リアルタイム同期とは?
「リアルタイム同期」機能は、同期の必要があるソースディレクトリを自動的にリアルタイム監視して、ソースディレクトリ内のファイルまたはフォルダに如何なる変更・更新が発生すると、新しいデータをすぐにソースディレクトリからターゲットディレクトリへ同期します。
AOMEI Backupperでリアルタイム同期を取る方法
次は、AOMEI Backupperを使用して、リアルタイム同期タスクを作成/設定する手順・方法について詳しく紹介します。
1. 左側の「同期」タブをクリックして「リアルタイム同期」を選択します。
2. 他の同期タスクと区別するために「リアルタイム同期」というタスク名を変更できます。「フォルダを追加」をクリックして同期したいフォルダを選択します。「プラス」アイコンをクリックして、複数のフォルダを追加できます。
♦「ファイル包含マスク」では、同期したいファイルの種類(例えば、.doc、.xls、.pptなど)を指定できます。指定した拡張子を持つファイルだけをターゲットパスに同期します。ワイルドカード文字がサポートされます。複数の拡張子を指定する場合はセミコロンで区切ります(例えば、*.doc;*.xls;*.ppt )。例えば、選択したソースフォルダ内の.docファイルだけを同期したい場合は、このマスク欄には「*.doc」と入力するだけでOKです。
♦「ファイル除外マスク」では、同期したくないファイルの種類(例えば、.temp、.tmp、.bakなど)を指定できます。指定した拡張子を持つファイルをターゲットパスに同期しません。ワイルドカード文字がサポートされます。複数の拡張子を指定する場合はセミコロンで区切ります(例えば、*.temp;*.tmp;*.bak;*~*)。例えば、選択したソースフォルダ内の.tempファイルだけを同期の対象から除外したい場合は、このマスク欄には「*.temp」と入力するだけでOKです。
♦「フォルダ除外マスク」では、同期したくないフォルダの名前を指定できます。指定した名前を付けたフォルダをターゲットパスに同期しません。ワイルドカード文字がサポートされます。複数の名前を指定する場合はセミコロンで区切ります(例えば、*temp;temp*)。例えば、選択したソースフォルダ内のAフォルダだけを同期の対象から除外したい場合は、このマスク欄には「*A」と入力するだけでOKです。
♦必要に応じて、画面下部にある3つのチェックボックスにチェックを入れることもできます。フィルタ設定が完了したら、「はい」をクリックします。
3. ターゲットパス(同期先)を選択したあと、「開始」をクリックしてリアルタイム同期を実行します。
►同期中に、左下のアイコンをクリックして、同期完了後にPCをシャットダウン/再起動/ハイバネーション/スリープに設定することもできます。
►同期中に、下線付きのテキストをクリックして同期の進捗状況を確認することもできます。
4. リアルタイム同期が完了したあと、「完了」をクリックしてください。結果として、ターゲットディレクトリから同期したデータを直接ビューできます。
ソースディレクトリにファイルを追加、変更または削除すると、それらのファイルをすぐにターゲットディレクトリへ同期します。
より多くリアルタイム同期設定
リアルタイム同期を新規作成する時に左下の「オプション」をクリックして、同期タスクをより詳細に設定することができます。
「オプション」をクリックしたあと、「設定」タブと「詳細」タブが表示されます。
►コメント:別の同期タスクから区別するために、この同期タスクに関するメモを入力することができます。
►同期中にターゲットディレクトリのファイルの整合性を確認します:ソースディレクトリにあるファイルはターゲットディレクトリに存在しない場合(例えば、ターゲットディレクトリ内のファイルを手動で削除した場合)は、ファイルの整合性を確認するためにそのファイルはターゲットディレクトリに同期されます。このチェックボックスにチェックを入れると、同期時間も長くなります。
►詳細:リアルタイム同期タスクと同じ名前のフォルダをターゲットディレクトリに作成したい場合、リアルタイム同期を実行する前に「ターゲット場所にタスクと同じ名前のフォルダを自動に作成します」にチェックを入れる必要があります。同期が完了した後、そのチェックを入れるなら、そのフォルダはターゲットパスに作成されません。このオプションはデフォルトで選択されません。