ネットワークドライブの割り当て方法(Windows 7&Windows 8対応)
Windows 7またはWindows 8でネットワークドライブを割り当てる方法は何ですか?これはユーザーからよく聞かれる質問です。実は、ネットワークドライブの割り当て方法は複雑ではありません。この記事では、その具体的な手順を解説します。
Windows 7またはWindows 8でネットワークドライブを割り当てる方法は何ですか?これはユーザーからよく聞かれる質問です。実は、ネットワークドライブの割り当て方法は全然複雑ではありません。この記事では、その具体的な手順を解説します。
ネットワークドライブの割り当てとは
ネットワークドライブとは、Windowsにおいて、LANなどのネットワークを通じて接続された他のコンピュータのディスクドライブのことです。
ネットワークドライブを割り当てることで、他のマシンの記憶装置をコンピュータリソースとして使用できるようになります。これによって、ファイルやフォルダが共有できます。
つまり、ネットワークドライブを割り当てたら、ネットワークで接続された別のコンピュータにある共有フォルダ、及びドライブなどを、自分のコンピュータドライブ(または通常のディスク)と同じように扱うことができます。
補足:ネットワークドライブを割り当てる時、ドライブ文字(ドライブ名)にはアルファベット1文字が割り当て可能なのでA〜Zが使えるようになっています。
Windows 7でネットワークドライブを割り当てる方法
上述のとおり、ネットワークドライブを割り当てることで、毎回ネットワークドライブを探したり、ネットワークアドレスを入力したりする必要がなくコンピューターまたはエクスプローラーからそのネットワーク ドライブにアクセスできるようになります。
Windows 7に搭載されている機能でネットワークドライブの割り当てができるし、その手順もかなり簡単です。次は、一緒に見てみましょう。
1. 「スタート」ボタンをクリックして、「コンピューター」をクリックします。
2. メニューバーから「ネットワークドライブの割り当て」を選択します。
3. 「ネットワークドライブの割り当て」画面が表示されるので、「ドライブ」ボックスの一覧から好きなドライブ文字を選択し、クリックします。
4. 「フォルダー」ボックスにフォルダーまたはコンピューターのパスを入力するか、「参照」をクリックしてフォルダーまたはコンピューターを見つけます。
※もし、ターゲットデバイスは暗号化されているなら、共有フォルダーを開く際にそのユーザー名とパスワードを正しく入力する必要があります。
※コンピューターにログオンするたびに対象ドライブを自動で接続したい場合、「ログオン時に再接続する」チェックボックスをオンにしてください。さもないと、コンピューターからログアウトするたびに割り当てられたネットワークドライブが切断状態になってしまいます。
5. ドライブとフォルダーが選択されたことを確認して、問題なければ「完了」をクリックします。
そして、もう一度コンピューターにアクセスする時、ドライブ文字を持っている新しいドライブがエクスプローラーに表示されることに気づきます。いつでも、マップしたネットワークドライブにアクセスしてその上のデータを使用することができます。
補足:
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ネットワークドライブの割り当てができない場合、入力したフォルダーのパスとか、共有フォルダーにアクセスするためのユーザー名やパスワードとかが正しいか、フォルダーがすでに他のリモートコンピューターに接続されるか、ネットワーク接続の問題があるか確認してから再試行してください。
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ネットワークドライブを切断するために、割り当てたネットワークドライブを右クリックして表示されるメニューから「切断」オプションを選択すればいいです。かなり簡単でしょう。
※または、左パネルの「ネットワーク」を右クリック→「ネットワークドライブの切断」を選択することもできます。
Windows 8でネットワークドライブを割り当てる方法
Windows 7と比べて、Windows 8の外観は大きく変わりましたが、基本的な操作はほぼ同じです。Windows 8では、まずタスクバーに表示されているエクスプローラーのアイコンをクリックして、エクスプローラーを起動します。次は、コンピューターの画面上部にある「ネットワークドライブの割り当て」をクリックして割り当てを始めます。具体的な手順はWindows 7での手順とほとんど同じです。
ネットワークドライブを活用する方法
では、割り当てられたネットワークドライブの役割は何ですか?確かに、多くのユーザーにとってファイルを共有するのはネットワークドライブの割り当てを行う主な目的です。しかし、マップされたネットワークドライブのもう一つの実用的な使用方法はデータバックアップ用です。バックアップといえばAOMEI Backupper Standardは非常にオススメです。次はバックアップオプションのスクリーンショットです。
このAOMEI Backupperソフトを使うと、割り当てたネットワークドライブをバックアップ先として指定してデータのバックアップをシンプルに取ることができます。また、コンピューターが起動できなくなる時、データを失うことを防ぐために、日頃からデータを他のコンピューターまたはNASにバックアップ、保存することもできます。
まとめ
Windows 7でも、Windows 8でもネットワークドライブを割り当てる方法はとても簡単です。ネットワークドライブの割り当てで同じLAN内の別コンピューター上のファイルを共有できます。大きな面倒を回避できるかもしれません。
中小企業である場合、や複数のコンピューターを同時に持っている場合、ネットワークドライブの割り当てはファイル共有のオススメ方法です。
マップしたネットワークドライブをローカルディスクとして使用できるし、その上にデータをバックアップできます。ネットワークドライブの割り当ては多くのメリットを備えるので、試みてみませんか?