメージとは、実行した時点のWindowsの状態(設定も含む)を丸ごとデータ化(ドライブ全体の正確なコピー)したファイルのことです。システムイメージを作成することで、パソコン全体の完全バックアップを取ることができます。

環境に問題がある時点でシステムイメージを作成した場合、その問題も含めてシステムイメージが作成されます。だから、システムイメージを作成する場合は、正常な環境で作成した方がいいと思います。

前もって作成したWindows 7システムイメージから、PCを以前の状態に簡単且つ素早く戻すことができます。

Windows 7でシステムイメージを作成する方法

この記事では、Windows 7に内蔵されている標準バックアップ機能とサードパーティ製バックアップソフトウェア、2つのバックアップツールを利用してシステムイメージをバックアップする方法をひとつずつ解説するつもりです。

◎バックアップ機能でシステムイメージを作成する

Windows 7で「システムイメージの作成」機能を通してシステムイメージを作成し完全バックアップを取るには、以下の操作手順を行ってください。

1. スタートボタンをクリック、検索ボックスに「バックアップと復元」と直接入力、「バックアップと復元」を開く。

バックアップと復元

※NOTE:或いは「スタート」→「コントロールパネル」の順にクリック、「コントロールパネル」が表示されたら、「表示方法」が「カテゴリ」になっていることを確認、「バックアップの作成」(表示方法がアイコンの場合は「バックアップと復元」)をクリックする。

バックアップの作成

2. 「バックアップと復元」が表示されると、画面左側の「システムイメージの作成」をクリックする。

システムイメージの作成

3. しばらく待ってから、「バックアップをどこに保存しますか?」という画面が表示され、任意の保存先をクリック、「次へ」をクリックする。

バックアップ先

※NOTE:外付けドライブ、複数のDVDまたはネットワークの場所にシステムイメージを保存することができるが、ここでは例として、「ハードディスク上」を選択する。

4. 次はバックアップに含めたいドライブを選択する。通常に、システムドライブ(C:)はフォルトでチェックされる。

ドライブを選択

5. 「バックアップの設定を確認します」という画面が表示されると、「バックアップの開始」をクリックする。

バックアップ開始

6. 「バックアップを保存しています…」というメッセージが表示されるので、しばらく待っていて、「システム修復ディスクを作成しますか?」というメッセージが表示されると、作成しない場合は、「いいえ」をクリックする。「バックアップは正常に完了しました。」と表示されたら、「閉じる」をクリックする。

システム修復ディスクを作成

以上で操作完了です。

Windows 7の標準機能でシステムイメージを作成するのはいくつかの制限があります。例えば、NTFSファイルシステムのみをバックアップできます。また、バックアップできるドライブのサイズは、2TBまでです。2TB以上のドライブをバックアップするには、複数のドライブに分ける必要があります。

◎AOMEI Backupperでシステムイメージをバックアップする

この場合、サードパーティ製のバックアップソフトウェアを使用することを強く推奨します。AOMEI Backupper Standardは、信頼できる無料バックアップソフト、システム/ディスク/パーティション/ファイルのバックアップイメージを作成できます。Professional版にアップグレードしたら、増分や差分バックアップもサポートするし、イメージファイルを暗号化したり、分割したり、圧縮したりすることもできます。

1. このフリーソフトをダウンロード、インストール、起動する。「バックアップ」→「システムバックアップ」をクリックする。

無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP

システムバックアップ

2. このプログラムはCドライブ及びシステムドライブに関する全てのパーティション(システムで予約済みのパーティションなど)を自動的に選択するので、バックアップ先だけを選択する必要がある。

バックアップ先の選択

※NOTE:「オプション」をクリックすると、現在のバックアップタスクについて、コメントの追加、システムイメージの暗号化/圧縮/分割、電子メールの通知などを設定できる。「スケジュール」をクリックすると、フル/差分/増分バックアップを定期的に自動バックアップすることを選べる。しかし、これらの多くの機能は有料なので、AOMEI Backupper Professionalにアップグレードする必要がある。

スケジュール

3. 最後は「開始」をクリック、システムイメージの作成が完了してから「完了」をクリックする。

開始

以上で操作完了です。

もちろん、将来パソコンに問題が発生した場合、同じソフトの「復元」機能を利用してこのシステムイメージからパソコンを作成時の状態に復元することができます。

まとめ

システムイメージを作成しておくことは大切なことです。Windows 7に内蔵されている「バックアップと復元」機能とAOMEI Backupperフリーソフト両方はシステムイメージの作成に役立ちます。加えて、AOMEI Backupperはバックアップ機能だけでなく、システム/ディスク/パーティションの復元、クローン機能、起動可能なメディアの作成など機能も提供します。

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ゆき
ゆき · この記事を書いた人
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。